こんにちは、りんさくです。
みなさんは、その日の気分で飲み物を変えたりしますか?
今日は優雅に紅茶を飲もうかな。とか、今日は甘いのが飲みたいからココアにしようかな。とか、それとも私はコーヒーしか飲まない。とか人それぞれだと思います。
飲みたいときに好きなものを飲むのが、1番美味しく飲める方法だと思います。しかし美味しいからと言って、飲み過ぎは身体を壊す可能性も無きにしも非ずです。
コーヒー、紅茶、ココアの影響と効果
3つに共通して含まれているものは、「カフェイン」、「ポリフェノール」です。それぞれ含まれている量が違います。
例えば、「カフェイン」で見てみると、(それぞれ100mlに含まれるカフェインの量は)
- コーヒー100ml:60㎎
- 紅茶100ml:30㎎
- ココア100ml:6㎎
全然違いますね。当然身体への影響も変わってきます。それぞれの効果、効能を見ていきたいと思います。
コーヒー
カフェイン効果
- 覚醒作用…頭をスッキリさせて集中力を高める効果。
- 利尿作用…体に溜まった老廃物を排出させる効果。
- 脂肪燃焼作用…有酸素運動をする前に飲むとダイエット効果が高まります。
- 鎮痛作用…血管を収縮させる効果があるため、頭が痛いときなどは効果的です。
- リラックス効果…コーヒーの香りは、人間の脳からα波を出させる効果があります。
など
コーヒー100mlで約60㎎のカフェインが含まれています。
カフェインを取りすぎると頭痛、吐き気、不眠を引き起こす可能性があります。過剰摂取には、十分に注意してください。
ポリフェノール効果
- ダイエット効果…脂肪を燃焼させる効果があります。アメリカンコーヒーが1番燃焼率が高いです。
- 美肌、美容効果…活性酸素を抑える効果があります。シミ、ソバカス、シワの予防に効果的です。
コーヒーには、カフェイン以上にポリフェノール(クロロゲン酸)が含まれています。
コーヒー100gで約200㎎のポリフェノールが含まれています。
コーヒーは1日3~4杯飲むのがベストです。
紅茶
カフェイン効果
コーヒー同様紅茶にもカフェインが含まれています。コーヒーの約1/2程度含まれています。
効果は、コーヒーと同じです。
紅茶は、アミノ酸の一種で「テアニン」という成分がリラックス効果を作り出します。
ポリフェノール
紅茶と言えば、ポリフェノールですね。紅茶に含まれるポリフェノールには、様々な効果があります。
紅茶のポリフェノールは、「テアフラビン」と「テアルビジン」という2つが含まれています。
- 活性酸素を抑える…シミやシワなどを抑える作用があります。生活習慣病予防にも効果があります。
- 抗菌化作用…高血圧、脳卒中、心臓病、風邪予防などに役立つ効果があります。
- アレルギー予防…花粉症、気管支喘息などの症状をやわらげ予防する効果があります。
紅茶100gで約96㎎のポリフェノールが含まれています。
あと、歯磨き粉の主成分である「フッ素」が紅茶にも含まれているので、虫歯予防ができます。
日本の水は軟水なので、紅茶を入れると渋みや香りがやわぎます。
最近では、紅茶風呂が流行っています。美容効果が最適だと注目を集めています。
紅茶は1日3杯がベストです。
ココア
ココアの主成分はカカオポリフェノールです。あとは、デオプロミンなどココアにはたくさんの栄養価の高い成分が含まれています。
ココアにもカフェインが含まれていますが、100mlに6㎎とコーヒーや紅茶に比べると極めて少ないです。身体への影響はほとんどありません。
カカオポリフェノール
- 血圧低下…血管を広げる作用があります。
- 美肌効果…抗酸化作用で、活性酸素を抑えてシミ、ソバカス、シワから肌を守る効果があります。
- アレルギー予防…花粉症、気管支喘息などのアレルギー症状を予防する効果があります。
- 脳の栄養素と言われるカカオポリフェノールは、認知症を予防する効果があります。
チョコレートにもカカオポリフェノールがたくさん含まれています。
水に溶けやすいため、短時間で効果が出るのですが、持続はしません。少しづつこまめに摂取することをおすすめします。
テオプロミン
コーヒーや紅茶には含まれていない有機化合物の一種です。カカオなどに含まれています。
人間には害になりませんが、犬や猫や鳥などは中毒症状を引き起こす可能性があります。チョコレートは食べさせないようにしましょう。
人間への効果は、血管を拡張させて血流量を上げる働きがあるため、体温が上がって冷え性改善効果があります。それと、リラックス効果、利尿作用があります。
ココアは1日2~3杯がベストです。
まとめ
コーヒー、紅茶、ココアどれがいい?と言われても、答えはどれもいいです。
それぞれに独特の素晴らしい効果を持ってます。自分が好きなものを飲むのが一番のリラックスかもしれませんね。
ただ、飲み過ぎには注意してください。
おしまい
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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