猫同士はどのように会話をする?愛情表現とコミュニケーションの仕方

 

こんにちは、りんさく(@sakurarin72)です。

 

人間は朝起きると「おはよう」、寝る時には「おやすみ」などと、自分の気持ちや考えを言葉で表現をして、コミュニケーションをとっていますが、言葉を知らない猫はどのようにコミュニケーションをとっているのかご存知でしょうか?

 

まさか猫語で?

猫は、成長するにつれて「ニャーニャー」と言い合う事は、ほとんどしないと言われています。

 

では、猫はどのように気持ちを伝えているのでしょうか。

 

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猫同士はどのように会話をする?

猫が誰かに「ニャー」と言うのは、自分の要求を伝える時だけだと言われています。

愛猫が、飼い主さんに向かって「ニャー」と言ってくる時がありますよね。

あれは、飼い主さんに「ごはんちょうだい」「遊んでよ」「ナデナデしてよ」などの要求をしている時なのです。

 

猫が猫に向かって「要求のニャー」をいう時は、子猫の時だけと考えられています。

まだ1人で何もできない子猫は、母猫に頼らないと生きていけないので、自分の居場所を教えるため、どんな状況なのかを伝えるために鳴くのです。

逆に、母猫も子猫の居場所を知るために「ニャー」と鳴いて、コミュニケーションをとっています。

 

猫は、五感の中で一番聴覚が優れていると言われています。

人間の約8倍あると言われている聴覚で、遠くにいる子猫の声を聞いて、居場所や置かれている状況を知るのです。

子猫も母猫に見つけてもらうためや、自分の事を知ってもらうために、何時間も鳴き続けます。

 

これが、猫親子の声を使ったコミュニケーションです。

 

これが成猫になると、自分1人で生きていける力が身についているため、猫同士で「ニャーニャー」と言い合う事がなくなるのだと考えられています。

 

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飼い主さんに鳴くのは何故?

飼い猫は成猫になっても、飼い主さんには鳴いてきます。

あれは、飼い主さんの事を母猫だと思っているからです。

 

子猫が母猫に対して、自分の事を知ってもらうために、鳴いてアピールをするのですが、それとよく似た感覚だと言われています。

成猫は、飼い主さんに自分の気持ちを伝えるために、鳴いているのです。

猫は、飼い主さんの事をよく観察しているため、「こういう時はこの鳴き声で鳴くと構ってくれる」ということをわかっています。

 

猫は、約20種類ある鳴き声をうまく使い分けて、飼い主さんに自分の要求を伝えているのです。

 

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猫のコミュニケーションの仕方

猫同士は、声を出して話すことがあまりありません。

では、どのようにしてコミュニケーションをとるのでしょうか?

 

匂いで会話をする

言葉を話せない猫は、お互いの匂いで会話をしているのです。

猫同士が、体をスリスリしている所を見たことがありませんか?

 

あれこそが、猫の会話の一つなのです。

お互いの匂いで、情報交換をしています。

「なにしてたの?」「どこからきたの?」というような会話を、匂いを嗅いで行っているのです。

 

ちなみに、体をスリスリこすり合わすことを「アロラビング」と言います。

 

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ボディランゲージで会話をする

ボディランゲージとは、「言葉を使わずに、身振りや手振りで物事を相手に伝えること」です。

 

猫の場合ですと、体の動きで相手に気持ちを伝えます。

例えば、知らない猫が来たら「シャー」と言って、背中を丸めて毛を逆立てて威嚇していますよね。

あの行動もボディランゲージの一つなのです。

人間で言うならば、ケンカをする前の言い合いみたいなものですね。

 

猫は、ケンカの相手をじっと見る習性をもっています。

目をそらしたり、うずくまったりした方が降参したサインなのですが、この負けを認めた行動もボディランゲージの一つなのです。

 

猫は、匂いとボディランゲージで会話をしながら、コミュニケーションをとっているのです。

 

 

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猫同士の愛情表現の仕方

猫が、自分の好きな猫や信頼している猫にする行動を親和行動と言います。

人間で言うと「キス」や「ハグ」のようなものです。

 

体をスリスリする(アロラビング)

猫の代表的な愛情表現の一つです。

 

自分の体をスリスリとこすりつける事によって、親しみを表現しています。

いつも一緒にいる猫同士よりも、たまに会う猫同士によく見られる行為です。

「元気か?」「久しぶり~」といった感じなのでしょう。

 

また、優位者へのあいさつにも、使われています。

こすられる側が優位、こする側が劣位とされているそうです。

 

このスリスリ行為は、猫にだけでなく飼い主さんへも同じことが言えます。

愛猫が足元で、体をスリスリしてくることはありませんか?

飼い主さんの事を、優位者と認めてくれているのです。

 

また、相手に匂いをつけて、「これは自分の物だ」というアピールをする場合も、体をすり付けてきます。

猫は、臭腺(しゅうせん)という匂いを出す器官を持っています。

あごの下、額の両側、唇の両側、しっぽ、肉球、肛門の両側にあり、ここから出る匂いを相手につけることによって、「これは自分の物」とアピールをしているのです。

 

この行動も、自分の好きな猫(人)にしかしないと考えられています。

飼い主さんの足元でスリスリしてきたら、臭腺を優しく撫でてあげて下さい。

喜んで、飼い主さんへの信頼度がアップします。

 

余談ですが、猫はどこを撫でてあげると、一番喜ぶかご存知でしょうか?

よくあごの下を撫でると喜ぶと言いますが、下あごより上あご方が気持ちがいいそうです。

ヒゲ周り、こめかみ、眉間、頭の上といった、口から上の部分が一番気持ちがいいそうなので、一度試してあげて下さい。

 

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お互いを舐めあう(アログルーミング)

これも、猫同士の代表的な愛情表現の一つです。

アログルーミングのアロとは、「他の」とか「自分以外の」という意味があります。

なので、アログルーミングとは、他の猫を舐めるという意味なのです。

 

多頭飼いしている方なら、猫同士がお互いの顔や体を舐めあっている姿を、よく目にすると思います。

猫は、起きている時間の1/4は毛づくろい(グルーミング)をしていると、言われています。

 

猫がグルーミングする理由は、

体をきれいにするため、リラックスするため、体温調節をするためです。

 

相手の体を舐めて、きれいにしてあげたり、リラックスさせてあげるということは、相手の事を信頼していないと、出来ない行為です。

メス猫同士、メス猫→オス猫によく見られます。オス猫同士、オス猫→メス猫はあまりしないと言われていますが、すごく信頼している猫には、オス猫もすると言われています。

相手を舐めてあげるという行為は、人間で言うマッサージをしてあげているみたいなものです。

 

人間も好きでもない人には、マッサージなんてしたくないですよね。

猫もそれと同じなのです。

 

猫にとってアログルーミングは、信頼している猫への愛情表現の一つだと言われています。

 

グルーミングしてあげる場所は、自分でグルーミングできない場所(顔や首の後ろ、耳など)をしてあげるのが、猫同士の愛情を深めるそうです。

 

後は、一緒に寝る、肩を並べて一緒に歩く、ケンカをしているようにじゃれあって遊ぶなどが、愛情表現だと言われています。

 

猫同士が仲良くしている姿は、見ている方もリラックスができて、微笑ましいものがありますね。

 

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さいごに

猫は言葉がなくても、様々な行動でコミュニケーションや愛情表現をしているのです。

猫の行動には一つ一つ意味があるので、愛猫の行動を観察して、猫同士が何をしゃべっているのか、気持ちを読み取ってあげるのも、面白いかも知れませんね。

 

おしまい

 

 

これ何だと思いますか?

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 


 


 

 


猫の気持ち
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