コーヒー牛乳って子供が飲んでも大丈夫?何歳から飲んでも大丈夫?

 

小さいお子さんがいらっしゃるご家庭は、子供に食べさせていいもの、悪いものって気になりますよね。

ちょっと目を離したすきに、子供が自分のコーヒーを飲んでいたってことはありませんか?

「飲んじゃダメ」と言っても、お母さんが飲んでるものは、子供も真似して飲みたくなってしまうものです。

 

では、子供にコーヒーの何がダメなのでしょうか?

1番気になるのは、「カフェイン」ではないでしょうか。

カフェインが、子供に悪影響を及ぼすのではないかと、心配になりますよね。

ちなみに、コーヒー牛乳にもカフェインは入ってます。

 

結論から言いますと、「コーヒーは何歳以上から飲むと安全だ」と言う明確な報告は確認されていませんが、色々調べた結果4歳ぐらいからなら大丈夫かと思います。
「◯歳までは飲まないで下さい」と言うことは、実際のところわからないようです。
では、何を基準に飲ませたらいいの?って思っちゃいますよね。
1つの目安として、体重が50㎏を超えていたら大人と同じように、コーヒーを飲んでも大丈夫だと考えられています。
年齢で言うと、だいたい12歳以上です。
(個体差によって正確な年齢は違いますので、あくまで目安です)
なぜ、カフェインが子供に悪いのでしょうか?
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カフェインとは何?

カフェインは、アルカロイドの一種です。
アルカロイドとは、窒素を含むアルカリに似た有機化合物です。
覚醒作用、利尿作用、鎮痛作用など様々な効果があります。
特に、よく言われるのが「夜に目が冴えて眠れなくなる」
健康な大人で100㎎以上摂取すると、眠れなくなると言われています。
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子供がカフェインを摂取すると?

コーヒーは、少し飲んだだけでも眠れなくなったり、興奮状態になりやすいと言われています。
子供が睡眠不足になると、
  • 不快感になる
  • 落ち着きがなくなる
  • イライラする
  • 反抗的になる

などと、体への影響が色々でてきます。

子供はカフェインの影響を受けやすい(個体差で大きく変わります)ために、「コーヒーは子供にはダメだ」と言ってるだけです。
実際は、「2歳の息子がコーヒーを飲んだけど平気でした」とか「幼稚園では、週に1回給食でコーヒー牛乳が出ますけど、園児たちに影響を及ぼすことはありません」などという話をよく耳にします。
つまり、飲み過ぎなかったら大丈夫ということです。
海外の研究チームが、子供の成長や健康にはカフェインの影響はないと、報告をしています。
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子供の1日のカフェインの摂取量は?

内閣府の機関である食品安全委員会の資料です。
カフェインの1日当たりの悪影響のない最大摂取量
子供・・・2.5㎎/体重/日
  • 4~6歳・・・45㎎
  • 7~9歳・・・62.5㎎
  • 10~12歳・・・85㎎
  • 妊婦、母乳で保育している母親・・・300㎎
  • 健康な大人・・・400㎎
1日の上限摂取量=体重1㎏当たり×1日2.5㎎。
体重20㎏の子供なら、20×2.5=50gまでなら摂取しても大丈夫だよってことになります。

カフェインを過剰摂取してしまったら?

水をたくさん飲むと、カフェイン効果がやわらぎます。

また、水分をとることで、体外にも出してくれます。

体のバランスを考えて、少し塩を入れると効果的です。

 

あと、カリウムやマグネシウムを取ると、不快感が抑えられると言われています。

カリウムを含む食べ物・・・バナナ、メロン、ほうれん草、豆類、魚類、肉類など。

マグネシウムを含む食べ物・・・アーモンド、魚介類、藻類、豆類など。

 

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コーヒーを飲む時間帯は?

カフェインは、個体差によって影響が大きく違い、摂取後30分~120分後で、効果が現れると言われています。

また、効果が出始めてから2時間~4時間で、効果が半分まで下がります。

子供(個体差はありますが)だと、8時間ぐらいは効果が残るそうです。

寝る5~6時間前は、飲むのを控えましょう。

 

コーヒー牛乳を飲ませる時の注意点は?

乳飲料のコーヒー牛乳は、100mlあたり10~30㎎のカフェインが含まれています。

コーヒー飲料のコーヒー牛乳は、100mlあたり50㎎のカフェインが含まれています。

コーヒー牛乳を買う時は、乳飲料かコーヒー飲料かをパッケージで確認してから買いましょう。

 

子供が好きな「コーラ」、「チョコレート」などにも、カフェインは含まれています。

カフェインの量を考慮しながら、食べさせたり、飲ませてあげましょうね。

 

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オススメのコーヒーは?

最近では、カフェインが入ってないカフェインレスコーヒーがあります。

これならカフェインを気にせず、お子様と一緒にコーヒーを楽しめます。

味も、普通のコーヒーと変わりないために、おすすめです。

 

まとめ

コーヒー牛乳は、4歳から飲ませるようにしましょう。

コーヒー牛乳を買う時は、乳飲料と表記してあるものを選んで下さい。

寝る5~6時間前には、飲ませないようにしましょう。

過剰摂取してしまったら、塩水、果物、豆類、魚類を取るようにして下さい。

コーヒー牛乳には、カフェインだけでなく甘さを出すため、砂糖が大量に使われています。

カロリーも高めいために、糖のとりすぎで病気になる可能性も否めません。

1日の飲む量は、100mlぐらいを目安にして下さい。

子供と一緒にコーヒーを飲むのなら、カフェインレスコーヒーがおすすめです。

 

健康に気を付けて、楽しいコーヒーライフをお子さんと過ごして下さいね。

 

おしまい

 

コーヒー
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コメント

  1. […] […]