音楽を聴いてリラックス!ストレスを軽減させる猫のための音楽とは

 

こんにちは、りんさく(@sakurarin72)です。

 

突然ですが、これを聴くと「リラックスができる」「癒される」「元気がでる」という曲はありますか?

僕は、曲というよりもピアノの音を聴くと、すごく落ち着いてリラックスができます。

 

昔から人間は、音楽に癒されてきました。

世界四大文明の中で、最も古いと言われるメソポタミア文明の時から、音楽は人間と関わりがあると言われています。

 

どうして音楽は、人間に癒しやリラックスを与えてくれるのかご存知でしょうか。

それは、音楽が自律神経を整えてくれるからだそうです。

 

しかし、音楽から癒しをもらうのは、人間だけではありません。

実は、いつも一緒に居る愛猫にも、癒しやリラックスを与えてくれるのです。

 

今回は、猫がどんな音楽を聴くとリラックスができるのか、というお話です。

 

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猫が好きな音

「猫耳」今やファッションなど、可愛いを代表する一つとして取り入れる事が多くなってきました。

猫の5感の中で、一番優れているのが聴覚です。

 

猫の聴覚は人間の約3~4倍あり、25~7万5000ヘルツの周波数を聞きとれると言われています。

ちなみに

  • 猫:25~7万5000ヘルツ
  • 犬:15~5万ヘルツ
  • 人間:20~2万ヘルツ

こうやって見ると、猫の聴覚が優れているのがよくわかります。

 

その中でも猫が最も好む音は、周波数約8000ヘルツの倍音という、やわらかくて高い音なのです。

この8000ヘルツを好むのは、猫だけでなく人間にも心地の良い周波数だと言われています。

それは、母親の胎内で赤ちゃんが聞こえる母親の声が、8000ヘルツだからそうなのです。

 

一度暇な時に、8000ヘルツの音がどれくらい高い音なのかを聞いてみると、猫の気持ちがわかるかもしれませんね。

 

僕には高すぎて、あまり心地よく感じる事ができませんでした(笑)

 

8000ヘルツ以外にも猫が好む音があります。

 

 

水の音

猫は水に濡れるのが嫌いなくせに、水の音を好みます。

キッチンから流れる水の音、お風呂に入れる水の音などに、すごく興味を示します。

人間もヒーリング音楽と言って、川のせせらぎや海の音など、自然の水の音に癒されるといいます。当然、自然の中で育った猫も人間と同じように、自然の音を聞くと癒されるのです。

それと、昔から水を飲んで生き延びてきた猫なので、水の音には敏感なのかも知れませんね。

 

 

ビニール袋のカサカサ音

ビニール袋のカサカサした音は、猫の狩猟本能を刺激します。

小動物や虫がカサカサ動く音に似ているからなのです。

猫じゃらしで遊んであげる時に、ビニール袋も一緒に利用すると夢中になって遊んでくれます。

 



ギターの音

ギターを弾く人ならわかると思いますが、弾いていると必ずと言っていいほど寄ってきませんか?

「猫はギターの音が好きだらか寄ってくるのだ」と言われていますが、実は音よりギターのボディーに開けられた穴(サウンド・ホール)に興味があるそうなのです。

 

「あの穴に入れるかな」「入ってみたいな」「もしかしたら獲物が隠れているかも」という気持ちから、飼い主さんがギターを弾いていると寄ってくるのです。

 

しかし、ギターの音が好きで寄ってくる猫も多いのです。

特に、クラッシックギターの渋い音に、リラックスを感じる猫が多いとか・・・

 

 

つながった音

途切れずに細かく変化をする、なめらかでつながった音を好みます。

例えば、猫の鳴き声やゴロゴロ音、母乳を吸う音がそれに当てはまるそうです。

 

2019年にTBSのラジオ番組で、猫が好きな音というのを調べました。

その結果1位は、猫の鳴き声だったそうです。2位は8000ヘルツの音、3位は水の音という結果が出ました。

 

猫は、小さくて高いなめらかな子猫の鳴き声を聞くと、落ち着くと言われているのも、何となくわかる気がしますね。

 

「猫の耳はよく聞こえるだけでなく、気持ちも表しているのだよ」という事が書いてあります。興味がありましたら読んでみて下さい。

 

猫が好きな音楽

この音楽を聴くとストレスが解消する、リラックスができるなどと、音楽に癒されている方は多いと思います。

人間でもこんなに影響を受けている音楽なのですから、耳の良い猫にとっては、人間以上に影響を受けているかもしれません。

では、猫はどんな音楽が好きなのでしょうか?

 

 

ロック

猫はロック好きなのです!

それは、ロックのテンポが猫の心拍数(150~180回程度)とよく似ているからなのです。

ロックを聴く方なら経験があるかもしれませんが、ロックをかけると愛猫が気持ちよさそうに寝ていった、ということはありませんか?

 

人間もそうですが、動物は自分の心拍数と同じテンポの音楽を聴くと、リラックスができると言われています。

だから猫はロックが好きなのです。

 

ちなみに、人間の心拍数と同じテンポなのは、クラッシックだそうです。

 

 

クラッシック

2015年に、ポルトガルのリスボン大学の研究チームが、避妊手術中の猫に音楽を聴かせるという実験を行いました。

その結果、クラッシックだけ呼吸が落ち着いて、リラックスをしていたそうです。それ以外は呼吸が速くなったという結果が出たそうです。

 

しかし、クラッシックと言っても様々です。

クラッシックの中でも、最も猫が好む音楽は「モーツァルト」です。

モーツァルトの音楽は「植物も聴くとリラックスができる」というほど、安らぎを与える音楽として有名です。

それは植物だけでなく、人間にも猫にも安らぎを与えてくれるのです。

 

猫は高い周波数を好みます。その高い周波数がたくさん使われているのが、モーツァルトの音楽なのです。

それとモーツァルトの音楽には、自然界のリズムである「ゆらぎ」が含まれています。そのゆらぎが猫にとって気持ちよく聴こえるのでしょう。

人間は、モーツァルトの音楽を聴くと、脳が活性化されると言われています。

 

愛猫と一緒にモーツァルトを聴いて、のんびりと過ごしてみてはいかがでしょうか。

 

ちなみにモーツァルトは大の猫好きだったそうです。

 

小鳥のさえずりや川のせせらぎ、虫の声などの自然音とモーツァルトもクラッシック曲で構成されている最高の癒しを追及した音楽です。

 

 

猫のための音楽

聴いた猫の77%が好反応を示したという

「ねこのための音楽~Music For Cats」

 

2016年10月にイギリスで発売され、全米チャート33位の記録を持つ素晴らしい猫のための音楽です。

作曲者は、デヴィッド・タイ。

デヴィッド・タイは、ワシントン・ナショナル交響楽団でチェロ奏者を務める音楽研究者です。

そんな彼が、ウィスコンシン大学の心理学者や動物学者と共に「猫のための音楽」を作りました。

 

2017年2月22日(猫の日)に日本に上陸しました。

音楽は、猫の鳴き声、ゴロゴロ音、母乳を吸う時の音などを、猫がコミュニケーションをとる時のテンポで表現されている音楽です。

 

さいごに

音楽は、猫にとっても人間にとっても、癒しとリラックスを与えてくれるものです。

猫によって好みもあると思いますが、普段飼い主さんが聴いている音楽に、愛猫は興味を持つと言われています。

たまには、愛猫と一緒に音楽を聴いて、ゆっくりとした日を過ごすのもいいかもしれませんね。

 

でも愛猫が一番リラックスができる音は、大好きな飼い主さんの音だと思います。

足音、声、心音と様々な飼い主さんの音が、愛猫にとっては一番安心のできる音ではないでしょうか。

 

おしまい

 

 

猫のリラックスを追及して作られた、猫用のヒーリングミュージックです。

 

最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。

 

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