病気にならない体作りをしよう。猫の免疫力をアップさせる方法とは

 

こんにちは! りんさく(@sakurarin72)です。

 

最近、気温の変化が激しいせいなのか、体がだるくてだるくて~。

 

エアコンの効いた部屋から屋外へ、昼と夜の温暖差などで体調を崩しがちですが、みなさんは大丈夫でしょうか?

そろそろ夏も終わりに近づき、秋へと移り行く季節の変わり目は、体調を崩しやすいと言われています。

それは人間だけでなく、いつも一緒にいる愛猫にも言えることです。

 

「健康を維持するには、免疫力を高めるといい!」

とよく聞きます。

人間の場合だと、適度な運動や入浴、睡眠、食事などで免疫力を上げられると言いますが、猫の場合はどうでしょう?

最近のキャットフードは栄養満点なので、キャットフードだけ食べていれば、栄養は十分に補えると言われています。

しかし免疫力を上げるのは、キャットフードだけでは上げられません。

猫も人間と同じで、免疫力が低下すると病気への抵抗力が下がり、体調を崩しがちになってしまいます。

 

今回は、猫の免疫力を上げるにはどうしたらいいの?というお話です。

 

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愛猫の免疫力を高めよう

今の時代、色々なウイルスや病原体が空気中に散乱しています。

免疫力を高める事によって、それらのウイルスや病原体を防ぐことができるのです。

 

「ところで、免疫力って何?聞いたことはあるけど、よくわからん」という方も、おられるのではないでしょうか。

 

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免疫とは

体内に入ってきたウイルスや病原体を、白血球やリンパ球などが連携をして、やっつける仕組みのことを言います。

もし免疫が体内から無くなったら、すぐに何らかの病気にかかってしまうと言われるほど、大切なものです。

 

よく免疫力の事を抵抗力という方もいますが、抵抗力と言うのは「自然免疫」の事です。

つまり、持って生まれた体の強さの事を言います。

風邪やインフルエンザなどにかかりにくい方は「自然免疫の力」=抵抗力が強いというわけです。

 

対して免疫力は「獲得免疫」と呼ばれ、経験によって作られる体の強さのことです。

大人になるにつれて、色々なウイルスや細菌感染を経験します。

その経験から細胞が学習をして、病気になりにくくする力を免疫力と言うのです。

 

要は、持って生まれた「自然免疫=抵抗力」と「獲得免疫=免疫力」を合わせて、免疫力と呼びます。

この免疫力が低下をするという事は、体を守る力が低下してしまうというわけです。

 

この仕組みは人間や猫、その他の動物にもあてはまると言われています。

 

「愛猫が猫風邪などの感染症になりやすい」というのなら、体を守る力=免疫力を高めてあげるといいのです。

 

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免疫力が下がるとどうなるの?

免疫力が下がると、ウイルスや細菌などが体内に侵入してきた時に体を守る力が下がります。

という事は、感染症や病気を発症しやすくなるという事です。

さらにガン細胞の増殖を止められなくなり、ガンを発症して命を落とすケースもあります。

 

それ以外にも「免疫異常」といって、自分自身の免疫細胞を傷付けて、皮膚炎やリウマチなどを発症する事もあるそうです。

 

免疫力は健康を維持するうえで、大切なものなのです。

 

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免疫力をアップさせる方法とは

人間は適度な運動と栄養のある食事、睡眠で免疫力を高められると言います。

それは猫も同じで、体を動かすこと、バランスの良い食事、良い睡眠、スキンシップをすることで免疫力を高める事ができるのです。

 

体を動かす

ある研究で「適度な運動は免疫力を高める」という事が証明されています。

この適度な運動というところがポイントです。

人間も猫も長時間運動をすると、体が疲れて免疫力が下がると言われています。

 

特に猫は持久力がないので、長時間運動をさせるとそれが強いストレスとなり、免疫力が下がってしまいます。

遊ぶ時間は10~15分程度を目安に、毎日おもいっきり遊んであげて下さい。

 

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バランスの良い食事

免疫の70%は、腸の力で補っていると言われているほど、腸内環境はとても重要です。

それ以外に免疫力を高めるためには、必要な栄養素があります。

  • ビタミンA、B2、B6、C、E、
  • 亜鉛
  • 鉄分
  • リコピン

これらが含まれているキャットフードもしくは、飼い主さんの手料理を食べさせてあげることで、免疫力アップが期待できるのです。

 

どのような食べ物かをまとめてみました。

  • ビタミンA:かぼちゃ、ほうれん草
  • ビタミンB2:アジ、イワシ、サンマ
  • ビタミンB6:マグロ、カツオ、鶏ささみ
  • ビタミンC:ブロッコリー、キウイ
  • ビタミンE:かぼちゃ、うなぎ
  • 亜鉛:レバー、卵
  • 鉄分:レバー
  • リコピン:トマト

すべて免疫力を高める食材ですが、これらばかりを与えていれば、免疫力アップができるというわけではありません。

同じものばかり与えていると、栄養が偏り逆効果になると言われています。

これらをいつも食べているキャットフード(総合栄養食)にふりかけてあげると、免疫力アップに繋がるのです。

 

ただし与える時は、蒸すか煮るなどをしてから、味付けをせずに細かく刻んでキャットフードにふりかけてあげましょう。

食材に一度火を通すことで食材自体の酵素が上がり、口に含んだ時に免疫力が高まるそうです。

 

それと最初にも言いましたが、免疫は腸の力で賄っています。

という事は、腸内環境を整えると免疫力アップに繋がるという事です。

腸内環境を良くするには、善玉菌を増やすと良いとされています。

 

善玉菌を増やす食べ物

  • ヨーグルト
  • バナナ
  • さつまいも
  • リンゴ
  • 大根
  • キャベツ

などです。

これらも、普段食べているキャットフードにトッピングしてあげると、免疫力アップの期待ができます。

 

あと、様々な免疫力アップのサプリメントがあるので、それを取り入れてみるのも、良いのではないでしょうか。

 

 

猫の腸活について書いてあります。興味がありましたら読んでみて下さい。

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良い睡眠

人間もそうですが、睡眠中は細胞を修復する時間です。

この細胞の修復は、免疫力と深い関係があると言われています。

 

それと睡眠をとる事で、ストレス解消にも繋がります。

猫にストレスはご法度です!

まぁ、人間にもですけどね。

 

猫は、1日に12~16時間の睡眠が必要とされています。

可愛い愛猫の寝顔を見ると触りたくもなりますが、ここはグッと堪えて、ゆっくりと寝かせておいてあげて下さい。

 

スキンシップ

人間は猫を撫でると、幸せな気持ちになると言います。

それは猫を撫でた時に「オキシトシン」と呼ばれるホルモンが分泌される事で、気持ちが癒されて幸せな気分になるのです。

 

この幸せホルモン(オキシトシン)が分泌されるのは、人間だけではありません。

実は、撫でられている猫も分泌されるのです。

猫の体には「感覚受容器」と呼ばれる、自身の身を危険から守るためにセンサーのようなものが、たくさんあります。

それに触れられると、オキシトシンが分泌されて、とても気持ちがよくなり、幸福感を得られるそうです。

このオキシトシンの分泌が、猫の免疫力を高めると言われています。

 

しかし猫は「こいつは信頼できる!」と認めた相手にだけしか、そのセンサーを触らせることはしません。

愛猫と信頼関係を築き、人間も猫も幸せな気持ちになり、免疫力アップを目指しましょう。

 

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免疫力を低下させる原因

免疫力が低下して心配されるのは、病気や感染症へのリスクが高まることです。

できることなら、それだけは避けたいですよね。

 

ではなぜ、免疫力が低下するのでしょうか。

  • ストレス
  • 睡眠不足
  • 運動不足
  • 合わない食事

などが主な原因です。

どれもちょっとした愛猫への気づかいで、何とかなると思います。

特にストレスは、猫に禁物です。

免疫力どころか、命にかかわってくることもありますので、注意して下さい。

 

 

ストレスが溜まった時の猫の行動について書いてあります。興味がありましたら読んでみて下さい。

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さいごに

夏が終わり秋へ、秋が終わると冬へ、そして春へと季節は変わっていきます。

この季節の変わり目が、一番病気になりやすいそうです。

 

猫も人間と同じように季節を感じる生き物なので、季節の変わり目は病気になりやすいといいます。

猫は、病気やけがをしても隠そうとする性質を持っているので、完全に見抜く事は難しいかもしれません。

できることなら、一生病気なんかになってほしくないですよね。

 

愛猫の免疫力を高めて、病気になりにくい体作りをしてあげましょうね。

 

おしまい

 

免疫力を上げる猫用サプリメントはこちら。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

猫の病気
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