猫の性格を左右する社会化期って何? 子猫が勉強する大切な時期とは

 

こんにちは! りんさく(@sakurarin72)です。

 

今、まさにお盆休みの真っ只中!

「長期休暇を満喫している」という方も、多いのではないでしょうか。

 

僕はというと

「おい!おれ達のゴハン代稼いでこいや」

と、猫たちに無言の圧力をかけられて、セコセコと働いている毎日です。

 

長期休暇になると、たまにしか会わない友達や知り合いから「メシでもいこーや」という誘いが多々あるのですが、社交的ではない僕は、少しめんどくさく思う事もあります。

まぁ、せっかく誘ってくれているので、行きますけどね。

 

「行くんかい!」

って、つっこんで下さいね(笑)

 

人間の悩み事の90%以上は、人づきあいや人間関係の悩みだと言われています。

社交的な人、人づきあいが苦手な人など色々な方がいらっしゃいますが、実は猫にも同じような事があるのです。

 

猫好きさんならわかると思いますが、フレンドリーな猫もいれば、臆病ですぐ逃げていく猫など、様々な性格を持っていますよね。

猫の性格は、父猫の遺伝子でほぼ決まると言われていますが、それだけではないようです。

 

今回は、子猫の将来を左右する大切な時期についてのお話です。

 

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猫の社会化期って何?

「社会化期」とは、子猫が人間や他の動物との付き合い方、環境への対応などを学ぶ時期の事です。

猫の社会化期は、生後2週齢から8週齢ぐらいまでだと言われています。

 

この時期の過ごし方で、その猫の性格が決まると言われているほど、子猫にとってはとても大切な時期です。

特に社会化期は、周りの影響を受けやすい時期だとも言われています。

 

社会化期になると、子猫は乳歯が生えそろい、体重も1.5㎏程度になり、活発に遊び回るいたずらっ子となります。

この時期は、母猫や兄弟猫からケンカのルールや嚙む時の強さなど、様々な事を学ぶ学習時期です。

 

社会化期に、色々な猫や他の動物と接する子猫は、社交的でフレンドリーな猫に、引っ越しや周りの環境がコロコロ変わる経験をすると、何があっても動じないどっしりとした猫に成長すると言われています。

 

社交的になったり、怖がりや穏やかな猫に育つのは、社会化期の過ごし方が、大きく左右しているのです。

 

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社会化

そもそも社会化とは何だ?

社会化とは、持って生まれた本能ではなく、学習する事で社会のルールを身に付ける事です。

つまり、子猫は今おかれている環境で、どのようにしたらうまく生きていけるかを学びます。

 

社会化期で身に付けた事は、生涯忘れることはないと言われるほど、ずっと覚えていてるそうです。

子猫を迎えたのなら、この時期に色々な事を学ばせてあげましょうね。

 

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社会化期にしてあげたいこと

生後2ヵ月ぐらいまでの過ごし方で、その猫の社会性が左右されると言っても過言ではないほど、社会化期というのは大切な時期です。

社会化期に、母猫や兄弟猫から社会のルールを学んで、1人前の成猫へと成長していきます。

 

しかし、生後間もない子猫を保護した時は、飼い主さんが母猫や兄弟猫の代わりとなって、色々と教えてあげなければいけません。

猫と人間が暮らしていくうえで、最低限教えないといけない事がいくつかあります。

いわゆる「しつけ」です。

 

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トイレ

猫は自分の排泄の匂いがする場所を、自分のトイレだと認識をします。

おしっこやウンチをしたそうな仕草をしていたら、トイレに連れていって排泄をさせてあげて下さい。

これを2~3回繰り返すと「ここが僕のトイレだ」と理解します。

 

嚙み癖

子猫は、じゃれているつもりでも、本気で嚙んでくることがあります。

これはまだ、力加減がわからないために、強く嚙んでしまうのです。

 

もし嚙まれたら、同じ強さでつまみ返すか、こちらからも嚙んであげましょう。

そうすることで、「嚙むと痛いんだな」ということを、学習するのです。

 

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体に触れる

警戒心があまりないこの時期に、飼い主さんの手の感覚を覚えさせておくと、今後のコミュニケーションがしやすくなります。

特に爪切りやブラッシング、目薬をさす時などに、嫌がることが少なくなるのです。

 

この時期に、毎日1時間程度のスキンシップをしていると、人懐っこくて社交的な猫に育つと言われています。

その時に、猫じゃらしやキャットタワーなどの色々なオモチャに触れさせてあげると、運動能力が発達して、元気で活発な猫に育つそうです。

 

爪とぎ

生後5週目ぐらい(生後1ヵ月程度)からやり始める爪とぎですが、これは猫の本能的な行動の一つなので、わざわざやり方を教える必要はありません。

ただ、爪とぎをする場所を教えてあげないと、あらゆる所を引っかいてしまう恐れがあります。

 

爪とぎをするような仕草を見せたら、市販で売っている爪とぎを用意してあげましょう。

 

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社会化期にしてはいけないこと

猫は、社会化期で「怖い」と感じてしまうと、一生脳裏に残ると言われています。

子猫の社会化期は「叩かない」「大きな声を出さない」「無理矢理何かをしない」など、猫が嫌がることは絶対にしないで下さい。

 

コミュニケーションが苦手で臆病な猫になったり、警戒心の強い攻撃的な猫になる可能性があります。

社会化期はやんちゃな子猫の時期なので、イライラすることもあると思いますが、寛大な心を持って笑って許してあげて下さい。

 

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さいごに

社会化期は、その猫の将来を左右する大切な時期です。

母猫や兄弟猫がいるのなら、その子たちに任せておけば問題はないのですが、いない場合は飼い主さんが教えてあげないといけません。

 

母猫になったつもりで、たっぷりの愛情で色々な事を教えてあげて下さいね。

 

おしまい

 

 

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

猫の病気
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