こんにちは、りんさく(@sakurarin72)です。
猫の魅力の一つでもある「手」
手の掌には誰もが大好き肉球、手の甲は丸くてフワフワとしていて、すごく可愛いですよね。
「猫のパーツの中でどこが好き」というランキングでは、第2位が肉球なのです。
ちなみに1位は瞳だそうです。
その魅力的な丸い手から繰り出される「猫パンチ」
猫を飼っている方なら、1度はパンチをされた事がありますよね。
僕なんて2日に1回は、やられてます(笑)
でもなぜか、やられても癒されてしまう・・・
もしかして、僕ってMなのか⁇
いやいや、猫飼いさんなら誰もが...ですよね(笑)
今回は、叩かれても癒される「猫パンチ」についてのお話です。
猫パンチとは
「猫パンチ」とは、猫が攻撃をする時に、片方の手(前足)もしくは両手で、自分の方へたぐりよせるように、相手を素早くバシバシと叩く動作の事です。
猫パンチは、猫の狩猟本能によって行われる行動だと言われています。
子猫が母猫のしっぽで、じゃれている姿を見たことがありませんか?
あれは、子猫の狩猟本能を鍛えるために、わざと母猫が自分のしっぽを左右に動かしているのです。
子猫が自立した時に、1人で獲物を捕れるように訓練しているのだとか。
その母猫から鍛えられた狩猟本能が「猫パンチ」を繰り出させているそうです。
ちなみに猫じゃらしは、この母猫が動かすしっぽを見て、思いついたそうです。
こうやって聞くと、いかにも猫がやる気満々なイケイケ気分で攻撃しているように思えますが、実は内心怖いから猫パンチを繰り出す事が多いようです。
攻撃しているにもかかわらず、心と体はしっかりと防御態勢を取っているのだとか・・・
さすが猫!って感じですね(笑)
猫パンチをする時は、それなりの理由があって繰り出しています。
猫パンチの種類
猫パンチには
- かまっての時
- やめろの時
- 怒りの時
その時の気持ちによって、パンチが違います。
かまってほしい時
飼い主さんや仲のいい猫やおもちゃに、手でチョイチョイとする事がありますよね。
- 遊ぼうよ
- かまってよ
という気持ちの表れです。
その時は叩く力が弱く、爪も出さない「チョイチョイ猫パンチ」を繰り出します。
おもちゃで遊んでいる時や、飼い主さん、猫同士でじゃれ合っている時も、チョイチョイ猫パンチをする事が多いです。
しかし遊びがエスカレートすると、力が強くなったり爪を出してきたりします。
猫パンチに最も多いのが、この弱々しいチョイチョイ猫パンチだそうです。
「チョイチョイ」と飼い主さんにちょっかいをかけて、気を引きたいのかもしれません。
気持ちに気づいてあげましょうね。
雑談ですが
「ちょっかい」という言葉は、猫が片方の手(前足)で物を搔き寄せる仕草から生まれた言葉なのです。
「ちょっ」は「ちょっと」、「かい」は「搔き」という意味で、ちょっ搔きがちょっかいになったそうです。
昔の人は、このチョイチョイ猫パンチからヒントを得たのかもしれません。
やめてほしい時
猫は気まぐれなために、遊んでいても急に嫌になったり、構い過ぎると不快な気持ちになり、機嫌が悪くなる事があります。
猫のイライラ度が増すにつれて、パンチの威力が強くなり爪を出す時があります。
時には、飼い主さんにも引っ搔いてきたり、嚙んできたりします。
やめてくれ~
という意思表示です。
この不快な時の猫パンチは、強めのパンチを1発するだけで終わることが多いです。
動物病院などに連れていく時や、過度なスキンシップの時に、よくする猫パンチなのです。
愛猫とのスキンシップもほどほどにしてあげましょうね。
怒りの時
最初から、相手を仕留める気持ちでパンチを繰り出してくるので、破壊力は相当なものです。
鳥やネズミなら一撃で気絶をさせられると言われています。
人間がやられた場合でも、負傷する程の威力があります。
メス猫の取り合いや縄張り争いなどの猫同士のケンカで、繰り出されるのが「バシバシ猫パンチ」です。
威力もあり、爪を出している事がほとんどです。
飼い主さんには、滅多にする事がないと言われていますが、敵と見なして本気で攻撃をしてくる事もあるそうです。
そういう時は、何が原因で攻撃してくるのかを、追及する必要があると思います。
「猫が構ってほしくない時のサインはこれだよ」という事が書いてあります。興味がありましたら読んでみて下さい。
どちらの手で猫パンチをする?
人間にも利き手があるように、猫にだって利き手があるのです。
人間は、9割が右利きと言われています。
ちなみに僕は左利きなのです(*^^)v
まぁ、僕のことなんてどうでもいいか(笑)
北アイルランドにあるクイーンズ大学のデボラ・ウェルズ博士は
- オス猫は左手
- メス猫は右手
を使う事が多いと、発表しました。
これは、オス猫とメス猫の脳に関係があるのではないか、という結果が出たそうです。
機会がありましたら、お家の愛猫はどちらの手で猫パンチをするか、どちらの手をよく使うのかを観察すると、利き手が分かって面白いかもしれませんね。
「猫のも利き手があるのだよ」という事が書いてあります。興味がありましたら読んでみて下さい。
さいごに
猫パンチをしている姿は可愛いですが、猫にもそれなりの理由があったのです。
愛猫の訴えをわかってあげられるのは、いつも一緒にいる飼い主さんだけだと思います。
愛猫の気持ちに寄り添って、信頼関係を深めて下さいね。
おしまい
ストレス解消、運動不足には体を動かすのが一番!楽しく遊ばせてあげましょうね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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