こんにちは! りんさく(@sakurarin72)です。
先日、仕事が終わり家に帰ると、すごい勢いで11ヶ月になる愛猫が玄関まで走ってきました。
そして、玄関先でチョコンと座り、お出迎えをしてくれたのです。
その姿が何とも可愛かったので、抱きかかえて「チュー」ってキスをしようとすると、手で僕の口をふさいで全力で拒否!
「なんでやねん!迎えに来てくれたんとちゃうんかい」
そう思いながら隣を見ると、3歳になる愛猫がこっちを見ているではありませんか。
「よし、次のターゲットはあいつだ!」
と思い、近づいていくとダッシュで逃亡。
どいつもこいつも、どういうこと??
「ちぇっ!」と思いながら部屋へ入ると、寝ている愛猫を発見!
すかさず、その子に「チュッ」(〃艸〃)ムフッ
すると、ムクッと起きあがり猫パーンチ!
俺って、みんなに嫌われてるのか?( ノД`)シクシク…
みなさんは、愛猫にキスをしようとしたら、嫌がられたり、拒まれたという経験はありませんか?
今回は、なぜ猫はキスを嫌がるのか?というお話です。
なぜ人はキスをするのか?
恋人同士の愛情表現には欠かせない「キス」ですが、今やあいさつ代わりに、友達同士(女性同士)でキスをする方も増えているそうです。
キスの始まりには、いろいろな説が残されています。
- 動物が口移しで、子供に食べ物を与えたのが始まり
- 「ツバをつける」というように、自分の所有物だとアピールするため
- 相手の顔に鼻を近づけて、匂いを確かめる行為が進化したもの
など、色々と言われています。
どれをとっても、ロマンティックな愛情表現とは程遠いようですね。
キスが行われるようになったのは、紀元前1500年頃のインドが始まりだと言われています。
実際はそれ以前から行われていたそうですが、記録が残されていないため、定かではないようです。
では、なぜ人はキスをするのでしょうか?
これには、様々な意見があります。
- お互いの情報交換のため
- キスをすると、オキシトシン、セロトニン、アドレナリンなどの物質が分泌されて、幸福感を得られるから
などと、科学的に証明がされているようです。
これは人間同士の事なのですが、ペットに対しても当てはまるような気がします。
僕たちが愛猫にキスをしたくなるのは、その子の事をもっと知りたい、幸福感を得たい、与えたい、という愛情表現からなのです。
ただ、猫には「キスをする」という習慣はありません。
キスを知らない猫に飼い主がキスを迫ると、猫はどんな気持ちになるのでしょうか?
猫がキスを嫌がる理由
愛猫にキスをしようとすると、
「おいおい、ちょっと待て!なにすんねん💢」
と言わんばかりに、手で顔を押さえられ全力で拒否された経験はありませんか?
飼い主としては、少し寂しい気持ちになりますね。
先ほども言いましたが、猫には「キス=愛情表現」という概念はありません。
なので、飼い主さんの事が嫌いで拒否をしているわけではないのです。
では、なぜ嫌がるのでしょうか?
威嚇行為
キスをする前って、相手を見つめますよね。
その「見つめる」「見つめられる」という行為が、猫は苦手なのです。
人間は、恋人同士や友達同士で見つめ合ったり、目を合わせておしゃべりをしたりする事は、親愛の証だと言われています。
しかし、猫にとって目を合わすという行為は、「ケンカを売っている」という意味になります。
それが、大好きな飼い主さんでも同じ事で、猫からすると「威嚇をされている⁉」という気持ちになるのです。
そのため、平和主義の猫は飼い主さんや信頼のある猫に見つめられると、ケンカを避けようとして、自分から目をそらします。
しかし、キスをしようとする飼い主さんは見つめながら、どんどんと顔を近づけてきます。
そうすると、
「ケンカなんてしたくないから向こうへ行け-!」
という気持ちになり、全力で拒否をしてくるのです。
一つの例として、カメラも同じ気持ちになると言われています。
写真を撮ろうと思い、愛猫にスマホやカメラを向けると、顔を背けられた事はありませんか?
あれも、猫はカメラのレンズが「目」に見えるために、顔を背けるのだと考えられています。
つまり、猫は「目を合わす」という事が苦手なために、拒否をしてくるのです。
愛猫に少しでも「キス」を拒否された時は、素直に諦めましょうね。
あまりにもしつこくすると、本当に嫌われてしまう可能性があるので注意して下さい。
この点は、人間と同じですね(* ´艸`)クス
匂いが気になる
キスに限らず、愛猫に顔を近づけると、断固拒否!なんて事があると思います。
もしかして「口臭が臭い?」と、思った方も少なくはないでしょう。
猫の嗅覚は人間の約2倍あるため、人間が気づかない匂いでも、猫には感じる事ができます。
それが猫にとってイヤな匂いなら、猫は断固拒否をしてくるのです。
猫が苦手とする匂いは、
- 柑橘系
- メンソール
- 香辛料
- コーヒー
- タバコ
などが、猫は嫌がる匂いとされています。
例えば、歯磨きをしてから猫にキスをしようとしても、歯磨き粉に含まれるメンソールの匂いが口からすると、猫は顔を背ける事があります。
コーヒーを飲んだ後、タバコを吸った後なども同様に、飼い主さんの口から苦手な匂いがすると、猫はその匂いから「離れたい」と考えるのです。
そのため、飼い主さんの口から苦手な匂いがすると、猫は手で飼い主さんの顔を押さえたり、顔を背けるといった行動を取ってしまうのです。
愛猫に顔を近づける時は、匂いも気にした方がいいかもしれませんね。
口より鼻でキスをしよう
どんなに親愛されてても、猫には口を合わせて「キスをする」という概念はありません。
嫌がる愛猫に無理矢理キスをしても、嫌われてしまうだけです。
じゃあどうしたらいいの?
ここは猫にあやかって、猫流のキスをしましょう。
猫流のキス
僕たち人間は、口と口を合わせてお互いの愛情を確認しあいますが、猫の場合はお互いの鼻をくっつけて愛情表現をします。
いわゆる「鼻チュー」と呼ばれるものです。
これは、敵意のない信頼しあう猫同士が、愛情表現、挨拶や情報交換をするための仕草だと言われています。
お互いの鼻をくっつけて匂いを確認しあう仕草が、人間でいう「キス」に相当するのです。
じゃあ、愛猫にこちらの匂いを嗅がせれば、猫流のキス「鼻チュー」をしてくれるの?と考えてしまいますよね。
猫は冷たそうに見えて、愛情が深い生き物です。
自分が信頼している人、親愛なる人には必ず愛情を返してくれます。
愛猫の鼻先に指を出すと、匂いを嗅ぐ仕草をします。
その匂いが信頼する人、大好きな人とわかれば、鼻先をチョンと当てたり、ペロッと舐めてきます。
これが、人間に対する猫の「キス」なのです。
このように指先とは限らずに、まずは猫にこちらの匂いを納得するまで、嗅がせてあげる事がポイントです。
その時にしてはダメな事が、猫の目を見つめない事です。
先ほども言いましたが、猫と目を合わす行為は、威嚇をしている事になります。
それだけは、絶対に避けなければなりません。
では、どうしたらいいのか?
猫をじっと見つめずに顔を逸らすして、匂いを嗅がせましょう。
その中でも一番効果的なのは、「ゆっくりと瞬きをしながら匂いを嗅がせる」事です。
猫が瞬きをする仕草は、愛情表現の一つとされています。
という事は、こちらが愛猫に瞬きをするのは、「◯◯ちゃんの事が大好きだよ」と伝えている事になるのです。
ゆっくりと瞬きをしながら、猫流のキス(鼻チュー)をすると、案外と受け入れてくれるかもしれませんね。
さいごに
猫が持っている「キス」への感性は人間とは違います。
愛猫に顔を押さえられたり、背けられても嫌われているわけではないので、安心をして下さい。
愛猫が可愛いすぎて、愛おしくてキスをしたくなる気持ちはよくわかります。
僕も同じですから。
しかし愛情表現とは言え、無理矢理するのは逆効果です。
嫌われてしまう可能性がありますので、ほどほどにしましょう。
ところで、5月23日は何の日かご存知でしょうか?
こんな話をしているので、察しはつくと思いますが、日本で5月23日と言えば、
「キスの日」
ちなみに、世界的な「キスの日」は、7月6日です。
この日は、好きな人や愛猫に思いきりキスをして、幸せな1日にしましょうね。
まぁ、この日以外もね😽
おしまい
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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