忙しい朝、忙しい昼は、やっぱりインスタントコーヒーですよね。
お湯を注ぐだけで、手軽にコーヒーを飲めるのですから。
最近では、インスタントコーヒーも色々な種類があって、値段も手ごろですし味も美味しものがたくさんありますよね。
そのままでも美味しいインスタントコーヒーですが、ちょっと手を加えるだけでより一層美味しいインスタントコーヒーが出来上がります。
インスタントコーヒーとは
1771年にイギリスで、発明されました。
コーヒーノキに真っ白な花が咲き、その真っ白な花から真っ赤に熟したコーヒーの実ができます。
その種子がコーヒー豆と呼ばれるものです。
雑談ですが、コーヒーの花の開花期間て何日ぐらいと思いますか? その期間は、たったの2日だけなんです。
日本人で咲いている姿を見た人は、数えれる程度だといいます。
現地の人でも見逃す事があるそうです。
その2日間だけは、農園が雪景色のように真っ白になるそうです。
一度見てみたいですね。
観葉植物で『コーヒーノキ』が売っているのをたまに見かけますが、コーヒーの花を咲かせるには、それなりの太陽の光、温度が必要とされています。
そのため観葉植物では、花は咲かないと言われています。
ちなみにコーヒー花の花言葉は、一緒に休みましょうです。
「コーヒーを飲んで一緒にリラックスしましょう」という由来なのだとか。
コーヒー豆を焙煎して、抽出したコーヒー液を乾燥させて粉末にしたものがインスタントコーヒーです。
インスタントコーヒーには、「スプレードライ法」と「フリーズドライ法」があります。
スプレードライ法
噴霧乾燥法とも言います。
高温のコーヒー液を乾燥した筒の中に入れて、素早くコーヒー液を噴霧して乾燥させる方法。
コーヒー粉は微粉状になるため、冷たい水にも溶けやすくなります。
フリーズドライ法
コーヒー液をマイナス40℃以下で凍らせたあとに、細かく砕きます。
それを、真空状態で乾燥させて水分を蒸発させる方法。
熱をかけなくてすむため、風味、香りが失われにくいですが、手間がかかるためスプレードライ法のコーヒー粉より、値段が高くなります。
インスタントコーヒーの淹れ方
普通は、カップにインスタントコーヒーを入れてお湯を注いで出来上がり、っていうのが一般的だと思います。
これでも美味しく飲めますが、ひと手間加えるだけで、もっと美味しく飲めるやり方があります。
それは、最初にカップにコーヒーを入れて、それに少量の水を加えてグルグルかき回します。(コーヒーのダマなくなるまで)なくなったら、お湯を注いで完成です。
これだけで、味も香りもぜんぜん違います。
最初に水でかき混ぜることによって、デンプンの固まるのを防ぐからだそうです。
- カップをあらかじめ温めておく
- スプーン1杯(2g程度)のお好きなインスタントコーヒーをカップに入れる
- スプーン1杯のお水を入れる
- ダマがなくなるまでかき混ぜる
- お湯(140cc)を注いでグルグルかき混ぜて完成
あとはお好みで砂糖、ミルクを入れて下さい。
もうひと手間加えて、出来上がったコーヒーを電子レンジで30秒温めると、苦味を抑えたまろやかなコーヒーが出来上がります。
飲みやすく、まろやかなコーヒーになりますので、ぜひお試しください。
あと、コーヒー粉をフライパンで色が変わるぐらいまで軽く乾煎りします。
そのコーヒー粉で淹れると、香ばしくいい香りのコーヒーになります。
コーヒー粉は、焦げやすいので注意してください。
インスタントコーヒーでカフェオレを作る
- カップに牛乳3:水1の割合で入れる。牛乳150ml、水50mlがおすすめの割合です。よくかき混ぜてください。
- インスタントコーヒーをスプーンに3杯と砂糖を2杯(お好みですが甘くしたいなら3杯に)1.でかき混ぜた上に置きます。かき混ぜないで、そっと置くのがポイントです。
- それを電子レンジ(600W)で2分加熱してください。(インスタントコーヒーを香ばしくするため)
- レンジから取り出したコーヒーをよくかき混ぜれば完成です。
フライパンで乾煎りしたコーヒー粉を使うのもいいです。
その時は、3.の作業は必要ないです。
香ばしい口当たりの良いまろやかなカフェインに仕上がります。
少し面倒ですが、やってみる価値はあると思います。一度試してみて下さい。
インスタントコーヒーは味が薄い、美味しくない、香りがしないと色々言われてますが、ちょっと手を加えるだけで、ドリップコーヒーにも負けないぐらい美味しくなります。
手軽なインスタントコーヒーでよきコーヒーライフを楽しんでください。
おしまい
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