こんにちは、りんさく(@sakurarin72)です。
「チャクラ」という言葉を、耳にしたことはあるでしょうか?
ヨガや東洋医学に関心のある方は、ご存知かと思います。
人間の体には、エネルギーの出入りするポイントが7つあるそうです。
この7つのポイントを「チャクラ」と呼んでいます。
東洋医学では、チャクラを「気の通り道」と考え、肉体的エネルギーと精神的エネルギーが統合する場所とされているのです。
そして、この7つのチャクラを持っているのは人間だけでなく、「犬や猫にも存在するのではないか」と考えられています。
今回は「猫にもチャクラはあるの?」というお話です。
チャクラとは
「チャクラ」は、古代インドが発祥です。
インド国旗の中心にも「アショーカ・チャクラ」と呼ばれるシンボルが描かれていますね。
チャクラは、インドのサンスクリット語で「円」「回る」「車輪」「轆轤(ろくろ)」を意味する言葉です。
これをもとに「人間のエネルギーはチャクラを起点とし、車輪のように絶えずグルグルと回り、活力を生み出している」と解かれるようになりました。
つまり、「目で見たり、手で触ったりできるようなものではなく、肉体と精神を繋ぐ場所、気が出入りをしている場所」がチャクラなのです。
その「チャクラ」と呼ばれるエネルギーポイントが、人体には7つあると言われています。
脊髄の基底(第1チャクラ)から頭頂(第7チャクラ)まで、背骨のラインに沿って一直線に並んでいるのです。
この7つの場所は、ホルモンを作って分泌する場所(内分泌細胞)に対応していると考えられています。
そのため、チャクラが正しく回転しバランスがよければ、精神と肉体が健康でいられると言われているのです。
また、それぞれを象徴するチャクラには、蓮(はす)の花のマークがつけられていたり、虹の色に対応した色がつけられています。
それによって、場所や働きが様々なのです。
第1チャクラ(ムーラダーラ・チャクラ)
位置:会陰部、肛門と性器の中間
色:赤
すべての土台となるチャクラで、安定感、安心感、物理的所有、生命力など、生命に関するチャクラです。
第2チャクラ(スワーディシュターナ・チャクラ)
位置:おへそから10センチほど下、丹田
色:橙
感情、欲望、創造性、快楽などを司り、他者との関わりに関係するチャクラです。
第3チャクラ(マニプーラ・チャクラ)
位置:おへそのやや上、みぞおちのやや下辺り
色:黄
人格形成の中心となるチャクラで、自己価値、意志、自尊心、自信、自己制御などを司るチャクラです。
第4チャクラ(アナータハ・チャクラ)
位置:心臓、胸の中央
色:緑
愛、共感、受容、感情、思いやりなど、心に関係するチャクラです。
第5チャクラ(ヴィシュッダ・チャクラ)
位置:喉仏の辺り
色:青、水色
コミュニケーション、表現性、創造性などを司るチャクラです。
第6チャクラ(アージュニャ・チャクラ)
位置:眉間
色:藍色
直感力、洞察力、思考力、観察力などを司るチャクラです。
第7チャクラ(サハスラーラ)
位置:頭頂部
色:紫
宇宙的な意識を司り、神秘的な領域にアクセスするためのチャクラです。
このチャクラと呼ばれる7つエネルギーポイントが、猫にも存在すると言われているのです。
猫のチャクラとは
動物も人間と同じように、大地に足をつけ自然界にある様々なものからエネルギーを得て生きています。
そのため、動物にもチャクラは存在すると考えられているのです。
特に、昔から人間と共に生きてきた犬や猫は、人間に似たチャクラを持っていると言われています。
猫の第1チャクラ
尻尾の付け根の辺りにあり、グラウンディング力を養うチャクラです。
グラウンディングとは、精神的エネルギーと身体的エネルギーのバランスが取れている事をいい、健康で生きていくためには、とても重要なものです。
また、猫はこのチャクラが感情と繋がっていると言われています。
そのため、感情や体に変化があった時は、しっぽに表れるのです。
尻尾の付け根を優しく触ってあげると、第1チャクラが整い喜んでくれます。
猫の第2チャクラ
背骨の中央よりやや後方(お尻付近)にあり、背柱を流れているため、頭頂部のチャクラ(第7チャクラ)と繋がっています。
生命力に関与し、精神的エネルギーに大きな影響を与えるチャクラです。
猫が、尻尾の付け根やお尻をポンポンされると喜ぶのは、生命に関与したチャクラが、その付近にあるからなのかもしれませんね。
猫の第3チャクラ
背骨の中央付近にあり、感情を制御するチャクラです。
また、消化器系にも関与をしているため、健康面への影響も大きいと言われています。
一説によると、第3チャクラを整えるには日光浴がいいそうです。
猫といえば…
「日向ぼっこ!」
猫は日向ぼっこをして、第3チャクラを整えているのかもしれませんね。
猫の第4チャクラ
胸の中央部付近にあり、心臓や循環器系に関与しているチャクラです。
また、心臓に近いと言うこともあり、愛情や思いやり、信頼などに大きな影響を与えます。
そのため、別名「ハートチャクラ」とも呼ばれています。
過去に虐待されたり、怖い経験や悲しい経験をした猫は、第4チャクラは閉じていると言われています。
閉じていると、心臓や循環器系に異常をきたしやくなるそうです。
これを開けるには、「感謝の気持ち」「誰かを愛すること」「信頼すること」が必要だと言われています。
たくさんの愛を与えて、第4チャクラを整えてあげると、猫はそれ以上の愛を返してくれます。
ちなみに、犬は第4チャクラ(ハートチャクラ)が1番発達しているそうです。
猫の第5チャクラ
喉、もしくは首の後ろにあるために、気管支や甲状腺に影響をもたらすチャクラです。
猫は言葉を発しないために、喉にある第5チャクラが弱いと言われています。
また、第5チャクラは魂に関与するチャクラです。
そのため、喉、あごの下、首の後ろなどを撫でてあげると、心と体のマイナスエネルギーが和らいでいきます。
「病は気から」
喉、あごの下、首などを撫でて、愛猫の身体からマイナスエネルギーを減らしてあげて下さいね。
猫の第6チャクラ
眉間にあり、別名「第3の目」と呼ばれているチャクラです。
洞察力や直感力などの第6感に関与していて、猫と人間の第6チャクラが整っていれば、意思の疎通、お互いの想いが伝わると言われています。
登る朝日や沈む夕日を全身に浴びることで、第6チャクラは整うそうです。
猫の洞察力や直感力が良いのは、のんびりと日光を浴びているせいかもしれませんね。
猫の第7チャクラ
頭頂部にあるチャクラで、宇宙的な意識や霊性と深く関与しています。
つまり、超人的な能力を持つ不思議な性質、普通では考えられないスピリチュアル的な力にアクセスをするための入り口なのです。
第1~第6までのチャクラが整っていないと、第7チャクラは開きません。
猫は、神秘的な第7チャクラが1番強いと言われています。
古代エジプトで猫が神として崇められていたのは、この神秘的な第7チャクラが強かったからなのかもしれませんね。
キーチャクラ
前足と両肩周辺にあり、すべてのチャクラに連結をしていると言われています。
このチャクラは、人間との絆に大きく関与するとても大切なチャクラなのです。
猫はキーチャクラが整っていると、幸せを感じられると言われています。
もしかすると、猫が手や足を触られて嫌がるのは、キーチャクラを守っているからかもしれませんね。
さいごに
チャクラは、目で見ることができないために「ホントかよ」と疑う方もいるでしょう。
しかし、東洋医学では「心と肉体を繋ぐ重要なスポット」「エネルギーの関所」などと考えられているのです。
大地に足をつけ、そこからエネルギーを吸い上げて、心と肉体を活性化させる。
それによって、健康でいられる。
これは人間だけに言えることではなく、動物全般に言えることです。
本来チャクラは、エネルギーを吸収するために開いた状態になっています。
しかし、肉体的、精神的に嫌な出来事があると、自分を守ろうとして閉じてしまうそうです。
そうすると、肉体と心のバランスが崩れて体調を壊してしまいます。
これは、猫にも言えることです。
飼い主も愛猫も健康でいられることが、1番の幸せではないでしょうか。
お互いのチャクラを高め合って、いつまでも楽しく元気に暮らしたいものですね。
おしまい
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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