猫は顔が変わるってホント⁉猫の顔は環境によって変化をする

 

こんにちは、りんさく(@sakurarin72)です。

 

先日、友達から1枚の写真が送られてきました。

写真にはビフォーアフターと書かれていて、保護する前と今現在とを見比べている愛猫の写真です。

「顔から闘争心が消えて、美猫に化けた😊」という一文が添えてありました。

 

「それが、なんやねん!」と返信をしましたが、彼なりに何となく嬉しかったのでしょうね。

なんせ、すごく凶暴で手をやいた猫でしたから。

 

猫を保護して飼われている方の中には、

「愛猫の顔が以前より穏やかになったぞ」

と、感じたことのある方が多いのではないでしょうか?

 

この前、スマホの写真ホルダーを整理していると、保護する前(野良猫時代)に撮った愛猫の写真が出てきました。

懐かしく夢中で写真を見ていたのですが、明らかに今と顔が変っていました。

2年前の写真なので、「成長したからだよ」と言われれば、そうなのかもしれません。

ただ、明らかに目つきが野良猫時代よりも、穏やかになっているような気がしました。

 

人間の顔は、環境によって変化をするそうです。

自分の事を認めてくれる環境にいれば、自己肯定感が上がり顔つきが変わってくると言われています。

 

もしかすると、猫も人間のように自分の事を愛して受け入れてくれる環境にいれば、顔が変化するのではないでしょうか。

 

今回は、猫の顔って環境で変化するの?というお話です。

 

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猫は環境によって顔が変わる

愛猫を、飼い始めた時の事を覚えていますか?

子猫の時から育てられている方なら、成長と共に顔が変わっても不思議には感じられないかもしれません。

ただ、ある程度成長した猫を保護して飼い始めた方なら、飼い始めた当初の顔と今現在の顔とでは、「違う!」と感じる方が多いのではないでしょうか。

 

「月日が経ち、年齢が増したからじゃないの?」という意見もあるでしょう。

猫の顔は、子猫の時のあどけない顔が、成猫になりキリッとしたクールな顔になって、老猫になると目尻が下がり穏やかな顔に変化をすると言われています。

猫も人間と同じで、年齢によって顔が変化をするのです。

 

しかし、猫の顔は年齢に関係なく環境によっても、変化をするのではないかと考えられています。

 

ある研究で、厳しい環境で育った人を束縛もしない緩い環境で生活をさせたところ、約3ヵ月ほどで、顔に変化が出てきたそうです。

これと同じような事が、猫にも起こるのではないでしょうか。

 

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同じ猫で顔が変わる⁉

猫も人間と同じで、顔は年齢を重ねるごとに変化をしていきます。

 

子猫の時と成猫になった時とでは、顔のパーツの位置や大きさなどに変化が見られますね。

また、子猫と成猫では顔の表情にも違いがあります。

子猫のあどけない表情が、いつの間にかキリッとしたクールな表情になっていた、なんてことも少なくはなありません。

人間も猫も、歳を重ねることで顔が変化するのは当然のことなのです。

 

ただ、それ以外にも顔が変化する事があります。

 

それは、自分がおかれている環境です。

これは、人間にも猫にも言えることです。

 

年齢で顔が変化するのは、長い月日をかけて顔が変化をしていきます。

しかし、環境で顔が変化する場合は、短期間で変化をすると考えられているのです。

猫の顔が短期間で変化をする場合は、「猫の生活環境に変化があった」「猫自身の状況が変わった」などの理由がほとんどだと言われています。

 

人間も結婚をすると、「顔が優しくなった」「綺麗になった」などの変化が見られますよね。

これは、自身がおかれている「幸せ」という環境が、顔に変化をもたらしているのです。

逆に「辛い」「逃げたい」などのあまり良くない環境にいると、顔が悪い方向へ変化をしていくと言われています。

 

猫もこれと同じで、「良い環境」「悪い環境」によって顔が変わるのです。

 

では、猫はどんな環境で顔が変化するのでしょうか?

 

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顔が変わる環境とは

猫は顔の表情筋が少ないため、人間や犬のように顔の表情が豊かではありません。

ほとんどの猫は喜怒哀楽の感情を顔に表さない、いわゆるポーカーフェイスです。

そのため、「顔が変わったなんて、よくわからない」という方も少なくはないでしょう。

 

また、ずっと同じ環境にいる猫であれば、年齢以外で顔が変わる事はほとんどないと考えられています。

しかし、猫はその時の環境によって「良い顔」にも「悪い顔」にも変化をすると、言われているのです。

 

愛猫を今以上に「可愛い顔にしたい」「カッコよくしたい」と思うことは、飼い主としては当然のことですね。

良い環境は、自然と愛猫を可愛くしてくれます。

 

では、猫にとってどのような環境が良い環境なのでしょうか。

 

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ストレスがない環境

猫の顔は、ストレスによって大きく変化をすると言われています。

特に環境の変化は、猫へのストレスも大きいです。

 

引っ越し、新しい猫が増える、などでも猫はストレスを感じます。

また、飼い主からの暴力、罵声、暴言などでもストレスを感じる猫は多いです。

こういうことが一度でもあると、心に残ってしまうために警戒心の強い臆病な性格になってしまいます。

その辛い感情が、短期間で顔に表れる猫も少なくはないそうです。

 

しかし、飼い猫は外で暮らしている猫に比べて、ストレスが少ないために穏やかな顔をしている猫がほとんどです。

 

外で暮らしている猫は、外敵から狙われるストレス、縄張り争いのストレス、車や大きな音など、たえず気を張っていないといけません。

そのため、猫が受けるストレスも大きいはずです。

 

その厳しい環境が、猫の顔を険しくさせているのでしょう。

 

野良猫を保護して、家で飼っていたら「猫の顔が穏やかになった」という話をよく聞きます。

それは、猫にとって今の環境が良いということなのでしょう。

 

「ここは安心できて落ち着けるニャー」

という気持ちが、猫の顔を穏やかにしているのです。

 

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食べるものがある環境

人間もお腹が減ると、機嫌が悪くなったり、顔が険しくなったりしますよね。

猫も同じで、食べるものがあるのとないのとでは、気持ち的に大きな変化を表します。

それが、顔に表れることが多いようです。

 

僕たちは、仕事をしてある程度の収入があれば、毎日何かしらの食べ物には恵まれます。

飼い猫も同じで、飼い主さんから定期的にごはんをもらえるでしょう。

猫の顔は、十分な食事で栄養が行き届いているのなら、可愛くて豊かな顔になると言われています。

愛猫を可愛く良い顔にするには、栄養の豊かな食事が大切ということです。

 

では、外で暮らす猫はどうでしょうか。

毎日定期的にご飯が食べれるかというと、そうではないことの方が多いです。

栄養不足で皮膚や被毛の痛んでいる猫が、ほとんどではないでしょうか。

 

そんな猫が心優しい人に保護をされて、食事のない生活からある生活に環境が変わったらどうでしょう。

十分な栄養が補えるために、皮膚や被毛につやが出てきます。

また、身体も顔もふっくらしてきて、見違えるほど可愛くなるのは当然のことですね。

 

猫にとって食事は、「元気のパラメータ」と言われるほど大切な事です。

食べ物があると、気持ちにゆとりができて穏やかな顔になるのでしょうね。

 

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愛のある環境

外で暮らしている猫のほとんどは、人間に対して警戒心が強く、信用はしていません。

近づくと、逃げて行ったり威嚇をされることがほとんどです。

 

猫は単独で行動をするため、自分以外の生き物は信用をしていないと言われています。

まぁ、外の厳しい環境で生き抜いていくには、それぐらいの気持ちが必要なのでしょうね。

そのため、顔が険しくなるのは当然のことなのかもしれません。

 

しかし、外の厳しい環境でも信頼できる仲間がいる猫といない猫とでは、顔が違うと言われています。

つまり、猫は「安心感」「愛情」など、誰かに必要とされている、必要としているという感情があると、顔が変わると考えられているのです。

 

ある学者は、母猫が子猫を産んだ瞬間に顔がりりしくなったり、険しくなるのは、子猫のことを必要としているから、子猫が自分のことを必要だと感じているからだと言っています。

そして、少しすると母猫の優しい顔に戻りますよね。

これは「子育て」という環境「愛情」という感情が、短期間で母猫の顔を変化させているからではないでしょうか。

 

ほかにも、長い間外で暮らしていた猫が、何かのきっかけで人間に保護をされた時も、「愛」という感情で顔が変わることがありますね。

保護をした猫を飼われている方なら、わかってもらえるのではないでしょうか。

 

猫は保護をされると、最初は知らない環境に戸惑い、強いストレスを抱きます。

しかし、ある程度環境に慣れて、飼い主さんの愛情が猫に伝わると、今まで険しかった顔が穏やかになっていきませんか?

さらに、威嚇していた時がウソのように、ゴロゴロと甘えて可愛い顔になり、甘えん坊の性格へと変化をしていきますよね。

 

飼い主さんの愛情を、愛猫が受け入れてくれた瞬間です。

 

猫は、クールに見えて愛情が深い生き物です。

愛情を注いでくれた相手には、それの何倍もの愛で返してくれます。

可愛い姿を見せて飼い主を癒してくれる、甘えた姿で安らぎを与えてくれる。

それこそが、猫からの恩返しかもしれませんね。

 

「ここは安全だし、ごはんもあるし、大切にしてくれるし、極楽ニャー」

という感情が、猫を穏やかな顔にしているのでしょうね。

 

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さいごに

猫は、顔の表情筋が少ないため、人間や犬ほど感情が顔に出ることは少ないですが、それでも感情は顔に表れます。

いい環境にいればいい顔に、辛い環境にいれば悪い顔にもなります。

 

猫は、自分を大切に想ってくれる環境にいれば、必然的に可愛い顔になってきます。

安心できる環境とこの上ない愛情で、今以上に愛猫の顔を可愛くしてあげて下さいね。

 

おしまい

 

 

 

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

猫との暮らし
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