こんにちは、りんさく(@sakurarin72)です。
暖かくなったり、寒くなったりと、激しい寒暖差で体調を崩していませんか?
寒暖差が大きいと自律神経に乱れが生じて、精神的に疲れやすいと言われています。
体調不良になるのは、気温の変化や気圧の変化によるストレスが原因なのです。
雨降りは古傷が痛む、頭が痛い、体がだるいなどの症状は、ほとんどが気圧の変化によるものだそうです。
人間でも気圧の影響をモロに受けるのですから、体の小さい猫が気温や気圧の影響を受けないわけがありません。
今回は、気温や気圧が猫にどのような影響を与えるのか、というお話です。
気象病とは
気象病とは、天気が変化する事で発症したり、症状が悪化したりする病気の事です。
気圧の変化や寒暖差で自律神経が乱れ、偏頭痛、体の痛み、めまい、喘息、うつ病などの様々な異変が体に起こります。
気圧の変化、温度、湿度、日照時間などの影響を受けるのは、人間や犬や猫だけでなく、すべての動物が影響を受けるそうです。
特に、人間よりも動物の方が、影響を受けやすいと言われています。
猫が気象病になると
雨の日や台風の日には、気圧や気温が大きく変化します。
それが原因で、体調を崩す猫が多いので十分な注意が必要です。
では、気象の影響を受けた猫は、どのような行動や症状が出るのでしょうか?
行動
- よく寝る
- いつもと違う場所で寝る
- 食欲がない
- 暗いところや部屋の隅でじっとしている
- 飼い主さんのそばを離れない
雨の日や台風の日に、このような行動が見られるのであれば、気象病かもしれません。
症状
- 頭痛
- 嘔吐する
- 下痢をしている
- ぐったりとしている
- 熱っぽい
- 寒くもないのに震えている
- 落ち着きがない
- よく鳴く
頭痛以外は、見た目でもわかりますが「猫の頭痛ってどうやってわかるの?」と思いますよね。
猫は、痛みを隠す生き物なので、なかなか見抜くのは難しいと言われています。
しかし、愛猫が痛がっているのをほっておくなんて、そんな可哀想なことはできません。
頭が痛い時に猫が送るサインは、
飼い主さんや他の猫と離れたところで、壁などに頭を押しつけたりしています。
それと、イライラして噛みついたり、唸ったりするなど、見るからに機嫌が悪い仕草を見せる事が多いです。
頻繁にこのような行動をしていたら、頭が痛いのかもしれません。
「猫の気分だって天気に左右されるのだよ」という事が書いてあります。興味がありましたら読んでみて下さい。
猫と低気圧の関係
僕もそうですが、低気圧の時って頭が痛くなったりしませんか?
それは、高気圧の時より体にかかる圧力が少ないからなのです。
どういうことかと言いますと、
低気圧になると、高気圧で締め付けられていた体の筋肉が緩みます。
それと同時に、血管まで緩んでしまうのです。
そうすると、緩んだ血管は膨張をして神経を圧迫してしまいます。
その圧迫された神経が、頭痛を引き起こすのです。
また、緩み膨張するのは血管だけではなく、リンパや臓器も膨張をする事があるため、体のだるさや吐き気などの症状を、同時に引き起こす事もあります。
この症状は、人間だけでなく猫にも同じ事が言えるのです。
特に、腎臓の悪い猫は要注意です。
腎臓は、血液をろ過する働きがあります。
気圧が下がると血管が膨張し、血液の流れが滞ります。
そうすると、腎臓の機能が低下している猫は、血液を上手にろ過する事ができないため、血液の中に不純物が残ってしまいます。
その残った不純物(毒素)が血液を通して体内を巡り、体調不良や病気の原因になるのです。
ちなみに、健康な場合は血液中には残らず、尿として排出されます。
あと、気圧が下がると気温が低くなるため、猫は寒さで水を飲まなくなります。
そうなると、脱水症状になる可能性が高まるため、十分に注意してあげて下さい。
気象病の対策
天気は自然現象なので、防ぎようはありませんが、予防をすることはできます。
気圧の変化や温度の変化で、愛猫にどれぐらいの影響が出るのかを、把握しておいて下さい。
また、気象病は気圧の変化以外にも、ストレスからの自律神経の乱れが原因になることもあります。
愛猫にストレスを与える事が、一番の気象病の原因だと言われているぐらい重要なことです。
愛猫にストレスを溜めさせないように、気をつけて下さいね。
また、体を動かして体内の血液循環を良くすることも、気象病の予防になると言われています。
血液の循環が良くなると、自律神経を整えることができるからです。
猫じゃらしなどで遊んであげると、ストレスの軽減に繋がります。
あとは食事です。
猫も人間もそうですが、体にとって大切な栄養素は食べ物から取ります。
免疫力や体力をつけて、病気に負けない体を作るのに必要なのは、ご飯をしっかりと食べる事です。
食欲がない時やご飯を食べない時は、色々な工夫をしてご飯を食べさせてあげましょうね。
「雨が降ってダルそうだから」「低気圧の影響で元気がないから」と言って、いつもと違う振る舞いをする必要はありません。
猫はいつもと違う接し方をされると「飼い主がいつもと違うぞ」と不安に感じて、それがストレスになるからです。
愛猫には、普段通りに接してあげて下さい。
それと、暗いところや部屋のどこかでじっとしていたり、寝ていたりする時は、そっとしておいてあげましょう。
さいごに
すべての猫が、天気や気圧の影響を受ける訳ではありませんが、低気圧の影響で体調不良になる事は、少なくはありません。
単に眠くておとなしいのか、それとも体調が悪くておとなしいのかを見抜くのは、非常に難しいと思います。
しかし、いつも一緒にいる飼い主さんだからこそ、愛猫の変化に気づいてあげられるはずです。
少しでも「何かおかしいぞ」と感じた時は、動物病院に連れて行ってあげて下さい。
元気がない愛猫よりも、イタズラをするほど元気な愛猫の方がいいですよね。
おしまい
商品名通り、猫の食べやすさを追及したロングセラーの食器です。
猫壱さんの超ベストセラー商品です。猫が食べやすいように少し高さがついている優れものです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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