小さな命を救えるのは人間だけ!猫の里親詐欺の実態と対処法について

 

こんにちは、りんさく(@sakurarin72)です。

 

「里親詐欺」という言葉をご存知ですか?

 

結婚詐欺、オレオレ詐欺、架空請求詐欺、保険金詐欺など色々な詐欺があります。どれもお金目的で人を騙すといったものです。

それとは別で、自分の欲求のために人生や尊い命を奪う詐欺があります。それが「里親詐欺」です。

 

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里親詐欺の実態と対処法

毎年たくさんの方が被害にあわれている犬猫の里親詐欺。詐欺にあっていても気づかないケースも多々あります。

目的は、残虐ないじめを楽しんで命を奪ってしまうのです。

虐待の様子を動画配信して楽しむという、普通では考えられないことが起こっています。

人間も猫も犬も鳥も命の尊さ同じです。それなのになぜこんな事が起きるのか。

心が無い人間の自分勝手な行動がこのようなことを招くのです。

 

動物への虐待は犯罪です

 

『動物への虐待罪(殺傷の場合)は、5年以下の懲役又は、500万円以下の罰金』となっています。

僕個人の意見としては、いくつもの命を奪っておいて5年は短い気がします。

虐待された猫と同じようにしてもいいんじゃないか、と思います。

 

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里親詐欺とは

「可愛いネコが欲しいです」、「可愛い犬が欲しい」と言って里親になりきり、可愛がる気などないくせに引き取りを希望することです。

最近では、犬、ネコ以外にもウサギ、インコ、ハムスターなども被害にあっていると報告されています。

 

里親詐欺の目的は

ニュースなどで取り上げられるのは、ほとんどが虐待です。ですが、それだけではありません。

  • 虐待目的
  • 転売目的
  • 食肉目的
  • 実験目的
  • 三味線の表面の皮

用途は様々ですが、どれも許せない行為です。自分の欲求を満たすために心の無い人のすることです。

特に動物実験用と三味線の皮は、お金がいいと聞いたことがあります。

いくらお金に困っていても、人を騙してネコを貰い、それを売ってお金にする。

そんなお金でご飯を食べて美味しいのでしょうか。カッコいいコートを買ってそれを着ても暖かいのでしょうか。

ストレス解消にと、ネコに虐待して命を奪って楽しいのでしょうか。

本当に腹立たしいことです。

 

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里親詐欺の対策

毎日のように、「里親を募集しています」というのをSNSで見かけます。

そうなのです。SNSが一番狙われやすいのです。

なぜなら、素性を明確に認証しづらいからです。

どういうことかと言いますと、

やり取りは、SNS上でやり取りするわけです。

 

例えば、

「ネコが大好きな○○歳の男子です。今、2匹の猫と幸せに暮らしています。この子達が居るから、嫌な仕事も頑張れる。この子達が僕の活力です。」

 

と言って、猫の写真を貼っていたら「こいつ、里親詐欺や」って見抜けますか?

僕を含めて、ほとんどの人が見抜けないと思います。

一見、猫好きのいい人かなって思ってしまいますよね。

人間不信になってしまいそうですが、言葉だけでは信用してはいけません。

安易に譲渡してはダメなのです。慎重に見極めなければなりません。

 

SNSだけのやり取りは、絶対にダメです‼

 

1つの命を託すわけです

 

きちんと会って、相手の素性を知る必要が大切です。

SNSのアカウントが凍結している人、独身男性の人、若いカップルは要注意です。

 

里親詐欺の特徴は

詐欺連中は、SNS(Twitter、fecebookなど)にたくさんのアンテナを張っています。

 

注意するべきアカウントは

  • 新設したアカウント、新しいアカウント
  • アカウントをたくさん持っている
  • フォロー、フォロワーの数が少ないアカウント
  • たくさんの里親サイトを訪問している
  • フォローが里親募集、里親探しなどのものが多い
  • ツイートが少ない、わざとらしい
  • DMを頻繫にしてくる(譲渡のこと、こちらの住まいなど)
  • たくさんの猫を要求してくる
  • 短い期間で何匹も要求している

あげればきりがありません。「じゃあ、どんな人が安心なの?」と思いますよね。

はっきり言ってどんな人が安心なんて見抜けません。

だから里親さんのことをよく調べる必要があります。

 

絶対にネットだけのやり取りで譲渡するようなことはやめてください。

 

ネットだけでなく、保護団体さんの譲渡会などにも参加するということを聞いたことがありますので油断大敵です。

何回も言いますが、大切な命を託すのですから慎重に取り組みましょう。

 

譲渡する前に必ず行って欲しい事

・里親さんの家を確認しましょう

責任を持って可愛がっていただける環境かどうかを、自分の目で確認しましょう。

自宅訪問を嫌がる、また今度見せます、こちらからもらいに行きます、など自宅の訪問を嫌がることを言ってきたら断りましょう。

 

断る勇気も必要です。

 

友達もしくは知り合いの代理で来たので、「訪問は聞いてみないと」と言ってくる場合もあります。その時でも迷わず断りましょう。

自宅を見せられないということは、「何かあるな」と疑ったほうがいいです。

里親さんと会う時は、絶対に1人で行ってはいけません。必ず2人以上で面会に行って下さい。

女性の譲渡者さんは男性の方についてきてもらって下さい。

 

備えあれば憂いなし、万全な体制で行きましょう。

 

この里親さんは、「いい人だから大丈夫!」という先入観は捨てて下さい。

いくらSNSや電話でやり取りしていても、大丈夫と気を許してはいけません。どちらかと言うと、少し疑い気味で里親さんと会いましょう。

 

・譲渡契約書を作成しましょう

内容はこちらが要求することを、事細かく書いてください。(Google、Yahoo!で『猫の譲渡契約書』と検索したら、作り方や引用できるものがたくさん出てきます。

 

その前に、仮譲渡契約書を必ず作って下さい。

トライアル期間(お試し期間)を設けて、猫と里親さんの適正期間を作りましょう。

もし仮譲渡期間中に転売されたり、傷つけられた場合は窃盗罪を適用できる可能性があります。

トライアル期間中でも、猫の状況を把握できるようにして下さい。(譲渡先への訪問や猫の様子を動画で送ってもらうようにしましょう)

 

・里親さんの身分証明をもらいましょう

免許証やパスポートといった顔写真が載っているものがいいです。

住所、名前、生年月日は必ず確認しましょう。それをコピーすることを忘れてはいけません。

これだけやっても騙されたという事例がありますので、焦らず慎重に行って下さい。

 

ひとつでも不安要素がある場合は断って下さい。

 

あとは、自分の直感を信じましょう。こういう時の人間の直感は研ぎ澄まされた効果を発揮します。

 

 

次の項目は僕自身の出来事です。興味がない方は2枚目の写真の下まで飛ばして下さい。

断る勇気

僕のことなのですが、3年前ぐらいに生まれて2、3日ぐらいの子猫を拾いました。目も開いていないし、へその緒もついたままの可愛らしい子でした。

3時間おきに起きて哺乳瓶でミルクをやって、という忙しく楽しい生活を送っていました。

拾ってきて3日目の昼頃に友達から電話が入りました。

内容は、僕が拾った子猫を育てたいと言っている女性がいるとのことでした。

最初は断ったのですが、あまりにもしつこく言われたので、女性と会うことにしました。

女性は、シングルマザーで昼は飲食店で働き、夜は水商売をしている方でした。

色々な話をしましたが、1つだけ引っかかる点がありました。

 

「働いているときは、誰がこの子猫の面倒をみる?」ってことです。

 

まだ目を開いていない子猫を1人でほっておくわけにはいかないですからね。

女性は、働いている間は娘が面倒をみると言っていました。娘は小学5年生でちょうど冬休みで家にいるからとのことでした。

 

「小学5年生が1日中面倒を見れるのか、大丈夫かなぁ」と思いましたが、女性の熱意に負けて譲渡してしまいました。

 

そして譲渡して3日目の夕方に亡くなりました。面倒を見ずにほったらかしにされていました。

虐待された訳ではないと思うのですが(真相はわかりません)どちらにせよ、まだ目も開いていない子猫をほったらかしにしていたのですから、虐待と変わりません。

何が言いたいのかと言いますと、

 

『大丈夫かなぁ』 これです‼

 

少しでもこの言葉が頭をよぎったら、絶対に断りましょう。

里親さんがすごくいいことを言ってきても、自分の直感を信じましょう。

僕のように、あとから後悔しても遅いです。少しでも不安に思ったら断った方がいいです。

「あの時安易な気持ちで、友達に話さなかったらよかった」、「なんで不安な気持ちのまま渡してしまったのだろう」って、悔いが残って仕方がありません。

腹立たしさと、申し訳ない気持ちをずっと抱きながら生きていくと思います。

 

一生忘れることはないでしょう。

 

少しでも不信感を抱いたら断りましょう。

 

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まとめ

・SNSのコメントだけで、里親さんを決めるのはやめましょう。

・必ずご自宅を訪問させてもらって下さい。

・トライアル期間を設けて、子猫への接し方などを観察しましょう。

・仮譲渡契約書、譲渡契約書は必ず交わしましょう。

・不安要素が1つでもあったら、断りましょう。

※これだけやったら必ず防げるという訳ではありません。慎重に慎重を重ねて取り組んで下さい。

 

その子の一生を託すのです‼

 

さいごに

猫や犬は里親さんを選べません。話すこともできません。痛みは、人も動物も同じです。

 

その子を幸せな所へ導いてあげること、幸せにしてあげることが僕たち人間の務めです。

 

幸せにしてくれる里親さんを、焦らず慎重に探してあげて下さい。

 

おしまい

 

~追伸~

何回も見直したので大丈夫だとは思いますが、気持ちが入りすぎて言い回しや言葉遣いが、お見苦しくなっている箇所があるかもしれません。その時はお許し下さい。

 

 

虐待者の手によって、罪もない小さな命が奪われた事を書かれた一冊です。怒りと悲しさがこみ上げてきます。動物愛護の事をこの子「こげんたちゃん」が教えてくれました。

 


アニマルコミュニケータという職業をご存知ですか?その人たちは、動物の言葉や気持ちが分かるらしいです。

この本は、ほとんどが猫の気持ちのことを書いてます。心がジーンとする本です。

 

 

猫ってすごいなぁって思えるような本です。28個の物語が入っています。涙なしでは読めません。

感動します。この本を読んで少しでも虐待がなくなったらいいなぁ。

 

 

最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。

 

 





 

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