こんにちは、りんさく(@sakurarin72)です。
あと少しで、今年も終わりですね。
大晦日の夜は、こたつに入ってテレビを見ながら、年越しそばを食べる方も多いのではないでしょうか。
「健康長寿」「家運長命」「金運アップ」などの縁起を担ぐという意味で、江戸時代から年越しそばを食べる風習が、定着したと言われています。
しかし地域によっては、そばではなくうどん食べるご家庭も少なくはないようです。
そばは栄養素も高く、手軽に食べれるために、昔からたくさんの人に好かれていた食べ物だと言われています。
そんな縁起を担ぐそばを、「ペットと一緒に食べて新年を迎えたい」と、考える飼い主さんが多いそうです。
しかし、いくら栄養素が高いとは言え、猫にはどうなのでしょうか?
今回は、猫がそばを食べても大丈夫か?というお話です。
猫はそばを食べても大丈夫?
「1年を締めくくる食べ物を、愛猫と一緒に食べたい」という飼い主さんも、少なくはないはずです。
1年間を共に過ごしてきたので、当然のことでしょう。
今年を締めくくる食べ物と言えば、「年越しそば」ですよね。
そばは、栄養素が豊富な食べ物なので、
与え過ぎなければ、猫がそばを食べても大丈夫!
しかし、気を付けなければいけないのが、そばアレルギーです。
猫にそばを与える時の注意点
そばアレルギーは、人間にとって代表的な食物アレルギーの1つですが、猫にも発症する可能性があります。
猫のそばアレルギーは、少量でも発症をする事があり、重症化もしやすいと言われているため、十分に注意をしなければいけません。
主な症状は
- 痒み
- 喘息
- くしゃみ
- じんましん
- 嘔吐
- 下痢
などですが、重症化すると「アナフィラキシーショック」を引き起こす事もあるほどの、危険な食物アレルギーです。
アナフィラキシーとは、複数の臓器や全身にアレルギー症状が出て、命にかかわるほど過敏に反応するを事です。
症状は
- 血液低下
- 呼吸困難
- 不整脈
- 失神
- 意識障害
などがあります。
これらを伴って重症化する事を「アナフィラキシーショック」と言います。
与える時は必ず少量で、様子を見るようにしましょう。
しかし、すぐにアレルギー反応がでない猫もいます。
1週間後や10日後、遅い時には1ヵ月後に出る猫もいるそうなので、事前にアレルギー検査をしておくと、いいかもしれません。
それと、そばにはたくさんの塩分が含まれています。
猫にそばを与え過ぎると、塩分の過剰摂取により体調不良になる可能性があるため、十分に注意して下さい。
あと、そばには小麦が含まれている時があります。
小麦アレルギーも猫は発症をするので、それにも十分な注意が必要です。
そばに含まれる栄養素
そばは、高たんぱく低カロリーなため、ダイエット食品として多く取り入れられています。
それと、猫の体に必要な栄養素が、たくさん含まれています。
- ビタミンB1
脳や神経を正常に機能させる効果、疲労回復。
- ビタミンB2
粘膜や皮膚を健康に保ったり、被毛を綺麗にする効果、栄養の代謝を助ける効果。
- ルチン
活性酸素の働きを抑える効果、血液をサラサラにする効果。
- 食物繊維
腸内環境を整える効果、高血圧予防をする効果。
そばの与え方
栄養素が豊富なそばですが、与え過ぎはいけません。
そばには、食物繊維が含まれているため、過剰に摂取をしてしまうと、下痢になってしまう可能性があります。
子猫(12ヵ月未満)は、消化器官が完全に発達していないため、与えない方が無難です。
もし、そばアレルギーを持っている子猫なら、命にかかわる危険性があるため、十分に注意して下さい。
成猫(12ヵ月以上)は体重にもよりますが、5g~7g程度を与えてあげて下さい。
しかし、アレルギーを持っているかもしれないので、少しだけ与えて様子を見るようにしましょう。
それと、塩分を取り過ぎてしまうため、味付けはしないで下さい。
あと、人間が食べているそばは、与えないで下さい。
人間用のそばには、猫に危険なネギなどの薬味や香辛料などが入っています。
猫の楽しい食事の時間にストレスを与えていませんか?という事が書いてあります。興味がありましたら読んでみて下さい。
そば以外に
そばが苦手な方は、年越しうどんや年越しパスタなどにする方もいると思います。
うどんもパスタも猫にとっては大丈夫なのですが、うどんには小麦、パスタには卵と小麦が含まれています。
小麦も卵も、猫がアレルギーを発症する可能性がある食物なので、与える時は十分に注意して下さい。
与える時は、そば同様に味付けや人間が食べているものを与えるのはNGです。
さいごに
1年の最後の夜は、年越しそばを食べながら、愛猫とのんびり過ごしたいですよね。
そばアレルギーを持っていない猫なら、栄養も豊富なので少しぐらい与えても問題はありません。
もし、愛猫と一緒に年越しそばを食べるのであれば、そばアレルギーには十分に注意して下さい。
病気で、新年を迎える事のないようにしましょうね。
愛猫と1年を振り返りながら、良いお年をお迎え下さいね。
おしまい
寒い冬の必需品、ペット用のこたつです。安全性に優ているので安心して使用できます。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
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