こんにちは! りんさく(@sakurarin72)です。
最近、誰かに「ありがとう」を伝えましたか?
人は「ありがとう」を言われると、幸せな気持ちになると言われています。
パートナーに言ってほしい言葉ランキングでは、1位だそうです。
この「ありがとう」という言葉は魔法の言葉と呼ばれ、伝えた人、伝えられた人に、様々な効果をもたらすと言われています。
人間は感謝の気持ちを持つと、
- 幸せホルモン:「セロトニン」
- 幸福物質:「ドーパミン」
- 絆ホルモン:「オキシトシン」
- 免疫力アップ:「エンドルフィン」
などが分泌されて、物事が良い方へ向いていくそうです。
「ありがとう」は、伝えた人だけでなく、伝えられた人にも同じ効果があると考えられています。
しかし、面と向かって「ありがとう」と言うのは、照れくさいと思われている方も多いのではないでしょうか。
この「ありがとう」は、心で唱えるだけでも効果があると言われています。
ただ、口に出さないと相手に伝わりにくいため、伝える人、伝えられた人の効果は軽減されるのだとか。
つまり、感謝の気持ちは口に出して伝えた方が、お互いが幸せな気持ちになれるという事ですね。
しかし、人間同士は言葉やジェスチャーで通じ合えたりもしますが、言葉を話せないペットはどう思っているのか、気になりますよね。
いつもお世話をしている愛猫は、感謝をしてくれているのでしょうか?
それとも、「お世話をして当然!」と思われているのでしょうか?
今回は、猫って「ありがとう」を言うの?というお話です。
愛猫からの感謝の気持ち
そもそも、自由気ままに生きている猫が、飼い主に感謝をするのでしょうか?
ある研究で、猫は自分の事を大切にしてくれた人、愛してくれた人には、与えてくれた愛情よりも深い愛情で、お返しをする事がわかったそうです。
その深い愛情の中には、感謝の気持ちも込められていると考えられています。
人間は、誰かに感謝の気持ちを伝えたい時は、言葉やジェスチャー(身体)で表現をする事ができます。
しかし、言葉が話せない猫は、どう表現をしているのでしょうか?
実は、猫も身体を使って「ありがとう」を表現しているのです。
仰向けになってお腹を見せる
猫は、お腹を見せる事や触られる事をすごく嫌がります。
それは、お腹にもしもの事があったら、命にかかわる危険性があるからです。
猫のお腹の中にも人間同様、様々な臓器が入っています。
その大切なお腹に少しでも傷を負うと、体が小さい猫にとっては、命にかかわる程のダメージにもなりかねません。
そのため、猫はお腹を見せたり、触られる事をすごく嫌がるのです。
しかし、猫は弱点とも言えるお腹を、惜しみなく見せてくる時があります。
人間も自分の弱点は、誰にも知られたくはないものです。
ただ、心を許している人の前ではどうでしょうか?
自分の弱い部分を見せる時が、あったりもしませんか。
猫もそれと同じで、自分が信頼している人、安心できる人の前では、弱点であるお腹を見せます。
そのお腹を見せる仕草こそ、感謝の気持ちを伝えている時なのです。
「いつもお世話をしてくれてありがとうね」
「大好きだよ。感謝しているよ」
と表現しているのです。
甘えたい、遊んでほしい、という気持ちの時もありますが、同じぐらいに感謝の気持ちを抱いています。
愛猫がお腹を見せてきたら、優しく名前を呼んで、撫でてあげて下さいね。
舐めてくる
猫は、起きている時間の3分の1以上を、毛づくろい(グルーミング)に費やすと言われています。
多頭飼いをしている方なら見たことはあると思いますが、猫は自分の身体以外(親や兄弟、仲の良い猫同士)でも、体を舐めあう仕草をする事があります。
この行為をアログルーミングといい、信頼関係が築けている相手にしか行いません。
つまり、猫同士の愛情表現なのです。
愛猫に、顔や体や手を舐められた事はありませんか?
猫が飼い主さんを舐めている時の気持ちは、母猫が子猫を舐めている時と、同じ気持ちだと考えられています。
「大切に想っているよ」
「大好きだよ」
「いつもありがとうね」
などの、愛情と感謝の気持ちを表現しているのです。
猫の舌はザラザラしているため、舐められると痛く感じる事もありますが、そこは少し我慢をして、気が済むまで舐めさせてあげて下さい。
愛猫との絆が、より一層深まる時間です。
そばにいる
「えっ、いつから横にいたの?」と、思った事はありませんか?
人間は大好きな人を見ると、「その人の視界に入っていたい」「こっちを見て気づいてほしい」という、わざと相手の視界に入って、自分をアピールする感情が強いと言われています。
それは猫も同じで、「大好きな人の視界には、いつも入っていたい」と、感じているそうです。
猫が、飼い主さんの視界に入ってくる行為は、「かまってほしい」「ここにいるよ」と、自分をアピールする理由以外にも、
「僕が飼い主さんを守ってあげるよ」
「何かあったら、助けてあげるからね」
という、母性的な感情の時もあると考えられています。
この「守ってあげる」という母性的な感情の裏には、猫からの感謝の気持ちも含まれているそうです。
「いつもお世話をしてくれてありがとう。
今度は僕がお世話をしてあげるからね」
と思っているのだとか。
たまに、体調を崩して寝ていると、寄り添って寝てくれたり、体や手を舐めてくれる事はありませんか?
あれも、「僕が看病をしてあげるよ」という、感謝の気持ちの表れだと言われています。
これ以外にも、猫は人間に感謝の気持ちをたくさん伝えています。
愛猫が、飼い主さんだけに見せる感謝の仕草を見つけるのも、面白いかもしれませんね。
さいごに
猫は、クールであまり感情を見せないように見えますが、実はとても愛情が深い生き物です。
そのため、可愛がってくれた人への感謝の気持ちも、人一倍強いと言われています。
イギリスの小説家チャールズ・ディケンズは、このような名言を残されています。
猫の愛より偉大なギフトがあろうか
猫は、僕たち人間が思っている以上に、愛情が深く義理堅い生き物です。
人間と猫が、いつまでも仲良く暮らしていける世の中なら、最高ですね。
おしまい
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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