こんにちは、りんさく(@sakurarin72)です。
愛猫に留守番をさせて出かける時って、なんとなく後ろ髪を引かれるような気持ちになりませんか?
僕なんて仕事に行くだけなのに、名残惜しくて玄関先で遊んでいる時があります(笑)
猫の狩猟方法は獲物を待って仕留めるという方法なので、猫は待つことを得意としていると言います。
でも1人で留守番は可哀想・・・
って思ってしまうのは、僕だけでしょうか。
まぁ、そんなことを考えていると、どこにも行けないですよね(笑)
意外に猫たちは
「うるさい飼い主がいなくてのんびりできるにゃ~」
と思っているかもしれません。
それはそれでちょっと寂しい気が…(´;ω;`)ウゥゥ
今回は「愛猫が留守番をどう思っているか」というお話です。
猫は留守番をどう思っているの?
猫は単独行動で縄張り意識が強いので「寂しい」という感情は、あまりないと言われています。
しかし、それは野生で生きている猫であって、子猫の時から飼い主さんと一緒に暮らしている猫は、そんな事はないと思います。
近年、猫と人間の脳は似ているという事から「実は猫にも感情がある!」と脳科学者から発表されました。
以前、海外で猫の留守番の実験が行われました。
結果は外出時間が4時間以上になると、猫は飼い主さんがいないことに寂しさを感じる、という結果が出たそうです。
逆に30分ぐらいの外出なら、全然平気で外出している事さえ気づかないという事でした。
しかし、4時間以上で寂しさを感じるとは言え、猫は1日に14時間以上は寝て過ごすため、人間が思うほど寂しくは感じていないのかもしれませんが、感情があることは確かなようです。
「あれ?今日は遊び相手の飼い主がいないなぁ。寝るか」
ぐらいにしか思っていないのかもしれません。
基本猫は、1~2日ぐらいなら留守番が出来ます。
しかし人間もそうですが、小さい子供を1人残して、1~2日程外泊するなんてことはしませんよね。
それは猫も同じで、子猫を1人残して外泊する事は危険がありすぎます。
子猫がいるご家庭は、長期間留守にする事は控えてあげましょう。
留守中のトラブル
猫は「1~2日程度なら家を空けても大丈夫」と言いましたが、全ての猫が大丈夫というわけではありません。
子猫の時から飼い主さんと一緒にいる猫は、飼い主さんを母猫だと思っているため、飼い主さんの姿が1日中見えないと、ストレスを感じてしまうのです。
そのストレスが強くなると、トラブルを起こしやすくなります。
トイレ
1番多いトラブルが「トイレの粗相」です。
猫はキレイ好きなために、汚れて気に入らないトイレでは、排泄をしません。
「早く掃除をしてよ」
というメッセージを込めて、トイレ以外で粗相をしてしまう事があります。
家に帰ってきてトイレ以外で粗相がしてあったら、トイレが汚れている事にストレスを感じているのかもしれません。
1日以上愛猫にお留守番をさせる時は、トイレの設置個所を増やしてあげましょう。
物を壊す
猫は、犬ほど留守番中に物を壊す事はないそうですが、退屈しのぎに物を落としたり本棚や家具に登って遊んだりします。
帰ってきて、部屋の中がぐちゃぐちゃになっていた事はありませんか?
あれは、猫がストレス解消でやっている事が多いそうです。
大切な物や入ってほしくない部屋は閉めておきましょう。
特に、気をつけないといけないのが、電気のコードです。
電気のコードは、必ずコンセントから抜いて下さい。
誤ってかじってしまうと、感電する恐れがあるからです。
ゴミ箱
ストレスが溜まって、ゴミ箱のゴミを散らかす事があります。
散らかすだけならまだしも
「何かないかにゃ~」
と思って、ゴミ箱を漁って誤飲する事故が多いです。
人間には良くても、猫にとって危険な食べ物はたくさんあります。
猫は、普段食べないものでもお腹が減ると、何でも食べてしまう事があるそうです。
中毒や命にかかわるような事がないように、ゴミ箱に限らず食べ物は隠しておきましょう。
前後の行動で気持ちを読み取ろう
愛猫が留守番中に何をしているか気になりませんか?
「もしかして、寂しすぎて私を探し回っているのでは…」
なんて考えてしまいませんか。
僕は「寂しくないかなぁ」と心配になり、急いで家に帰ったりしますが、ほとんどが寝ています。
「ちぇっ、人の気も知らないで寝とんかい!」
って突っ込んでみたりもします(笑)
基本猫は、寝て留守番をしています。
たまに起きて、トイレに行ったり、ご飯を食べたり、部屋の中をパトロールをすることもあります。
これが長時間飼い主さんが帰ってこないと、ストレスが溜まりトラブルメーカーとなってしまうのです。
大体いつも同じ時刻に帰ってくる飼い主さんであれば、愛猫も飼い主さんの生活のリズムに合わせて、玄関までお出迎えしてくれるそうです。
「いいなぁ、うらやましい~」
それじゃあ猫は、飼い主さんの外出前と帰宅後に、どのような寂しさの伝え方をしているのでしょうか。
外出前
身支度をしている時に愛猫が足元に寄って来て、頭や体をスリスリとこすりつけてくる時がありませんか?
「どこか行くのぉ~」
「寂しいな」
「行かないでよ」
と訴えているのです。
あと玄関先で「ニャー」と長めに鳴いたり、「ミャー」「ナーン」と大きな声で長めに鳴く時も寂しさを訴えている時です。
そんなことされると、出掛けづらいですよね。
帰宅後
行く前と同様に頭や体をスルスルしてきたら
「おかえり~、待ってたよ」
「寂しかったよぉ」
と訴えています。
あと、ダッシュでお出迎えをしてくれたり、お腹を見せてゴロンとしてきたり、喉をゴロゴロ鳴らして寄ってきたりする時は、飼い主さんが帰ってきたことを喜んでいる証拠です。
猫は、飼い主さんの匂いを感じる事で、すごく安心をすると言われています。
思いっきり匂いを嗅がせてあげてスキンシップをとると、すごく喜んでくれます。
さいごに
どうしても、愛猫にお留守番をさせる時があると思います。
猫は、1日ぐらいのお留守番なら平気ですが、2、3日家を空けるようなら、それなりに対応してあげなければなりません。
猫の欲望の中で、最も強いと言われているものは「食欲」です。
それと、ストレスを感じやすいと言われているのが「トイレの汚れ」です。
もし長時間、愛猫にお留守番をさせるのなら、食事とトイレには十分に気をつけてあげて下さい。
ストレスの少ないお留守番にしてあげましょうね。
帰宅後はスキンシップをとりながら、いっぱい褒めてあげて下さい。
愛猫はいつだって、飼い主さんの帰りを楽しみに待っていますよ。
おしまい
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ストレス解消、運動不足には体を動かすのが一番!楽しく遊ばせてあげましょうね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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