ホッとひと息と言えば、「コーヒー」と言う人が大半だと思いますが、「紅茶」でも、ホッとひと息つけるのではないでしょうか。
最近では、紅茶の方が体に良い!と言う意見もでてきてますが、実際どうなのでしょう。
実際は、規則正しく飲めば どちらもすばらしい飲み物 です。
お互いの良いところ、悪いところをご紹介します。
コーヒーの良いところ
ひと息つきたいときは「コーヒー」というのが、日本人の約70%の意見です。
それほどコーヒー好きの人が、多いということですね。
リラックス効果
コーヒーを飲むと、ストレスが軽減されると言われています。それは、コーヒーの香りが脳のアルファ波を刺激するために起こる、リラックス効果です。
コーヒーにもよりますが、深煎りで淹れたコーヒーの方が、リラックス効果は高いと言われています。
カフェインによるリラックス効果もあります。コーヒー1杯あたり(150ml)に60~90㎎程度のカフェインが含まれています。それにより、気持ちが落ち着き、リラックスできるというわけです。
美容美肌効果
コーヒーに含まれるポリフェノールという成分には、肌のシミやソバカスの原因となるメラニン色素を抑える要素が含まれています。
シワの原因となる活性酸素も抑える働きがあり、肌へのダメージを予防します。
ダイエット効果
コーヒーに含まれるカフェインには、利尿効果もあり体の老廃物を尿で、出してくれます。そのため、代謝が良くなり、脂肪燃焼の効果が期待できます。
ポリフェノールにも、脂肪を燃焼させる働きがあります。ダイエットする時は、コーヒーを飲むといいですね。ただし、ブラックコーヒーで飲むことを、オススメします。
コーヒーの悪いところ
コーヒーには、たくさんのメリットがあります。その反面デメリットも色々あります。
脱水症状を引き起こす可能性がある
カフェインのメリットには、利尿効果があるとお話しましたが、それが逆に脱水症状を引き起こすこともあります。水分補給は十分してください。
睡眠障害
カフェインには、脳を覚醒させる作用があります。そのため寝つきが悪くなったり、睡眠が浅くなったりします。
利尿効果で、夜トイレに起きることもあります。寝る前のコーヒーは、飲まないようにしましょう。
妊婦に与えるリスク
妊婦さんには、コーヒーはダメ!とよく言います。これは、カフェインが胎児に与える影響が、あまりにも大きいからです。
カフェインが胎児の中で蓄積してしまうと、胎児の成長に支障を与える可能性があるからです。
妊娠中にどうしてもコーヒーが飲みたくなったら、ノンカフェインコーヒーをオススメします。
頭痛、胃もたれ
カフェインには、頭痛を和らげる効果がありますが、カフェインを取りすぎてしまうと、逆に頭痛を引き起こしてしまいます。過剰摂取はやめましょう。
コーヒーには、カフェインのほかに、ポリフェノールも含まれています。その中に、クロロゲン酸(ポリフェノールの一種)というものがあります。
このクロロゲン酸が胃酸の分泌を促すため、胃もたれの原因となります。特に空腹時のコーヒーは胃痛、胃もたれになりやすいので、気をつけてください。
口臭
口の中の細菌と、コーヒー豆に含まれる微粒子が交わってしまうと、口臭の原因になります。特にブラックコーヒーです。カフェオレなどミルクが入ってるコーヒーの方が、口臭は抑えられます。
コーヒーのまとめ
メリット、デメリットと色々ありますが、過剰に飲まなければ、すばらしい飲み物です。毎日の生活には欠かせない飲み物です。ストレス社会、コーヒーでリフレッシュ!!
次は紅茶のメリット、デメリットを見ていきたいとおもいます。
紅茶の良いところ
モーニングコーヒー、アフタヌーンティー。
朝はコーヒーで目を覚まして、午後からは紅茶で癒されて、というほど紅茶には癒し効果がたくさん含まれています。
紅茶は、1日3杯がベストです。
リラックス効果
コーヒー同様紅茶にも、カフェインが含まれています。カップ一杯(150ml)で、約30㎎含まれています。ちなみにコーヒーは、約60㎎です。
カフェインには、覚醒させる作用があります。そのため、疲労回復につながりリラックス効果が、期待できます。
紅茶の香りは、アロマ効果があるため、それもリラックス効果につながる、理由の一つです。
風邪予防
紅茶には、カテキン、タンニンと言った、殺菌作用の高い成分が含まれています。
風邪の季節には、紅茶を飲むと予防になります。インフルエンザ予防にも、最適です。鼻風邪には、カモミールティーがオススメです。
口臭予防
紅茶に含まれるカテキン、タンニンには、消毒や抗菌作用があるため、口臭予防に役立つというわけです。虫歯予防にもなります。
ダイエット効果
紅茶には、紅茶カテキンという成分が含まれています。糖分を分解してくれる作用があります。
カフェイン(脂肪燃焼の効果)も入っているので、ダイエットには最適です。紅茶はカロリーがゼロなので、ミルクや砂糖を入れずにストレートで飲むのがオススメです。
ガン予防
紅茶カテキン、フラボノイドには、抗がん作用があるとされています。「ガンになりにくい体になる」と今、注目れています。
美容美肌効果
ハイドロキノンという成分が、メラニンを抑制するためシミやシワの予防になります。あとフラボノイドは、肌荒れ防止の効果があります。
新陳代謝にいい成分が、たくさん含まれているため美容、健康に優れているとされています。
紅茶の悪いところ
紅茶にデメリットはない!という人がいるくらい、これといったデメリットはありません。が、飲みすぎはよくありません。
飲み過ぎると、次のようなことが起こる可能性があります。
頭痛、腹痛
カフェインを過剰に取りすぎると、頭痛や腹痛になるおそれがあります。カフェインが脳や筋肉を刺激することによって起こる現象です。普通に飲んでいる分(1日3杯まで)には、問題ありません。
貧血症状
タンニンという成分には、鉄分の吸収を妨げるという性質があるため、貧血になるおそれがあります。女性は、生理中の紅茶の飲み過ぎには、注意しましょう。
結石
シュウ酸という成分が、石を作りやすい性質を持っているため、飲み過ぎると石ができる可能性が、高くなってしまいます。
紅茶のまとめ
紅茶は、飲み過ぎなければ、いい飲み物です。毎日3杯を心がけて飲むと、ダイエット、健康に最適な飲み物です。
紅茶でリラックスというのも、いいかもしれませんね。
最後に
「コーヒーと紅茶」どちらも素晴らしい飲み物です。
その日の気分で好きな方を、好きな場所で好きな人とゆっくり飲むのが、1番のリラックスかもしれませんね。
あと、飲みすぎには注意してください。
おしまい
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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