こんにちは、りんさく(@sakurarin72)です。
暖かくなったと思えば急に寒くなったりで、体がだるいのは僕だけでしょうか。
それとも年のせいなのかな?
この前、カーペットが猫の毛まるけになっていたので、長時間コロコロをしていたら腰が痛くて痛くて...
ん…という事は、やっぱり年のせいなのか。
いやいや、気持ちだけは20代という事にしておこう(*^^)v
暖かくなると、猫の毛が生え変わる「換毛期」が来ますね。
そうなると一段と毛まるけに...
猫は自分で毛づくろいをして、体を綺麗にお手入れしていますが、それでも至る所に毛は落ちています。
猫を飼っている方はわかると思いますが「きりがない」ですよね。
となると、日頃からのこまめなブラッシングで、愛猫の抜け毛掃除を軽減するのと、愛猫の毛づくろいのお手伝いをしてあげる、というのはどうでしょうか。
「えっ⁈自分で毛づくろいをするのに、ブラッシングって必要なの?」
という方もいると思いますが、ブラッシングは抜け毛をお手入れする理由もありますが、それだけじゃないのです。
今回は「猫のブラッシングについて」のお話です。
猫の換毛期
ブラッシングのお話をする前に、少しだけ猫の換毛期について、お話をしたいと思います。
換毛期とは、気温や気候によって新しい毛に生え変わる時期の事で、猫にとって換毛期は大切な時期なのです。
換毛期は年に2回あり、暖かくなり始める3月頃と、寒さが強まり始める11月頃から換毛期が始まります。
「でも1年中猫の毛が落ちてるけど」
と思いますよね。
猫の毛は基本的に、年中少しづつ生え変わりを繰り返しています。
換毛期になると、全身の毛が一気に生え変わるので、抜け毛がすごいことになるのです。
家猫でも換毛期ってあるの?
猫の換毛期は、気温や気候の変化によって起こる、猫の生理現象です。
しかし家の中にいる猫は、夏はクーラー、冬は暖房があるので、急激な気温の変化を感じる事ができないと言われています。
そのために、年に2回来るはずの換毛期が、来ないケースもあるようです。
完全室内飼いの猫は、時期や季節に関係なく、毛が生え変わるようです。
猫にブラッシングって必要?
猫は、起きている時間の30~50%は、毛づくろいに時間の費やすと言われています。
これは、猫の本能がそうさせているので、完全室内飼いの猫も外にいる猫も同じ行動をとるのです。
猫の舌は喉の奥に向かって、びっしりと突起が生えています。
「糸状乳頭(しじょうにゅうとう)」と呼ばれており、その突起が毛づくろいをする時のブラシ代わりになったり、水やご飯を食べる時のスプーン代わりの役目をします。
そんな舌を使って、自分で綺麗に毛づくろいをする猫に、ブラッシングって必要なの?と思いますよね。
しかし毛づくろいだけでは、被毛の十分なケアができません。
特に毛の長い猫は、毛ずくろいの時にたくさんの毛を飲み込んでしまうので、病気の原因になってしまう事があります。
愛猫にブラッシングをして、病気を回避する事ができるのなら、やってあげるに越したことはありません。
愛猫とのスキンシップにもなりますしね(=^・^=)
ブラッシングをする効果
ブラッシングは愛猫の被毛を整えるだけでなく、健康管理にも役立ちます。
抜け毛予防
基本的に猫の毛は、年中生え変わると言われています。
綺麗に掃除をしても、次の日には愛猫の毛が落ちていますよね。
猫は、暇さえあれば毛づくろいをしていますが、それだけでは毛をとることはできません。
それに、たくさんの毛を飲み込んでしまう事で、お腹に毛が溜まって体調を崩してしまう可能性があります。
ブラッシングをしてあげる事で、お腹に溜まる毛を少しでも回避してあげられます。
毛球症(もうきゅうしょう)の防止
毛をたくさん飲み込んでしまうと「毛球症」になる恐れがあります。
ボールと言っても、野球のボールのようにまん丸ではなく、ラグビーボールに似た塊です。
体内に取り込まれた毛は消化がされないので、普通は吐き出すか便と一緒に排出されます。
しかし、うまく排出できずに胃の中に残った毛が、胃液と混ざりあい積もり積もって毛球となるのです。
特に、長毛種の猫はなりやすいと言われていますが、毛が生えている以上どの猫にもなる可能性があります。
ブラッシングで、体内に取り込む毛を軽減してあげましょう。
血行促進の効果
毛の流れに沿ってブラッシングをする事で、血行が良くなり毛づやもツヤツヤになります。
皮膚に刺激を与える事によって、血液の流れが良くなります。
猫のアングルーミング(信頼し合った猫同士が舐めあう事)は、リラックスができて幸せな気持ちになるそうです。
アングルーミングは、人間がしてあげるブラッシングに効果が似ていると言われています。
子猫の時に、母猫から毛づくろいをしてもらった記憶が残っている猫は、比較的ブラッシングを嫌がる事が少ないようです。
猫にとってブラッシングは、ストレス解消や血行促進、新陳代謝に繋がる、心地のいいものです。
病気の早期発見
日頃からブラッシングをしてスキンシップをとることで、愛猫の体の異変に早く気づいてあげることができます。
皮膚の異常や被毛の変化は、見ているだけではなかなか気づきにくいものです。
「気づいた時には、大変な事になっていた」
なんてことも多々あるようです。
毎日もしくは2日に1回程度ブラッシングをしていると、ちょっとした皮膚や被毛の変化に、気づいてあげられるのではないでしょうか。
- ハゲていないか
- 皮膚が赤くなっていないか
- フケは出ていないか
- 被毛がパサパサしていないか
など、ブラッシングをしながら色々と観察をして、異常な箇所の早期発見をしてあげましょうね。
ブラッシングのやり方
毛の流れに沿ってブラッシングをしてあげると、血行促進に繋がり毛並みや毛づやが良くなります。
- 耳の後ろ
- 脇の下
- しっぽの付け根
- 足の付け根
毛がたまりやすく、毛玉ができやすい場所です。
特に、長毛種の猫はこれらを重点的に、ブラッシングをしてあげましょう。
猫の毛は
- 頭からしっぽ
- 胸からお尻
- 背中からお腹
- 顔の中心から外側
に生えていますので、ブラッシングをしてあげる時も、毛の生えている向きに合わせて、といであげましょう。
生えている向きに逆らってブラッシングをすると、毛のもつれの原因になったり、猫に不快感を与えストレスを感じさせてしまいます。
猫は長時間束縛されると、強いストレスを感じてしまいます。
特に、ブラッシングや体に触れられる事が苦手な猫にとっては、苦痛の時間でしかありません。
そんな猫には、しっぽを立てて近寄ってくる機嫌がいい時や、寝ている時を狙って素早くしてあげる事がポイントです。
おとなしくしている事が苦手な猫は、3分ぐらいを目安にブラッシングをしてあげましょう。
少しでも嫌がる素振りを見せたら、深追いはせずにやめてあげて下さい。
今度からブラシを見ただけで、逃げて行ってしまうかもしれないからです。
まずは猫が気持ちがいいと感じる、頭や顎の下からしてあげて下さい。
慣れてきたら背中、お腹、足へとしていきましょう。
短毛種の場合
ラバーブラシとコームを使用しましょう。
ラバーブラシとは、シリコン又はゴムのブラシです。
コームとは、歯が一直線に並んだ目の細かいクシです。
顔はコーム、体はラバーブラシを使用すると、いいかと思います。
ラバーブラシは、人間のヘッドマッサージのようなブラシで、血行促進やマッサージ効果も期待ができます。
抜け毛効果にも優れているので、毎日するとハゲてしまう恐れがあると言われるぐらい、ごっそりと抜け毛が取れます。
短毛種の猫のブラッシングは、3日に1回はしてあげましょう。
ただし、換毛期は抜け毛の量が多いので、毎日もしくは2日に1回はしてあげて下さい。
人気の高いコームとラバーブラシです。
長毛種の場合
目の粗いクシとスリッカーブラシとコームを使用しましょう。
スリッカーブラシとは、先端が「く」の字に曲がった金属製のブラシです。
長毛種の猫は、毛がもつれやすいので、猫がする毛づくろいだけでは間に合いません。
飼い主さんが、ブラッシングをしてあげる必要があります。
まずは、目の粗いクシかコームで、毛のもつれをとってあげましょう。
もつれがある程度とれたら、スリッカーブラシで全体をといであげて下さい。
顔は、短毛種の猫と同様にコームを使用しましょう。
長毛種の猫の毛が溜まりやすく、毛玉ができやすい場所は
- 耳の後ろ
- 脇の下
- しっぽの付け根
- 足の付け根
この場所は重点的にブラッシングをしてあげましょうね。
長毛種の猫は、毎日ブラッシングをしてあげて下さい。
Amazonのベストセラー1位のスリッカーブラシです。
さいごに
「猫は自分で毛づくろいをしているから、ブラッシングは必要ない」という事は、決してないと思います。
「ブラッシングなんてめんどくさいなぁ」と思わずに、「愛猫の負担を少しでも減らしてやるんだ」というぐらいの気持ちをもってあげて下さい。
愛猫の異変に、気づいてあげられるのは飼い主さんだけです。
日頃からブラッシングをしてスキンシップをとっていれば、誰よりも早く気づいてあげられるのではないでしょうか。
おしまい
人気ナンバー1のクシです。
ワンプッシュで、取り除いた抜け毛を簡単に捨てることができる便利なクシです。
Amazonベストセラー1位のブラッシング手袋です。
この手袋をつけて、いつものように愛猫を撫でるだけで、抜け毛がごっそり取れるお手軽な手袋です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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