こんにちは! りんさく(@sakurarin72)です。
ね~こはこたつでまるくなる~♪
この雪の季節には、欠かせない歌ですね。
先日、うちの近所でも久しぶりに雪が積もりました。
雪が降ることはあっても、積もることがあまりないので、朝起きて外を見た時は少しテンションがあがりました。
その時にふと横を見ると、もう1人テンションがあがっている子がいました。
それは、うちの猫です。
カーテンを開けると、しんしんと降る雪にくぎづけ!
窓の周りを行ったり来たりしていたので、窓を開けてあげると、嬉しそうにベランダへ出て遊んでいました。
い~ぬは喜び庭かけまわり~……やったよな
ねこが庭かけまわる?やったっけ(* ´艸`)クスクス
初めて見る雪に興味津々のようで、雪の中を裸足で走り回っていました。
あんなに冷たい上を、裸足で歩いて肉球は大丈夫なの?
猫ってしもやけにならないの?
と、思ったことはありませんか?
今回は「猫ってしもやけにならないの?」というお話です。
しもやけとは
「しもやけ」は、医学的に凍瘡(とうそう)と呼ばれ、血流の異常で起こる病気です。
この時期になると「しもやけ」に悩ませれる方も多いのではないでしょうか。
僕はしもやけを経験したことがないので、いまいち辛さがわからないのですが、なった友達に聞くと「痒い」や「痛い」などと言って、辛そうにしています。
なぜしもやけになるのかというと、
急激な温度差刺激により、血流が異常をきたすことで発症すると言われています。
人間の体は寒くなると、血管を収縮させて体温を保持します。
逆に暖かい時は、血管を拡張させて熱を逃がして、体温を調整しているのです。
この収縮(寒い)、拡張(暖かい)を繰り返すことで、血液が正常に流れなくなり、皮膚に炎症が起こる病気を「しもやけ」と言います。
平均気温が4~5℃で、1日の気温差が10℃前後の環境で発症しやすいそうです。
では、猫も人間と同じような症状で、しもやけになるのでしょうか?
猫ってしもやけになるの?
答えは、猫もしもやけになります。
理由は人間と同じです。
血管の収縮、拡張を繰り返すことで、血流に異常が起こり、細胞や皮膚を炎症させる事で「しもやけ」になります。
特に、血管が細くて心臓から遠い部位が、しもやけになりやすいそうです。
- つま先
- 肉球
- しっぽの先
- 耳の先
人間と同じように、重症化すると壊死することもあるので要注意です。
症状
猫がしもやけになると、
- 水ぶくれ
- 赤く化膿する
- 赤~赤紫色に変色し出血する
- 痒み
- 壊死する
などの症状が起こります。
特に子猫と老猫は、しもやけになる確率が高いと言われているので、外で遊ばせる時には注意が必要です。
猫がしもやけになると、患部を頻繫に舐めたり、引っ搔いたりするので、確認はしやすいかと思います。
治療法
まずは、毛布でくるんだり、ストーブの前に座らせたりして、体を暖めて体温を上げてあげましょう。
それから、冷えきった手足、あるいはしっぽの先や耳の先などを、人肌程度(40℃前後)のぬるま湯で、暖めてあげて下さい。
壊死が見られた時は、その患部を元に戻すことはできませんが、感染症や皮膚の保護のため、速やかに動物病院へ連れていってあげて下さい。
猫の寒さ対策について書いてあります。興味がありましたら読んでみて下さい。
猫が雪で遊ぶ時の注意点
猫は雪の上に長時間いると、しもやけや凍傷になる危険性があります。
「しもやけ」は日常的な寒さによる血行障害に対し「凍傷」は気温が-4℃以下の寒さに、長時間いると起こる病気だそうです。
猫の場合は、-15℃の環境で過ごすと凍傷になると言われています。
凍傷になると、壊死する確率が高くなるそうなので、十分な注意が必要です。
普段、暖かい家でぬくぬくと過ごしている猫は、寒さに慣れていません。
そのために、少しの時間冷たい道や雪の上を歩いただけでも、しもやけになる事があります。
雪降りの外遊びはほどほどにしましょう。
帰ってきたら、体や肉球などを暖めてあげて下さいね。
それともう1点。
絶対に雪を食べさせないで下さい。
なぜかと言いますと、雪を溶かすための「融雪剤」「不凍液」が、雪に含まれている可能性があるからです。
不凍液は、暖房器具などの凍結防止に使われることが多いのですが、もし猫が舐めてしまうと、少しの量でも中毒症状を引き起こす可能性があります。
最悪の場合は、命を落とすこともある危険なものです。
絶対に雪は、舐めさせないようにして下さい。
さいごに
猫が、雪に穴を掘って遊んだり、舞っている雪を捕まえようとしている姿って可愛いですよね。
しかし、猫も人間と同じように、長時間雪の上や冷たい所にいると、しもやけになります。
愛猫を外に出している方は、寒い冬の時期は十分に注意して下さい。
冬は、猫にとって非常に辛い時期です。
寒い地方で暮らす猫たちは、冬を越せずに命を落とすこともあると聞きます。
もしこの時期に外で暮らす猫を見つけたら、寒さをしのげる場所を作ってあげて下さい。
「保護をして家猫に」とは言いませんが、人間の少しの優しさで猫は生きていけます。
せっかく人間に生まれたのだから、守れるものは守ってあげないとね。
おしまい
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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