こんにちは、りんさく(@sakurarin72)です。
今やどこに行っても、猫グッズを目にしない事はないほど、日本は空前の猫ブームです。
最近では、テレビで猫を見ない日がないですよね。
「ネコノミクス」という言葉を、耳にされた方も多いと思います。
2015年頃、猫が経済を活性化させるという事から「ネコノミクス」という言葉が使われるようになりました。
その2015年に、猫が経済にもたらした金額は
なんと、2兆円以上‼
素晴らしい経済効果が出たそうです。
なぜ猫に、それほどの魅力があるのでしょうか。
猫を見ていて「癒される」「可愛い」と思う方がほとんどだと思います。
今のこのストレス社会に、癒しは絶対不可欠です。
猫に限らず、動物には人間の心を癒すパワーが秘められています。
その人間の心に、一番のパワーを与えてくれるのが、猫なのではないでしょうか。
僕たち人間は、誰かに何かをしてあげることで、幸福感が得られると聞いたことがあります。
人間は猫をしつけるために、色々な事を教えます。
それで人間は満足になり、幸せな気持ちになるそうなのです。
しかし猫は「教えてもらっている」などとは、1ミリも思っていません。
むしろ「聞いてやっている、相手をしてやってる」というぐらいにしか、思っていないはずです。
そういう誰にも屈しない、我が道を行くという猫の態度が、魅力の一つなのかもしれませんね。
今回は「猫のように生きられたら幸せになれる⁉」というお話です。
我が道を行く猫のように生きる
「猫のような生活がしてみたい」
そう思う人は、たくさんいると思います。
僕もその一人です。
自分勝手で気まぐれで、ワガママ三昧な性格のくせに人気がある。
人間だったらすぐに悪口を言われて、仲間外れにされそうな事を平気で出来る猫って、ある意味すごいです。
猫の仕草や行動には、それなりの意味があります。
その仕草や行動を見て、僕たちは羨ましく思えたり、癒されてしまったりするのです。
人間にそう思わせる猫って、もしかすると人間にとって憧れの存在なのかもしれません。
美学的に完璧なものが世の中に二つある。
時計と猫だ。
フランスの哲学者、評論家、詩人、作家のエミール=オーギュスト・シャルティエ(アラン)の言葉です。
猫は、ダラダラしているように見えても、人間は心の底では「完璧だ」と認めているのかもしれません。
そんな猫から、色々な事を学んでみるのも、いいのではないでしょうか。
人間のように群れで生きるものと、猫のように単独で生きるものとでは、周りの環境や状況は違うと思います。
しかし猫の真似をして、少しでも幸せになれるのであれば、猫から学ぶに越したことはないでしょう。
幸せになる為に猫から学ぶ事
あるアンケート調査によると、猫を飼っている飼い主さんの7割以上が「愛猫から色々な事を学んだ」と答えたそうです。
猫に「しつけしている」と言いますが、もしかすると人間が猫に「しつけをされている」のかもしれません。
1人でも生きていける
猫は家の中で、飼い主さんにすごく可愛がられていても、外に出ると1人で生きていける力を持っていると言われています。
脱走をした愛猫が、何ヵ月後や何年後に見つかったという事があります。
猫は生まれた時から、独立して単独行動をするという事が身についているから、突然1人になっても生きていけるそうです。
こんな時代なので、いつ1人になるかわかりません。
猫のように、1人で生きていくスキルを身につけておいても損はなさそうですね。
媚びない
基本的に猫は、必要な時以外は媚びるという事はしません。
ご飯が欲しい時や撫でて欲しい時など、自分に必要だと思った時以外は、いくらこっちがモーションをかけても、知らん顔をしています。
人間だったら「なんや、あいつ」と悪口を言われそうなものです。
それが猫にされると「なんやねん」と一瞬は思うかもしれませんが、少しするとまたこちらからモーションをかけてしまいますよね。
それでまた撃沈みたいな(笑)
要は、自分の信念を持って行動をしていたら、人に媚びずに愛想がなくても、人からは必要とされる、という事ではないでしょうか。
好奇心旺盛
猫は、見慣れない新しい物を見ると、触らずにはいられない性質を持っているそうです。
「なんだこれは?」という探求心と「縄張りを荒らしに来た」という警戒心が、新しいものへ興味を持たせているのでしょう。
人間は、変わった物や見たことがない物には、好奇心より先に恐怖心や警戒心が働いて、なかなか手が出ないと言われています。
猫のように、見なれない物にも興味を持ち「まずは自分から」という気持ちで、色々な事にチャレンジしてみる事が大切なのかもしれませんね。
クヨクヨしない
猫は、軽々と身をこなしていますが、実はおっちょこちょいです。
「飛べるだろう」と思って失敗をしたり、待ち伏せして獲物を狙っているのに逃げられたり、走っている途中で滑って転んだなどの失敗をよくします。
見ているこっちは、面白くて癒されますけどね(笑)
しかし猫は、失敗をしても全然気にしていないのです。
失敗をした後に、毛ずくろいをしたり、爪をといでみたりします。
転位行動と言って、失敗した気持ちを落ち着かせる為にする行動らしいのですが、実際は
「最初から毛づくろいをしようと思っていたんだ」
「失敗なんかしていないよ。次は何しよっかな」
という気持ちが込められているそうです。
それと猫は、嫌なことは寝て忘れます。
寝て起きると、嫌な事や失敗した事は全然覚えていないとか・・・
いつまでもクヨクヨしないという性格は、今のストレス社会で生きる僕たち人間にとって、必要な事ではないでしょうか。
しっかり休む
睡眠不足、過度な疲労、よく聞くフレーズですよね。
愛猫を見ていて「1日中寝れていいなぁ」と思った方も多いはずです。
猫は「やるときはやる、何もない時は休む」というように、メリハリをつけて生活しています。
会社で働いていると「暇やで寝るか」なんてできないと思いますが、休憩時間と勤務時間のメリハリは、なるべくつけるようにしましょうね。
今の時代、たくさんのサプリメントで栄養補給ができますが、睡眠以上のサプリメントはないと言われています。
たまには愛猫と一緒に、ダラダラと過ごす日があってもいいのではないでしょうか。
愛が深い
人間は、心を許した夫婦や親友でも、何かしら自分だけの心に秘めたものがあるはずです。
それは生きているのなら、当然な事だと思います。
しかし猫は、心を許した人には全てをさらけ出すそうです。
猫は、自分が心を許した人には、一途に全力で愛を注ぐと言われています。
人間は愛情を注ぐと、何かしらの見返りを期待してしまうそうなのですが、猫は見返りを求めずに愛情をくれるそうです。
猫の愛より偉大なギフトがあろうか
イギリスの小説家チャールズ・ディケンズの言葉です。
僕たち人間は、食べて寝て何もしない猫から、癒しという形の愛情を、もらっているのかもしれませんね。
「母猫の愛情はすごく深いのだよ」という事が書いてあります。興味がありましたら読んでみて下さい。
さいごに
なかなか猫のように生きる事は、難しい事かもしれませんが、今の現代社会には必要な生き方なのかもしれません。
ネコは絶対的な正直さを持っている
アメリカの小説家ヘミングウェイの言葉です。
人に何を言われようが、自分の信じた道を正直に生きる
という事を猫に教えられている気がします。
おしまい
猫の体験談を元に作られた1冊です。読みやすくて感動させられます。
現代社会に疲れてしまった人間をモチーフにした本です。なぜか癒される一冊です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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