愛猫が突然知らんぷり。もしかしてこれって...猫の反抗期について

 

こんにちは、りんさく(@sakurarin72)です。

 

みなさんは、親や兄弟あるいは他人の言動が、うっとうしく感じたことはありますか?

いわゆる反抗期ってやつです。

 

僕は10代の頃、すべてが煩わしく思えた時期がありました。

人間の反抗期は、成長するには必要なものだとされています。

特に幼児期(3~4歳)、青年期(15~25歳)に反抗期が強く出るそうです。

 

反抗期は人間だけでなく、実は猫にもあるのです。

今回は、猫の反抗期についてのお話です。

 

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猫の反抗期について

反抗期とは、精神発達の過程で、他人の指示に対して反抗的な行動をとる時期の事を言い、子供から大人へ成長する過程で、誰もが通る道だと言われています。

 

ほとんどの方が、経験をした事があると思います。

この反抗期が、なんと猫にもあるのです。

 

猫の反抗期はいつ?

猫は、生後6ヵ月~1年くらいに、反抗期が多いと言われています。

 

人間でいうと9歳~18歳ぐらいで、ちょうど思春期ですね。

思春期の子供は、大人に対していつも不満があって、何に対しても反抗的な態度を取ることが多いと、言われています。

自分の気持ちがまとめられない、わからない、ということから、周りに当たり散らしてしまうそうです。

 

猫の思春期は、生後半年を過ぎたころから始まります。

猫も人間と同じように、思春期が始まれば反抗期も出だすのです。

 

しかし、猫が人間に見せる反抗期は、半年前よりも早くから始まります。

 

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人間に対する反抗期はいつ?

猫が人間に見せる反抗期は、生後2~9週齢です。

猫の生後2~9週齢は「社会化期」と言われて、猫社会について母猫から教わる大事な時期なのです。

ちなみに犬の場合は、2~3ヵ月齢が社会化期と言われています。

 

社会化期は、子猫の嗅覚、視覚、聴覚が活発に発達を始める大切な時期です。

この時期に、ほかの猫や人間と十分に触れ合わずにいると、攻撃的になったり、警戒心が強くなったり、臆病な猫になってしまうというわけです。

 

野良の母猫から育てられた子猫は

「人間は怖いから、近づいたらダメ!」

と教えられるのでしょう。

このように育てられた子猫は、人間に対して反抗的になり、警戒心の強い猫になってしまうのです。

 

逆に、1日1時間程度人間と触れ合う時間をもったり、母猫が人間に対して警戒心を持っていなければ、子猫も反抗心や警戒心を持たないと言われています。

しかし、人間と触れ合っている子猫でも、生後60~70日には反抗期が訪れるそうです。

ですが、自然とおさまっていくので、心配することはありません。

 

この社会化期を誰がどのように育てるかで、人間への反抗心が変わってくるのです。

子猫を育てる場合は「社会化期(生後2~9週齢)」を大切に育ててあげて下さいね。

 

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反抗期に見せる行動

今まで甘えていた子猫が、急に威嚇してきたり、嚙んできたりすると「嫌われたの?」と思いショックですよね。

でも、嫌われていないので大丈夫です!

それはただの反抗期です。

 

人間もそうですが、成長をするうえで反抗期はつきものです。

猫も反抗期を経て、成猫になっていきます。

 

ただ猫の場合は、猫に対する反抗期と人間に対する反抗期が違うようです。

 

猫に対する反抗期

猫は生後6週齢頃になると、父猫や兄弟猫の事を仲間だと見なくなります。

これは、ケンカをして嫌いになったや仲が悪くなったから、避けているわけではありません。

 

子猫は成長と共に、血縁関係が薄れていきます。

こうして1人前の猫として、自立をしていくのです。

 

そのために、仲良く遊んでいた猫やいつも一緒にいた猫を攻撃したり、無視をして避けるようになります。

それが、反抗をしているように見えてしまうのです。

 

「仲が悪くなった」「攻撃的な猫になったらどうしよう」と、心配されるかもしれませんが、実は子猫が少しづつ1人前になっている証拠なのです。

 

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人間に対する反抗期

いつも通りに接しているのに、急に嚙まれたり、無視をされたり、威嚇をしてくる事があります。

この行動も、1人前になるための反抗期なのです。

 

猫は、縄張り意識が非常に強い動物なため、成長をすると共に自分の縄張りができ、それを守ろうとします。

その守る行動が、威嚇をしたり攻撃をしてしまうのです。

猫は平和主義者なので、自分に被害が及ばない限り攻撃をすることはありませんが、子猫はまだそこまで社会性が身についていません。

自分の縄張りを守ることで精一杯なために、来たものすべてに攻撃してしまうそうです。

 

それと反抗期が始まると、名前を呼んでもしっぽだけで反応したり、おもちゃで一緒に遊んでくれなくなります。

飼い主からすると、ちょっと寂しく思えてしまいますよね。

 

しかし猫からすると

「いつまでも子供扱いするんじゃニャイぞ!」

と、言っているのかもしれません。

 

寂しい反面、それだけ成長をしたということなので、喜んであげましょうね。

 

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さいごに

愛猫の反抗期は飼い主からすると、寂しく思えてしまいますね。

ですが、猫の反抗期は短い期間です。それも生後1年未満の子猫がほとんどです。

 

愛猫が「攻撃的になったから」「無視するから」「威嚇するから」と言って、怒ってはいけません。

反抗期は子猫にとって、成長をするうえで大切な時期です。

 

大きな温かい気持ちで、我が子の成長を見守ってあげて下さいね。

 

おしまい

 

ストレス解消、運動不足には体を動かすのが一番!楽しく遊ばせてあげましょうね。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

猫の病気
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