猫好きさんでも意外と知らない!猫の体に関する雑学

 

こんにちは、りんさく(@sakurarin72)です。

 

この前、なぜだか無性に本が読みたくなる衝動におそわれました。

最近では、スマホがあるので本を読む機会は少なくなりましたが、なぜかたまに本を読みたくなります。

 

「そんなもん、スマホで読んでも一緒やん」

と思われるかもしれませんが、読む時がなんとなく違うのです。

本を読む方なら、この気持ちがわかっていただけるのではないでしょうか。

 

まぁ、そんなことはさておき。

 

図書館へ着き、何を読もうかと物色してみたものの、行き着く先は、やはり「猫」か「推理」か「歴史」のコーナーだ。

 

そんな中、動物の雑学が載っている本を発見しました。

その本には、色々な動物の雑学がたくさん載っていて、すごく面白かったのですが、頭に入ってくるのは、やはり「猫の雑学」だけ(笑)

 

ということで今回は、「猫の雑学」のお話です。

 

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猫の体の雑学

昔から、猫は謎の多い生き物とされてきました。

それは、現代になっても変わることはないそうです。

猫の行動、気持ち、生態において、未だに解明されていない事が数多くありますね。

 

そのために、猫が大好きな方でも知らない事が、いくつかあるのではないでしょうか?

意外に知られていない、猫の体についての雑学をご紹介したいと思います。

 

猫の脳

猫の脳の容量は、約3gほどで体全体の約0.7%ほどの重さで、知能は人間の2歳児程度だと言われています。

ちなみに、人間は約1320gで体全体の約2.1%、犬は約70gで体全体の約0.4%ほどの重さだそうです。

こうして見ると、猫の脳は軽く感じるかもしれませんが、猫の頭の大きさを考えると意外に大きいのです。

 

また、猫の脳の構造は人間と似ている部分が多く、9割ほどが同じだと言われています。

つまり、思考回路は人間に近いものを持っているということです。

 

特に、感情を司る大脳皮質の大きさが、人間と共通しています。

そのため、「猫はクールだ」「感情が薄い」とよく言われますが、実はその逆で猫は人間同様に、感情豊かで愛情深い生き物なのです。

 

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猫のまぶた

猫には、人間と同じ上下のまぶた以外に、目頭から目尻に向かって閉じる瞬膜(しゅんまく)と呼ばれる第三のまぶたが存在します。

瞬膜は、白い膜のようなもので、普段はまぶたの下にしまわれているため、あまり見る事はありませんが、眠くなってきたり、瞬きをした時に、にゅ~るっと出てきて目を覆うまぶたです。

 

瞬膜の役割は、眼球についたゴミを取り除く役目(車でいうとワイパーのようなもの)と、涙を作り眼球に潤いと栄養を与える役目があります。

涙の約40%は、ここで作られるそうです。

 

猫の骨の数

224本!

人間よりも40本ほど多いのですが、この40本のほとんどで、背骨としっぽを構成しています。

 

人間の骨格との大きな違いは、肩の部分の骨です。

猫は、顔さえ通れば体もすり抜けられると言いますが、それは鎖骨と肩甲骨に秘密があるからです。

猫の鎖骨は非常に小さく退化し、肩の関節に繋がっていません。

また、肩甲骨は首の後ろにあるために、足を動かすことによって自由に動かすことができます。

 

猫のしなやかな柔軟さは、肩の骨の構造にあったのです。

 

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耳の筋肉は12種類ある

猫の耳は、音を聞く以外にも、「温度調整」「平衡感覚」「感情表現」などの、大切な役割があります。

 

猫や犬、その他の哺乳類の耳が赤くなっていたり、熱を持っているのを見たことはありませんか?

あれは、毛細血管を収縮させたり拡張させて、体温を調整しているからです。

寒い地域の動物は耳が小さく、暑い地域の動物は耳が大きい特徴があるのも、体温調整をしやすくするためだと言われています。

 

あと、猫のバランス感覚にも、耳は大きく関係しているのです。

耳には、「三半規管」と呼ばれる平衡感覚器があり、猫はこの器官がとても発達をしています。

そのため、高くて狭いところを平気で歩いたり、高い所から飛び降りても上手に着地ができるのです。

 

他にも、猫は感情表現にも耳を使います。

  • 耳が前を向いている時は、リラックス状態。
  • ピンと立っている時は、何かを気にしている。情報収集中。
  • 耳を水平にして少し後ろへひいている(イカ耳)時は、不安を感じている。イライラしている。威嚇している。
  • 後ろにキュッとしている時は、恐怖を感じている。

 

猫の耳には12種類の筋肉があるために、180度様々な動きが可能なのです。

また、12種類ある筋肉のおかげで音の出所さえも探すことができます。

獲物の音、敵の音、飼い主の声、危険な音など、様々な音を聞くことができるのです。

 

ひそひそ話で愛猫の悪口を言っても、ちゃんと聞こえていますよ。

あとで仕打ちをされちゃいますよ。

 

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ルーズスキン

正式名称は、「プライモーディアルポーチ」と言い、猫好きさんの間では「たぷたぷ」や「ぷよぷよ」などと呼ばれています。

 

ルーズスキンとは、お腹から後ろ足にかけて広がっている「たるんだ皮膚」の事です。

歩いたり、走ったりしていると、お腹の皮膚が左右に大きく揺れる所を見たことはないでしょうか?

その揺れている部分を「ルーズスキン」と呼んでいます。

見た感じ、肥満でお腹が揺れているようにも見えますが、ルーズスキンは脂肪でないので、肥満ではありません。

 

ルーズスキンの役割は、「相手の攻撃が内臓まで届きにくくするためだ」と考えられています。

猫はお腹が急所となるために、お腹をたぷたぷさせておくことで、お腹への衝撃を和らげる事ができるからです。

 

他にも、「後ろ足を動かしやすくするためだ」とも考えられています。

猫といえば、素晴らしい瞬発力の持ち主です。

この素晴らしい瞬発力に欠かせないのが、俊敏な後ろ足の動きです。

お腹の皮膚をたるます事で、皮膚に引っ張られる事なく、思う存分に後ろ足を大きく動かせます。

後ろ足を、何の抵抗もなく動かす事ができるために、あの素晴らしい瞬発力が出せるのです。

 

猫のたぷたぷした可愛いお腹に、そんな大切な役割があったなんて驚きですね。

しかし、あのたぷたぷしたお腹に、癒しを感じている飼い主さんも多いのではないでしょうか。

 

ウィスカーパット

猫の口の上にある、ひげが生えてぷくっと膨らんでいる部分の事です。

通称「ひげ袋」と呼ばれ、猫の可愛い部位ランキングでは、いつも上位に選ばれています。

 

猫のひげは、周囲の状況を感知したり、平衡感覚を保ったり、物の大きさや温度や湿度までも調べられるのです。

そのため、猫にとってのひげは、生きていく上で必要不可欠な部位だと言えます。

その大切なひげを支えているのが「ウェスカーパット」です。

 

ウェスカーパットは、猫の感覚を支えている事もあって、神経がたくさん詰まっている重要な部位です。

可愛いからと言って、むやみに触らないようにしてあげて下さいね。

 

ちなみに「マズル」と呼ばれる部位があります。

マズルは、鼻と口全体の飛び出ている所を指します。

ウェスカーパットは、口の上のひげが生えている部分の事です。

 

よく似た場所なので、間違わないようにして下さいね。

 

 

 

ジョールズ

去勢をしていないオス猫、または去勢をするタイミングが遅かったオス猫は、ほっぺにしこりのようなものができ、やたらと膨らんでしまいます。(ピンク色の丸の部分)

この膨らんだほっぺの事を、「ジョールズ」というのですが、しこりができ膨らんでいるからといって、病気ではありません。

オス猫は、男性ホルモンが発達すると、ほっぺの皮が左右対処に分厚くなり、しこりのようなものができるのです。

 

なぜオス猫は、ほっぺの皮が分厚くなるのでしょうか?

 

猫同士のケンカでは、ほっぺを嚙んで攻撃をします。

特に、オス猫同士のケンカでよく見られるようです。

 

つまり、オス猫のほっぺの皮が分厚いのは、「ほっぺが受けるダメージを和らげるため」なのです。

また、「あごを発達させるためだ」とも、言われています。

 

猫のほっぺは、猫の好きな部位ランキングで、いつも上位に入るほどの人気です。

そのため、猫のほっぺに癒しを感じる方も、多いのではないでしょうか。

 

猫のほっぺは、フェロモンを分泌する部位でもあるために、疲れが溜まりやすい場所でもあるのです。

 

優しくマッサージをしてあげると、すごく喜んでくれます。

人間は、猫のほっぺを触って癒され、猫はほっぺをマッサージしてもらって癒される。

まさに、一石二鳥ですね🤭

 

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ポー

前足や後ろ足の折れ曲がった所までの事を言います。

人間でいうと、足首の上ぐらいからかかとまでの事です。

 

ちなみに、肉球は「ポーパッド」といいます。

 

ホイップテイル

ムチのような形で、先端へ行くほど細くなっているしっぽの事です。

別名「テーパー」と呼ぶ事もあります。

 

ノーズレーザー

被毛が生えていない鼻先の事です。

猫の鼻先に触ると、少し湿っていますよね。

あれは、嗅覚を研ぎ澄ますために濡れているのです。

 

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さいごに

猫について、知っているようで知らない事や言葉は、たくさんありますね。

誰でも、自分が好きな人や物の事は、「もっと知りたい」と思うはずです。

 

色々な事を知って、愛猫の役に立ててあげて下さい。

愛猫は、きっと喜んでくれるはずです。

 

おしまい

 

 

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

猫との暮らし
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