こんにちは、りんさく(@sakurarin72)です。
古くから、猫には人間の想像を越えるほどの、特殊な能力が備わっていると言われてきました。
その中の1つに、「猫はテレパシーが使える」という説が、囁かれているのはご存知でしょうか?
猫は、古代エジプトで神の使いと崇められたので、使えてもおかしくないような気がしなくはないのですが…。
しかし、ボーッと寝ているだけのうちの猫にも、そんな素晴らしい能力が備わっているのでしょうか?
今回は、「猫ってテレパシーを使えるの?」というお話です。
テレパシーとは
「テレパシー」言葉ではよく聞きますが、実際には「テレパシーてなんや?」と感じる方も少なくはないと思います。
テレパシーとは、
言葉や身振りなどを使わなくても、その人の心の中が直接他人に伝達される特殊な能力の事です。
これは超能力の一種で、相手の考えている事が、瞬時に文字や図形となって、相手に伝わる事を表します。
ここで間違えやすいのが、「以心伝心」です。
「テレパシー」と「以心伝心」は似ているようで少し違います。
以心伝心は、文字通り心から心へ伝える事です。
お互いの気持ちが通じあっていなければ、伝わることはないと言われています。
いわば、信頼関係が成立しなければ、以心伝心になる事はありません。
逆にテレパシーは、信頼関係や親密さに関係なく、相手の考えている事がわかる特殊な能力です。
以心伝心
信頼関係により、心から心へ伝えること
テレパシー
信頼性に関係なく、他人の心の中を読み取ること
猫は、そんな特殊な能力を本当に持っているのでしょうか?
猫とテレパシーの関係性
猫はテレパシーを使える⁉
そんなウソみたいな話を、聞いた事があるでしょうか?
猫同士のコミュニケーション方法といえば、
- 嗅覚
- 触覚
- 視覚
- 聴覚
などの、感覚を使って行う事がほとんどです。
人間のように、言葉を使ってコミュニケーションをとる事は、めったにしないと言われています。
声でコミュニケーションをとるのは子猫の時だけで、成猫になるほど声を発しないのです。
また、猫は鳴き声を「言葉」と捉えるのではなく、「音」として認識をしています。
そのため、「音」を出すことは敵に居場所を悟られる可能性が高いために、成猫はあまり鳴かないそうです。
ただ、飼い猫の場合は敵に襲われる心配がないために、成猫になってもよく鳴く猫が多いのだとか。
猫同士は、お互いの匂いを嗅ぎあったり、グルーミングをしあったり、相手に体を擦り付けたりして、コミュニケーションをとっています。
また、ボディーランゲージ(しっぽや体を使って気持ちを表現すること)で、気持ちを示す場合もあります。
しかし、一部の動物行動学者の間では、
「猫を始めとする様々な動物は、テレパシーでお互いを確認しあっている。わずかではあるが人間にもその能力は備わっている」
と、主張をされています。
では、いつ猫はテレパシーを使うのでしょうか?
猫はいつテレパシーを使うの?
専門家によると、猫は飼い主とのやりとりや猫同士のコミュニケーションなど、日常的にテレパシーを使うと考えているそうです。
僕たち人間は、どんなに親しい人にでも、まずは視覚から入ると言われています。
視覚で相手を感じ、瞬時に気持ちを読み取り言葉を発するそうです。
例えば、
- 今日は機嫌がよさそう
- 体調が悪そう
- 嬉しそう
- 悲しそう
など
この中の「◯◯そう」という感情が、テレパシーと考えられているのです。
つまり、目で確認する事ができない相手の雰囲気やオーラなどを感じ取る事が、テレパシーと言われています。
その相手を感じ取る感覚が、猫は動物の中で人一倍優れているそうです。
テレパシーで猫と会話ができる⁉
世の中には、動物とテレパシーを使って会話をする事ができる「アニマルコミュニケーター」と呼ばれる方々が存在します。
アニマルコミュニケーターは、猫に限らず様々な動物たちと、「心の中で会話」をすることができる方々です。
心の中なので、実際に確認をする事はできませんが、アニマルコミュニケーターいわく、「動物たちは魂で話しかけてくる」といいます。
「怒り」「悲しみ」「嬉しさ」などの感情が、魂を通じて心の中で言葉となって伝えてくるのだそうです。
このテレパシー的な能力は、限られた人間だけにしかないものかと思っていましたが、アニマルコミュニケーターの方が言うには、「人間なら誰でもこのような能力を持っている」と言っています。
ただ、生まれ持った能力なので、テレパシー能力に多少の強弱はあるそうです。
テレパシーを使って猫と会話をしてみよう
テレパシー能力は、人間だれしも多少なりと持っています。
そのため、アニマルコミュニケーターいわく、猫とテレパシーで会話をする事は誰にでもできると言っていました。
会話をするコツは、
- 猫が落ち着いている時に話す事
- 伝えたい内容を短く簡潔に話す事
- 優しく話しかける事
- ジッと目を見ないこと
- 伝える側(飼い主)が恐れない事
- 好きな人に話しかけるような気持ちで話す事
このような気持ちで話しかけると、猫からのメッセージが心の中に届くそうです。
逆に、こちらからテレパシーを送る場合でも、このような感じで伝えると伝わりやすいと言われています。
伝え終わって、猫の体が少しでも反応をしたら、テレパシーが通じた証拠だそうです。
- しっぽをゆっくりと動かす
- 耳をピクピクさせる
- 目を細める
- 小さな声で鳴く
- 寄ってくる
などの行動をしたら、伝わった証拠なのだとか。
試しに、うちの猫にやってみたのですが、
「なにしとんね!」って感じ、あくびをされて、軽くあしらわれてしまいました笑
もしかして、僕のテレパシー能力ってゼロなのか😱
それとも、うちの猫たちがゼロなのか🙀
ご自宅の愛猫ちゃんで、一度試してみて下さい。
さいごに
「愛猫と会話がしたい‼」
飼い主なら、誰でも思う事ではないでしょうか。
猫は、死ぬまでに一度だけ人間の言葉を話すといいます。
それが、いつでどんな言葉を話すのかはわかりません。
ただ、この世で一番お世話になった人、自分を愛してくれた人に言葉を発するそうです。
その理由がなぜなのかは、未だにわかってはいません。
こんなに謎の多い猫なので、テレパシーが使えても別におかしくないように感じます。
テレパシーは、心の中の気持ちを読み取る事
以心伝心は、信頼しあっていなければ心の中が伝わらない
テレパシーで、愛猫と会話ができるのならすごく嬉しいですが、どちらかと言うと以心伝心で会話ができる方がもっと嬉しいかも…ですね。
いつまでも、愛猫と心が通じ合える仲でいたいものですね。
おしまい
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント