猫の平熱を知って健康管理!熱の測り方と熱が原因となる病気とは

 

こんにちは、りんさく(@sakurarin72)です。

 

ん?なんか喉がズキズキする。めっちゃ痛い😣

「こたつでうたた寝してたから風邪をひいたかな」と思い、パソコンをポチポチしていると、ボタンを押す指と画面を見る目がダルい。

そしてなぜか、頭もボーっとする。

 

熱を測ってみると、39.2度。

「マジか😱」

もしかして...

 

「あぁ~、陽性ですね。コロナですよ」と、言い慣れた口調で告げてくる医師。

 

やっぱりかぁ。

年末にギックリ腰でダウンして、やっと治ってきたと思ったら、次はコロナって...

「連休なのに猫たちと全然遊べないなんて、そんなことあるのかよ」と、最近猫不足の日々が続いて辛い。

そんな様子に猫たちも気付いたようで、寄り添って寝てくれる😁

たまには、寝込むのもいいものだ。

 

しかし、こんなに熱が出ている奴の横で寝ていて、猫にはうつらないか心配になっちゃいますね。

 

そういえば、猫はどのようにして熱を測るのかをご存知でしょうか?

今回は、「猫はどこで熱を測るの?」というお話です。

 

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猫の体温

体温は、健康な体作りをするうえで、重要なポイントの1つです。

それは人間だけでなく、全ての動物に同じ事が言えます。

当然、猫も体温を平熱に保つ事が、健康に繋がるのです。

 

そのため、愛猫の平熱を知っておく事は、飼い主の大切な仕事なのかもしれませんね。

 

猫の平熱は、人間より1~2度高い38~39度が正常です。

ただ、子猫の場合はこれよりも少し高く、老猫は少し低くなります。

 

  • 成猫:38~39度
  • 子猫:38度後半
  • 老猫:37度後半~38度前半

が、猫の平熱の目安です。

猫によって多少の誤差があるため、愛猫の平熱をしっかり把握しておいてあげましょうね。

 

 

愛猫を抱っこして温かく感じるのは、人間の平熱よりも猫の方が高いからなのですね。

 

では、猫に熱がある状態は、何度からなのでしょうか?

人間は、37度ぐらいから熱がある状態と言われるのに対して、猫の場合は39~40度程度となっています。

そのため、40度以上になると高熱となるのです。

 

しかし、猫はストレスを感じただけで、体温が上がると言われています。

愛猫に触れた時、病気の気配がないのに熱っぽく感じた時は、何かにストレスを感じているのかもしれません。

ストレスの原因を、取り除いてあげて下さいね。

 

逆に、猫は体温が低い時ほど、気にしてあげなければいけません。

寒さが苦手な猫は、体温が1度低いだけでも、病気になる可能性があると言われています。

特に、子猫は38度以下になると、命にかかわる危険性があるため、十分に注意してあげて下さい。

 

猫は、「風邪」「ストレス」「感染症」など、様々な原因で発熱します。

しかし、猫によっては熱があっても、それを隠そうとする場合があるのです。

 

強がりな猫の「弱点を見せたくない!」という気持ちからなのでしょう。

そのためにも、日々のスキンシップは大切です。

 

いつもより「温かい」「冷たい」と感じたのなら、速やかに動物病院へ連れて行ってあげて下さいね。

 

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猫の熱の測り方

人間の場合は、脇の下に体温計を挟んで体温を測るのが一般的ですが、猫の場合は肛門に体温計を差し込んで、体温を測ります。

肛門から測定した体温の事を「直腸温度」と呼び、猫の体温を最も正確に測れる方法だそうです。

 

体温計の先端をラップで包み、2~3センチぐらい肛門へ挿入をします。

この時、体温計の先端にベビーオイル、オリーブオイル、ワセリンなどの潤滑油をつけてあげると、スムーズに肛門へ挿入をする事ができます。

 

体温計は、人間用のものでも問題はないと言われてはいますが、より正確に尚且つ安全に測るためにも、動物用の体温計を使う方が良いと思います。

動物用の体温計は、肛門へ差し込んだ時に直腸を傷つけないように、先端が柔らかくなっているため安全です。

 

ただ、猫によっては肛門へ体温計を差し込まれる事が、すごく嫌いな猫もいます。

そういう場合は、無理に肛門へ体温計を差し込むのではなく、耳用の体温計を使用するか、太ももの付け根に体温計を挟んで測ってあげましょう。

この場合は、肛門で測る体温より0.5~1度程低くなるため、その辺を考慮し検温をしてあげて下さいね。

 

それでも嫌がる場合は、被毛の少ない所(肉球、鼻先、アゴなど)を触って、体温を確認してあげましょう。

 

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猫に熱がある時の病気

猫は体温が39度以上あれば、体調に異変が起こると言われています。

人間もそうですが、猫は発熱をすると何かしらの病気にかかっている可能性が高いです。

放置をしておくと、命に関わる危険性が高いため、十分に注意をしてあげて下さい。

 

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感染症

ヘルペスウイルス、カリシウイルス、パルボウイルス、白血病ウイルス、エイズウイルスなどの細菌やウイルスなどが原因で、発熱がみられる事があります。

感染症で発熱をする場合は、くしゃみ、鼻水、下痢、嘔吐などの症状を伴う事が多いそうです。

 

  • 猫免疫不全ウイルス感染症(FIV:猫エイズ)
  • 猫白血病ウイルス感染症(FeLV:猫白血病)
  • 猫伝染性腹膜炎(FIP)
  • 猫汎白血球減少症
  • 猫カリシウイルス感染症(猫風邪)

などが、発熱を伴う主な感染症です。

感染症の中には、命に関わる危険なものもあるため、少しでも「熱っぽいな」と感じたら、動物病院へ連れて行ってあげて下さいね。

 

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炎症

誤飲、事故、ケガなどの理由で、免疫が過剰に反応を起こして、発熱をする場合があります。

身体のどこかが炎症を起こすと、発熱以外に食欲低下、嘔吐、下痢、呼吸困難などを伴う場合があるそうです。

 

  • 腹膜炎
  • 食道炎
  • 胸膜炎
  • 中毒性肝障害
  • 急性肝炎
  • 関節炎

などが、主な炎症の病気です。

特に、猫の病気に多い「関節炎」は、発熱をしやすいと言われています。

 

いつもと同じ事をしているのに、嫌がる仕草をするようなら、体調が悪いのかもしれません。

少しでも疑問に感じたら、獣医師に相談しましょうね。

 

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化膿

猫同士のケンカなどでキズを負ってしまうと、傷口が化膿して発熱をする事があります。

 

猫は、自己回復力が優れているため、小さなキズはすぐにふさがり、表面上は治っているように見えます。

しかし実際は、まだ内部に菌が残っているため、膿が溜まり腫瘍となって、発熱をする可能性があるのです。

 

腫瘍が影響で発熱するケースを「腫瘍熱(しゅようねつ)」と呼び、悪性腫瘍(転移する腫瘍)ほど発熱が起こりやすいと言われています。

 

小さな腫瘍が原因で、命を落とす事もあるそうなので、少しでも違和感を感じたら、動物病院へ連れて行ってあげましょうね。

 

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熱中症

猫の熱中症も人間と同じで、高温多湿の所に長時間いると、体内に熱がこもり、熱中症になる事があります。

特に、猫は汗をかく器官が少ないため、体内の熱を上手く体外へ逃がすことができません。

そのため、猫は体内に熱がこもりやすいそうです。

 

猫は、人間や犬ほど熱中症になりにくいと言われてはいますが、猫だって水分不足や気温の高い所にいると、熱中症になります。

 

猫は体温が41度以上になると、高熱に苦しむだけでなく、臓器が破壊される可能性があるそうです。

熱中症は、命にかかわる危険な病気です。

 

熱中症の疑いがある時は、水を飲ませて体を冷やしてあげて下さい。

その後、動物病院へ連れて行ってあげましょうね。

 

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さいごに

猫を抱っこすると、暖かくて気持ちがいいですよね。

 

その何気ない行動こそが、愛猫の体調を管理しているのかもしれません。

『いつもと感じが違うかも⁉』と気づいてあげられるのは、愛猫と毎日スキンシップをしているからこそではないでしょうか。

 

愛猫を撫でたり、抱っこしたりしている何気ないスキンシップが、愛猫の健康管理にも繋がるはずです。

 

他愛のないスキンシップが、飼い主も猫も元気でいられる秘訣なのかもしれませんね。

 

おしまい

 

 

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

猫の病気
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