こんにちは、りんさく(@sakurarin72)です。
ついに、暑い夏がやってきましたね。
みなさんは暑い日と寒い日なら、どちらが好きですか?
僕は寒い日の方がいいので、これからの時期は憂鬱です。
でも、夏は祭りや花火大会といった、楽しいイベントがたくさんあるので、実は夏も好きなのです。
今、「どっちやねん!」って突っ込みました?(笑)
そんなめんどくさいヤツが、愛してやまないのが猫です。
みなさんは愛猫を見て、
「モフモフした毛ぐるみを着ていて暑くないのかな」
「快適に過ごさせてあげるには、どうしたらいいのだろう」
と、考えたことはありませんか?
今回は、「愛猫への暑さ対策はどうしたらいいの?」というお話です。
夏を愛猫と一緒に乗り切ろう!
猫が夏を快適に過ごせる温度は、
気温25~28℃、湿度50~60%
猫の体温は、人間よりも2~3度程高いため、平熱が37~39度とされています。
そのため、人間よりも暑さを感じやすいのです。
ちなみに、冬は「20~23℃がベスト」だと言われています。
猫の先祖は砂漠地帯で生息したため、「暑さには強い」と言われていますが、最近では「猫は暑さに弱いのではないか」という意見もあるようです。
砂漠は、湿気がないカラッとした暑さですが、日本は湿気の多いジトッとした暑さなため、暑さの質が違うという理由で、意見が分かれています。
いくら暑さに強い猫でも、日本のような高温多湿では耐えられないようです。
つまり、猫は暑さが苦手なのではなく、湿気が苦手なのです。
そのため、猫は湿気の少ない35℃を超える猛暑日でも、日陰で手足を伸ばして寝そべっていれば、クーラーをかけなくても大丈夫と言われています。
余談ですが、夏日、真夏日、猛暑日とありますが、どのように分かれているか知ってますか?
- 夏日・・・25℃以上
- 真夏日・・・30℃以上
- 猛暑日・・・35℃以上
とされているそうです。知ってましたか?
僕は、最近知りました(笑)
猫に関係のない話をすいません。
話を戻します。
また、暑さに強い猫は熱中症にはなりにくいと言われています。
猫は、空気が循環していれば、暑い日でも大丈夫なのですが、空気が循環しない閉め切られた部屋にいた場合は、猫だって熱中症になります。
日本の短毛猫は、比較的暑さに強いと言われていますが、すべての短毛猫が暑さに強いとは限りません。
暑さに弱い猫
猫の種類や体型によって、暑さに弱い猫もいます。
暑さを感じる度合いは、猫によって様々なのです。
・鼻がつぶれている猫
エキゾチックショートヘア、ヒマラヤン、ペルシャなど。
猫は、鼻と肉球にしか汗をかかないため、体に溜まった熱を逃がす箇所が、鼻と肉球にしかありません。
そのため鼻がつぶれていると、鼻腔が狭いために熱を上手く逃がすことができないのです。
・長毛猫
日本の短毛猫は、比較的暑さには強いと言われていますが、寒い地方で生きてきた長毛猫は暑さに弱いです。
なぜなら、毛が長いために熱が逃げにくいのです。
だからといって、サマーカットをする場合がありますが、毛が短くなった分、地肌に太陽の光が当たりやすくなるため、余計に暑く感じたり、火傷をする場合があります。
毛を切ることは長毛猫だけでなく、短毛猫もおすすめはできません。
こまめにブラッシングをして、熱を逃がしてあげて下さい。
・太っている猫
人間と同じで、脂肪がたくさんついている体は、体内に熱がこもりやすいです。
ぽっちゃりした猫は可愛いのですが、少しダイエットをさせましょう。
・子猫、老猫
子猫は、自分で体温調節ができないため、上手く熱を逃がす事ができません。
そのため、体に熱を溜め込んでしまう可能性があります。
老猫の場合は、人間同様に年を重ねると、様々な機能が衰えて体温調節が上手くできない事があります。
熱中症、脱水症にならないよう注意してあげて下さい。
猫にとって最適な温度とは
猫が夏を快適に過ごせる温度は、
気温25~28℃、湿度50~60%
特に、湿度を重視してあげましょう。
猫が暑くても耐えられるのは、湿度が低いからです。
湿度が高いと、体温調整が上手くできないために、体調を崩してしまう猫が多いと言われています。
日本のような高温多湿の夏は、猫にとってとても暮らしにくいのです。
その暮らしにくさをフォローしてあげるのが、飼い主の役目です。
では、どのようにしたら快適に過ごせるのでしょうか?
エアコン
エアコンをつけると、愛猫が部屋から出ていき、廊下で寝ていることはないですか?
あれは、猫がエアコンを嫌いだからです。
猫の聴覚は人間の4倍~5倍と言われています。
そのため、人間に聞こえない微かなエアコンの音が、猫には不快に感じるからです。
それと、もうひとつ理由があります。
部屋の温度が、猫からすると少し寒く感じているのでしょう。
人間にとって快適な温度が、猫にとっても快適というわけではありません。
冷たい空気というのは、下に集まる傾向があります。
例えば、エアコンの設定温度を25℃にしていても、エアコンを設置している上の方では25℃でも、猫が生活する下の方では、25℃より低くなる事があるのです。
猫にとって、快適なエアコンの設定温度は28℃です。
猫は寒さを感じたら、その場を離れようとします。
そのため、扉は閉め切らずに、少しだけ開けておいてあげましょう。
扇風機
夏には欠かせないのが扇風機ですが、猫は扇風機に当たっていても涼しく感じないのです。
扇風機の風は、体温を含んだ汗が風にあたることで涼しいと感じるのですが、猫は肉球と鼻にしか汗をかきません。
猫は汗をかく範囲が少ないために、熱が逃げにくいのです。
そのため、扇風機の風では猫の熱中症は防げません。
それと、猫は扇風機をオモチャと勘違いしてしまう事があります。
回転する羽に手を入れてみたり、登って遊んでみたりするので、扇風機を使う時は十分に注意して下さい。
雑談ですが、
扇風機の台の所で、猫がゴロンとなって寝ている姿を、見たことはありませんか?
あれは扇風機の振動が、猫のゴロゴロ音の振動と似ているからだと言われています。
扇風機の振動が、母猫のゴロゴロの振動と似ているために、安心をするのかもしれませんね。
暑さ対策
エアコンで部屋を冷やしてあげるのもいいのですが、猫には基本エアコンはいらないと考えられています。
もし、エアコンをつけない場合は、
- 飲み水場を増やす
- 日陰を作る
- 空気を循環させる
- 部屋やケージに閉じ込めない
- クールマットなどの冷えたスペースを作る
- ブラッシングをして熱を逃がす
- 除湿をする
など、体に熱がこもらないように、対策をしてあげて下さい。
熱中症対策として、冷却マットで体を冷やしてあげましょう。これがあるのとないのでは大違いです。愛猫の為に用意しておいてあげましょうね。
冷却ベットです。猫の形をしていてデザインも可愛いですね。
猫が暑い時に見せる仕草
猫が暑いと感じた時は、日陰でじっとしていることがほとんどです。
猫が暑さを感じている時の仕草は、
・お腹を出して伸びて寝ている
体の熱を、逃がしています。
・食欲がない
猫も人間と同じで、暑い時には食欲がなくなります。
あまり動かなくなったり、ごはんを食べなくなった時は、暑さで体調不良になっている可能性があります。
・グルーミングを頻繁にする
猫はグルーミングで被毛を湿らせて、蒸発する時に体内の熱も一緒に逃がしています。
グルーミングを、頻繁にしている時は要注意です。
・パンディングをする
パンディングとは、犬のように舌を出して「ハァハァ」と口呼吸をする事です。
暑い日に、猫がこのような仕草をしている時は、熱中症になる手前です。
すぐに、涼しい場所へ連れて行ってあげて下さい。
それでも治らない時は、動物病院へ連れて行きましょう。
さいごに
いくら暑さに強いと言っても、猫だって限度があります。
猫は、「暑いよ~」「クーラーをつけてよ」などとは言いません。
飼い主さんがしっかり管理をしてあげないと、暑さで命を落とすことだってあるのです。
愛猫のためにも、暑さ対策はしっかりとしてあげて下さい。
愛猫と一緒に、楽しい夏を満喫しましょうね。
おしまい
携帯用の扇風機です。コンパクトで邪魔にならないので、外出時にいかがですか?猫耳もついて可愛くないですか。
猫を飼っている方なら、いくつか共感できる部分があると思います。人間は猫に育てられているのかもって、思える本です。
暑い時には、水分補給は十分にしましょうね。外見だけでなく、蓋を開けると肉球型の氷止めが可愛い水筒です。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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