1日の始まりに、コーヒーを飲む人は多いと思います。
「なんとなく飲む人」、「朝の目覚ましに飲む人」、「リラックスしながら飲む人」色々な飲み方があります。
それだけコーヒーが生活の中で、身近になっているのではないでしょうか。
その身近になっているコーヒーを、いつも飲んでいるコーヒーより、もっと美味しく飲みたいと思いませんか?
いつもより美味しく?
高級な豆を買わないとダメなんだろ。
えぇー。
もったいないからそこまでしてまで
飲まなくてもいいや。
いや。
もっと簡単な方法です。
お水を変えるだけで美味しくなるのです‼
ミネラルウォーターには、カルシウムイオン、マグネシウムイオンなど(ミネラル)が含まれています。
お水1ℓにミネラルが含まれる量の数値が多いと硬水、少ないと軟水となります。
水には軟水と硬水があります。それぞれの違いを、見ていきたいと思います。
軟水
カルシウム、マグネシウムの濃度が低いため、やわらかな口当たりでさっぱりしているのが特徴です。
日本の水道水、国産のミネラルウォーターのほとんどが軟水です。
マグネシウムの含有量が少ないため、小さい子どもでも安心して飲用できます。
飲むだけでなく、肌や髪の毛にも優しいので、安心して使うことができます。
ただ、マグネシウム、カルシウムの含有量が少ないため軟水からの栄養摂取は見込めません。
硬水
カルシウム、マグネシウムの濃度が高いため、口当たりが固く、苦みを感じます。
マグネシウムを多く含むため、便通を良くする効果、血液をサラサラにする効果があると言われてます。
硬水で体、髪の毛を洗うとカルシウムイオンとマグネシウムイオンの影響で、肌がつっぱったり、髪の毛がパサパサになることがあります。
お腹の弱い人は、マグネシウムの影響で下痢になることがあります。
外国産のミネラルウォーターは、硬水のものが多いです。
軟水と硬水の違いを見ていただきましたが、結局はどっちが合うのかと言いますと、好みの問題だと思います。
軟水で淹れたコーヒーは、酸味が引き立ち苦味を薄めて、甘くてまろやかな口当たりでのみやすいのが特徴です。日本の水は、一般的に軟水です。
硬水で淹れたコーヒーは、酸味が打ち消されて、苦味が際立ち、焙煎の香りが強く出るのが特徴です。
苦味を主体とする「エスプレッソ」、深煎りの豆で淹れるコーヒーにオススメです。
コーヒー本来の味、香りを楽しむなら軟水
日本の水道水は、世界で三本の指に入るほど「綺麗で、安心して飲める」と言われています。厚生労働省により、水質基準が定められているからです。
水道水に含まれる主な成分とは
塩素・・・水を殺菌消毒するためのもの。
トリハロメタン・・・塩素から発生する物質。発がん性があると問題になっています。
鉛・・・水道管の材料として使用してましたが、溶け出して水に混じることがある。とのことで、今は使用禁止になっています。
アルミニウム・・・浄水する時、薬品にアルミニウムが含まれているため、それが水道水に混ざります。
水道水で淹れたコーヒーは、「まずい」と言われますが、なぜ美味しくないかと言いますと、『カルキ臭』と『水道管に含まれる鉄分』が原因です。
カルキ臭の原因は塩素です。水の安全を守るためには仕方がないことなのです。この塩素がコーヒーの風味を消してしまうのです。
水道管が古くなってくると、鉄分や錆が水に溶けて混ざってしまいます。鉄分は、コーヒーに含まれるタンニンと結合すると、苦味がつよくなってしまいます。
水道水で美味しいコーヒーを飲むには、「カルキ」と「鉄分」をなくさないと美味しいコーヒーには、ならないのです。
どうしたら無くなるかと言いますと、高性能フィルターを通すのが一番いいと思います。塩素はしっかり沸騰させると軽減できると言います。(10分程沸騰させると、塩素はほぼ無くなります。)それはその通りなのですが、沸騰させることでトリハロメタン(発がん性物質)に化学変化させてしまいます。
つぎに鉄分は、朝一のお水、長時間使っていない水道水によく含まれています。使い始めは、少し水を流してから使った方がいいです。長時間、水道管でとどまっていた水を捨てるということです。
それでも完全には取り除くことはできません。なので、高性能フィルターが一番いいのではと思います。
それか、活性炭が入った浄水器を取り付けるのもいいです。
- コーヒーは、軟水で淹れる方が、飲みやすくコーヒー感を楽しめる。
- 塩素の入ってない水を使いましょう。最近はスーパーやドラッグストアで浄水された水を無料でもらえますね。それを使ってみてはいかがでしょうか。
- 朝一の水は、少し捨ててから使いましょう。
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