こんにちは、りんさく(@sakurarin72)です。
突然ですが、夏の食べ物と言えば?
かき氷、アイスクリーム、スイカ、ビール、そうめん、
冷奴、冷やし中華、水ようかん…
あげればキリがないですね。
どれも夏を感じさせてくれる、涼しげなものばかりです。
「夏は食欲が落ちる」と言いますが、美味しいものには、飛びついちゃいますよね。
美味しいものに目がないと言えば、ヤツも同じです。
僕が食べていると、必ずヤツが寄ってきます。
それは、愛猫のリンです。
何かを食べていると、「俺の分は?」と言わんばかりに、こちらをじっと見てきます。
猫を飼っている方なら、一度は自分が食べているものを、愛猫に与えた事があると思います。
その食べ物は猫にあげても大丈夫?
人間には大丈夫でも、猫にとっては危険な食べ物がたくさんあります。
今の季節「夏」の食べ物で、猫に与えても大丈夫なもの、ダメなものを紹介します。
愛猫と一緒に食べる夏の食べ物
実は、猫ってすごくグルメなのです。
新鮮で、人肌程度の温かい食べ物が大好きです。
ごはんを食べたばかりなのに、僕たちが食べていると欲しそうな顔をして寄ってきますね。
「何を食べているの?」と、覗き込んでくる時がありませんか?
基本猫には、人間が食べている物を与えない方がいいのですが、目の前で「ニャー」と鳴かれると、ついつい与えてちゃいますよね。
猫って与えたら与えた分だけ、ごはんを食べませんか?
あれは野生時代の名残で、1日に何回も獲物を捕らえては、食べていたからだと言われています。
猫は、お腹いっぱいになるまで食べないため、何回もごはんを食べるのです。
ごはんに満足をすると、顔を洗って寝てしまいます。
いいご身分ですよね(笑)
ちなみに、ごはんを食べた後に顔を洗うのは、顔に食べ物の匂いを残さないためです。
食べ物の匂いが残っていると、敵に気づかれてしまうおそれがあるために、顔を綺麗に洗っています。
これも、野生時代の名残がそうさせているのです。
話が、それちゃいましたね💦
基本は、人間の食べ物は与えない方がいいです。
「ニャー」と鳴かれても、あげないのが一番なのですが、可愛さのあまりに与えてしまったり、目を離した隙に食べていた、という時があると思います。
そんな時、「大丈夫かな」と心配になっちゃいますよね。
夏の食べ物で、猫に何が良くて何がダメなのかを見てみましょう。
夏の飲み物
夏の飲み物と言えば、ビール、麦茶、スポーツドリンクなどですね。
はたして、猫に与えても大丈夫でしょうか?
・ビール
猫にビールは、絶対にダメです。
猫だけじゃなくて、犬にも与えてはいけません。
ビールというよりも、アルコールがダメなのです。
猫にアルコールを「1㎏あたり5.6ml」飲ませるだけで、致命的だと言われています。
ビール(アルコール度数5%)は、体重1㎏あたり約100ml飲ませると呼吸困難となり、死に至る可能性があります。
猫にアルコールが入った飲み物を、飲ませたり、舐めさせたりしないで下さい。
・麦茶
暑い夏の冷えた麦茶は、最高ですよね。
麦茶は、猫が飲んでも大丈夫です。
麦茶の成分には、マグネシウムとカルシウムが含まれているため、尿結石になるのでは?と思いがちですが、害のない量ぐらいしか入っていないため、大丈夫です。
猫によっては、麦茶が大好きな子もいます。
それは、猫の好きな「猫草」が関係しているのです。
猫草と麦は、同じイネ科の植物なので、匂いが似ています。
そのため、猫は好んで麦茶を飲んでしまうのです。
ただ、麦茶は大丈夫と言いましたが、毎日与えるのはダメです。
マグネシウムとカルシウムの、過剰摂取になってしまいます。
あとカフェイン入りもダメです。
猫にとってカフェインは、体調不良の原因になります。
烏龍茶、ほうじ茶、緑茶はカフェインが含まれているため、与えないで下さい。
・スポーツドリンク(ポカリスエット)
スポーツドリンクと言えば、「飲む点滴」と言われるポカリスエットですね。
飲む点滴と言われるポカリスエットは、猫が飲んでも大丈夫です。
猫が、脱水症状や熱中症や低血糖症にかかったら「ポカリスエットで対応をするように」と言われるぐらい、猫にとってもサポートドリンクなのです。
飲ませる場合は、常温の水で2~3倍程薄めて与えて下さい。
いくら飲む点滴だからと言っても、猫に毎日与えるのはリスクが高すぎます。
サポート程度に少量だけ、与えるようにしましょう。
もし、夜に愛猫が熱中症などで体調不良になった場合は、動物病院が始まるまでポカリスエットを飲ませて、水分補給をしてあげると、いいと言われています。
ただし、腎不全で脱水症状になった場合(腎不全の猫は脱水症状になりやすい)は、ポカリスエットでの水分補給は、症状が悪化する場合があります。
その時は常温の水を与えてあげましょう。
人間用でも害がないとはいえ、猫にとっては濃度が高いかもしれません。
安心して与えられるのは、ペット用のスポーツドリンク「ペットスエット」です。
・アイスコーヒー
先ほど、麦茶のところでも言いましたが、猫にカフェインは絶対にダメです。
体重1㎏あたり150㎎のカフェインを摂取すると、死に至ると言われています。
アイスコーヒーに限らず、カフェインが入った飲み物は、少量でも与えてはいけません。
詳しく知りたい方は、こちらを参考にして下さい。
夏の食べ物
暑くてあまり食欲がなくても、冷たてのど越しが良いものなら、食べることができたりしますよね。
そんな食べ物は、猫にとってどうでしょうか?
・そうめん
夏には、欠かせない食べ物の一つです。
よくYouTubeで、猫がそうめんを食べている動画を目にしますが、猫にそうめんは大丈夫なのでしょうか?
実は、大丈夫です。
そうめんは、猫の体に害を与える成分が入っていないため、食べても大丈夫なのです。
しかし、猫の体に良い成分が入っているかというと、入っていません。
もし、食卓へ上って食べていたとしても、あまり気にすることはありません。
わざに与える場合は、必ず茹でた麵を水で洗い流してから、細かく切って少しだけ与えて下さい。
乾麵のままだと、塩分が残っています。
塩分の取り過ぎは、結石の原因にもなりかねないため、必ず水でよく洗ってから与えてあげましょう。
・アイスクリーム
これは夏に限らず、好きな方は1年中食べると思いますが、特に夏のアイスは格別ですね。
そんな美味しいアイスクリームは、猫にとって有害です。
アイスの中には、猫にとって有害なチョコレート、抹茶、ナッツ類、乳製品などが使われています。
下痢や嘔吐、最悪の場合は死に至るケースもあるため、アイスクリームを食べさせるのは絶対にダメです。
それと、冷たいものを食べると、キーンと頭が痛くなることがありませんか?
この現象を「ブレインフリーズ」と言って、猫も同じ現象になります。
ちなみに、日本の医学名称は「アイスクリーム頭痛」と言うそうです。
猫が「ブレインフリーズ」になると、動きが止まって、白目をむいたり、目を細めて口が開いたままになります。
「頭がキーンとなったよ」と、猫が言っている時です。
よくYouTubeで、アイスを食べてキーンとなった猫の動画をあげられていますが、猫にとっては痛みを伴う危険な状態です。
猫にアイスクリームは食べさせないで下さい。
・スイカ
夏と言えば、やっぱりスイカですね。
スイカを食べると、夏が来たという感じがしませんか?
スイカは、猫にとっては害になる成分は入っておらず、逆にすごくいい食べ物です。
猫には甘みを感じる機能がないため、「あっ!このスイカ甘くて美味しい」という感覚がありません。
では、なぜ猫はスイカを好むのでしょうか?
それは、ただの水分補給の為か、それとも食感が好きなだけだと考えられています。
人間はスイカを食べると、抗酸化作用(病気の元となる活性酸素を抑える)、利尿作用、熱中症予防などの効果があります。
この効果が、そのまま猫にも適用されるため、猫にとっても体に良い食べ物だと、言われているのです。
しかし、与え過ぎは下痢の原因になってしまうため、少量を細かく砕いて与えましょう。
しかし、猫の体にはいいと言われるスイカですが、高齢猫や腎臓が悪い猫には、与えてはいけません。
スイカに含まれているカリウムが、心臓に負担をかける場合があるからです。
・トマト
夏野菜の人気ランキング1位のトマトは、水分補給や豊富な栄養分を含んだ食べ物として、夏には欠かせない食べ物とされています。
トマトに含まれる「リコピン」は、肝臓疾患、ガン予防、ダイエットにすごく良いのです。
猫にとっても、人間同様の効果が得られると言われているため、少量なら果実部分は、食べても大丈夫ですが、葉っぱ、花、茎には「トマチン」と言う、猫にとって有毒な成分が含まれています。
果実を舐める程度なら、問題はありませんが、葉っぱ、花、茎は絶対に与えない(舐めさせない)で下さい。
もしトマトを与えるのなら、熟した真っ赤なトマトに、火を通してから与えてあげて下さい。
決して未熟なトマト、葉っぱ、花、茎は与えないで下さい。
・ナス
夏野菜人気ランキング2位は、ナスです。
人間にとっては人気な夏野菜ですが、猫にとっては危険な食べ物です。
ナスには、「アルカロイド」と言う、猫にとって有害な成分が含まれています。
下痢や嘔吐、ひどい時には昏睡状態となり、死に至るケースもあるのです。
アルカロイドは、トマトの葉っぱや茎や熟していない実にも含まれています。
猫にナスを与えないで下さい。舐めさせるのもダメです。
まとめ
夏の食べ物、飲み物を色々とあげました。
猫が食べても大丈夫な物
- 麦茶
- スポーツドリンク
- そうめん
- スイカ
- トマト
猫が食べると危険な物
- ビール
- アイスコーヒー
- アイスクリーム
- ナス
猫にも暑い夏には、エアコンって必要?という事が書いてあります。興味がありましたら読んでみて下さい。
さいごに
人間には大丈夫でも、猫にとっては危険な食べ物がたくさんあります。
食べたそうだから、可哀想だからといって、むやみに与えるのは危険すぎます。
「食べたらダメ!」と怒る事も、飼い主の大切な務めです。
猫用の食べ物を与える事が、愛猫の健康には一番と思います。
しっかりとした食生活で、いつまでも元気でいてもらいましょうね。
おしまい
熱中症対策として、冷却マットで体を冷やしてあげましょう。これがあるのとないのでは大違いです。愛猫の為に用意しておいてあげましょうね。
冷却ベットです。猫の形をしていてデザインも可愛いですね。
携帯用の扇風機です。コンパクトで邪魔にならないので、外出時にいかがですか?猫耳もついて可愛くないですか。
猫を飼っている方なら、いくつか共感できる部分があると思います。人間は猫に育てられているのかもって、思える本です。
暑い時には、水分補給は十分にしましょうね。外見だけでなく、蓋を開けると肉球型の氷止めが可愛い水筒です。
ベストセラーになった猫壱さんの玩具です。ストレス解消には、体を動かすのが一番!どんな猫でも夢中になること間違いなしですので、思う存分遊ばせてあげましょう。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
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