愛猫の血液型を知ってますか?血液検査を受けるメリットとは

 

こんにちは、りんさく(@sakurarin72)です。

 

人間の血液型は、その人によって違いますが、猫にも血液型があるのをご存知ですか?

人間は、A型が一番多いと言われていますが、猫はどうでしょう。

人間はA・B・O・ABと4種類の血液型がありますが、猫にはA・B・ABの3種類しかありません。

 

実は、猫もA型が一番多いのです。

 

約8~9割がA型、1割未満がB型、AB型は稀と言われています。

僕の知り合いの動物病院の先生も、

「今まで色々な猫と触れ合ってきましたが、今だにAB型の猫と出会ったことがない」と言っていました。

日本猫はほとんどがA型で、アメリカンショートヘアは、A型しかいないと言われています。

 

なぜ、愛猫の血液型を知っていた方がいいかと言いますと、

 

輸血が必要なケガ、事故をした時と子猫を出産する時

 

に必要だからです。

 

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血液検査を受けるメリットとは

文頭でも言いましたが、人間は4種類の血液型がありますが、猫には3種類の血液型しかありません。

人間が輸血する場合は、輸血される方と同じ血液か、異常反応が出ない血液(違う血液)はいいとされています。

例えば、A型、B型の方は、O型の血液を輸血することは可能です。

AB型の方なら全血液型から輸血することができます。

ちなみにO型の方は、O型の血液しか輸血できません。

人間は緊急事態の時に違う血液を入れる場合があります。

 

猫の場合はどうでしょう。

 

猫は同じ血液型しか受け付けません。

 

稀にAB型の猫にA型の血液を輸血するということがあるみたいです。(AB型の猫の存在が極めて少ないので、同じ血液型の猫をみつけるのが困難な為)

 

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愛猫が事故や病気で輸血を要する時

・緊急を要する時すぐに輸血ができる

輸血をする前は、血液型検査をしますが、一刻を争う時は検査をしてる時間も勿体ないですよね。

事前に血液型を知っていたら素早く対処がしてもらえます。

しかし、血液型を知っているからと言ってすぐには輸血はできません。

交差試験(クロスマッチ)と言って、輸血する猫の血液とされる猫の血液の相性をチェックする検査があります。

もし相性の悪い血液を輸血してしまったら、拒絶反応が出て命にかかわる事があるからです。

血液型を知っていると、血液型検査を短縮できるというわけです。

 

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愛猫の出産

 

・新生子溶血を防ぐ

新生子溶血とは、母猫が子猫に初乳(母乳)を与えるときに起こる現象です。

B型の母猫からA型の子猫が生まれてきたとします。

血液には抗体というものが含まれて、子猫が初乳の時に違う抗体が体へ入り込んでしまうのです。

どういうことかと言いますと、B型の母猫の抗体(血液に含まれるもの)がA型の子猫の体の中に初乳を伝って入り込んでしまうのです。

そうすると、赤血球が破壊されてほとんどの子猫が死に至ってしまいます。

 

B型の母猫をお持ちの飼い主さんは、出産時には十分注意して下さい。

 

もしB型の母猫からA型の子猫が生まれてきたら、人工授乳で対処して下さい。

近くにA型の母猫が居たらその母猫から初乳させてあげてください。

 

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献血ができる

・輸血用の血液を供給できる

猫の血液は人間のように血液の保存ができないので血液バンクがありません。

輸血するときは、ドナー登録をされている居住猫か動物病院の供血猫に輸血してもらうしかありません。

もし、「家の愛猫の血液で傷ついた猫を助けてあげたい」とお考えの方は、動物病院へ行って「ドナー登録して下さい」と言えば、色々な検査を経て問題なければしてくれます。

病院によっては、ドナー登録したら何らかの特典がもえる病院もあります。

 

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血液型検査のやり方

血液型簡易判定キッドを使う動物病院がほとんどです。

料金は5000円~10000円までのところが多いようです。

 

血液型簡易判定キッドとは

猫の血液を0.4ml以上採取して、1滴ほどを使って検査します。

 

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まとめ

血液型を事前に知っておくことで、輸血をスムーズにできます。

血液型を知っていると、血液型検査を短縮できます。

一刻を争う時は、1秒でも素早く対処してほしいですね。

 

頑張って産んだ、子猫の命を奪うほど悲しいことはないですよね。

母猫がB型の時は十分に気をつけてください。出産時には、念のために血液型検査をしてみてはいかがでしょうか。

 

家の愛猫で、傷ついた猫を助けてあげたいとお考えならば、ドナー登録をしてあげてください。

ドナー登録をすると血液型検査を無料でやってくれる動物病院が多いようです。

 

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さいごに

血液型を知っているだけで、助からない命でも助かることがあります。

その逆で、血液型を知らなかっただけで、助かる命でも助からないことだってあります。

猫も大切な家族の一員です。

もしもの時の為に血液型検査をしてみてはいかがでしょうか。

 

おしまい

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

猫の病気
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コメント

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