こんにちは、りんさく(@sakurarin72)です。
日本はペット大国として有名ですね。
最近では、子供(15歳未満)よりもペット(犬猫)の方が多いそうです。
ペットの中でも猫を飼う人が、ダントツに多いようです。
愛らしい姿や仕草が人気を集めています。
中には、「散歩しなくてもいい」「吠えない」「インスタ映えする」「見ていて癒される」など今どきの意見も多いようです。
猫と言えば、1日の半分以上を寝て過ごします。
なぜそんなに寝るのか、ホントに寝ているのか?と思うときがありませんか。
猫の睡眠についてお話したいと思います。
猫の睡眠時間
猫は、1日の3分の2は寝ています。
さっきまで遊んでいたと思ったら、「もう寝てる」ってときがありますよね。
猫は、「寝子」という説もあるくらいよく寝ます。
猫の1日の睡眠時間は、12~16時間平均で14時間と言われています。
子猫や高齢の猫(10歳以上)になると、18~20時間眠ります。
なぜそんなに寝るのか
「そんなによく眠れるなぁ」と考えたことないですか。
猫がたくさん寝るのには、理由があります。
猫というものは狩猟動物ですので、いざという時のために寝てエネルギーを蓄えているのです。
いざという時とは、狩りをする時や縄張り争いのケンカをする時です。
子猫に関しては、寝ている間に成長ホルモンが作られるのです。
子猫にとっては、睡眠は大切な仕事なのです。
それと猫は長いこと寝ていますが、実際に熟睡している時間は1時間程度なのです。
人間は、深い眠り(ノンレム睡眠)と浅い眠り(レム睡眠)を繰り返しますが、猫は、ほとんどが浅い眠り(レム睡眠)なのです。
深い眠り(ノンレム睡眠)は、1回の睡眠で5~7分程度なのです。
1日に換算すると、約60分程度です。
なぜかと言いますと、敵に襲われる危険を素早く察知するためなのです。
家猫の場合は襲われたりする危険性がないので、深く眠れる時間(ノンレム睡眠)が長いのではないかと言われています。
質の高い睡眠
人間も質の高い睡眠を得るために、枕を変えてみたり、布団を変えてみたり、部屋の明るさを調整したりしますよね。
猫の睡眠にも質が高い、寝やすいところがあります。
場所
猫は、薄暗く狭い場所や気づかれにくい場所を選びます。
これは、「敵から狙われにくいから」、「目立ちにくい」という理由で好まれています。
その他にも、日向ぼっこができる暖かい場所も好んで寝たりします。
高い場所も敵に狙われにくいので、寝心地の良い場所とされています。
あと安心できる場所は、飼い主さんの匂いがする所も寝心地の良い場所とされています。
飼い主さんの服の上や飼い主さんのベッドの上なども好んで寝たりします。
明るさ
顔を隠して寝ていたり、下を向いて寝ている事がよくあります。
一見可愛い姿で寝ている様に見えますが、猫にとっては明るさがストレスになっています。
猫の目は、人間の目の約6倍の能力で光を感じると言われています。
ちなみに視力は人間の1/10程しかありません。
人間がちょうどいい明るさでも、猫にとっては眩しいのです。
特に蛍光灯のチラチラした明るさが、猫にとってはストレスになると言われています。
LEDなどの優しい光や部屋を暗くしてあげるなどしてあげましょう。
温度
猫は、温度によって寝方が変わります。
寒い場合は丸くなって寝ていたり、暑い場合はお腹を上にして足を伸ばして仰向けで寝たりしています。
猫の寝方によって温度調節をしてあげてください。
その他
猫の寝てる姿って可愛いですよね。
ついつい触ったりナデナデしてしまいますが、それが猫にとってはストレスになっています。
人間も寝ている時に触られたり、大きな音を出されたりすると「イラッ」ってしますよね。猫も同様で触られたり、大きな音を立てられるとストレスを感じます。
可愛いからといって、ナデナデしたり大きな音を立てるのはやめてあげましょう。
質の高い睡眠で寿命がのびる
猫は、ストレスを受けやすい生き物です。
猫も人間と同じで、ストレスをためすぎると病気になってしまいます。
下痢や嘔吐を頻繫にするようになったら、ストレスが溜まっている証拠です。
ストレスの溜めすぎで病気になったり、ひどいときには命を落とすこともあります。
ゆっくり寝させてあげることが、ストレス解消になったり、寿命を長くさせるコツです。
まとめ
猫にとっては、寝ることは大切な仕事です。
猫が寝る時は、場所、明るさ、室温(温度、気温)に少し気を使ってあげましょう。
無理矢理起こしたり、触ったりしないで思う存分ゆっくり寝かしてあげて下さい。
さいごに
猫は寝る事が仕事の生き物です。
愛猫の健康管理は飼い主さんの責任です。
猫も人間もストレスを感じることなくいられたら、こんな幸せなことはないです。
愛猫には長生きしてもらって、ずっと一緒に居たいものですね。
おしまい
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
キャットタワーで運動不足を解消させましょう。
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