こんにちは! りんさく(@sakurarin72)です。
以前、小学校ぐらいのお子さんを連れたご家族が、ペットショップで子猫を見ていました。
子供:「可愛い~。この子キャットタワーへ登ろうとしているよ」
お母さん:「こんな小さいのに、あんな高い所へ飛び乗れるのかな?」
子猫:「ジャーーンプ。ボテッ...コロン...」
子供:「え?(笑)。失敗しちゃったね。猫ちゃん大丈夫?」
お母さん:「子猫ちゃん、こっちをチラッと見たよ。恥ずかしかったんだね」
という会話をしていました。
盗み聞きするつもりはなかったのですが…すいません。
猫は、「ポーカーフェイス」などとよく言われますが、実はとても感情が豊な生き物です。
しかし、いくら感情が豊かだからといって、人間のように「恥ずかしい」という感情を、猫は持っているのでしょうか?
今回は、猫も恥ずかしがる事があるの?というお話です。
恥ずかしいという感情はある?
猫と生活をしていると、色々な仕草に癒される事が多々ありますね。
特に、やんちゃ盛りの子猫の仕草は、見ているだけで口元が緩んでしまいませんか?
最近、うちにも茶トラの子猫がやってきたのですが、その子を見ているだけで癒されちゃいます。
昨日も、テーブルの上へ登ろうとして、ジャンプをしたのですが、失敗をして転んで恥ずかしそうに走り去って行きました。
その姿がすごく可愛いくて~(* ´艸`)クスクス
しかし、猫はクールでポーカーフェイス。
そんな猫にも「恥ずかしい」という感情はあるのでしょうか?
昔から猫は、自分の失敗を認識できると言われています。
そのため、「恥ずかしいという感情はある」と考えられていますが、専門家の中には「恥ずかしい感情はない」という意見もあるようです。
恥ずかしいという感情はある
猫は、自分の失敗を認識できる生き物です。
そのため、失敗をするとそれを誤魔化そうと「転移行動」を取る事があります。
転位行動とは、猫が気を紛らわすためにとる行動です。
猫が、軽いストレスを感じた時に、気持ちを落ち着かせ、心のバランスを整えるためにする行動だと考えられています。
人間も失敗をしたり、恥ずかし事をすると、髪の毛を触ったり、頭をかいたり、イライラした時には、貧乏ゆすりをしたりしますよね。
それも全て「転位行動」なのです。
猫が失敗をして恥ずかしい時の転移行動は、毛づくろいをしたり、爪をといだりします。
「チェッ!失敗をしちゃったよ。さっきのは無かったことにしよう」
という恥ずかしい気持ちを、誤魔化すための行動だと言われています。
「猫にも恥ずかしい感情がある」という専門家の意見の中に、人間と猫の脳は約90%が同じ構造だから、「猫にも人間と同じ感情はあるはずだ!」という意見もあるようです。
恥ずかしいという感情はない
昔から猫は、「周囲の目を気にしない生き物だ」と言われています。
人間は何かに失敗をすると、「誰かに見られたかも⁉」と、人目を気にしてしまいますよね。
しかし猫は、「あぁ~あ、失敗しちゃったよ」ぐらいにしか、思っていないそうです。
要は、他人にどう思われていようが、どうでもいいという事なのでしょう。
しかし一方では、「失敗をした時に誤魔化すような仕草(転移行動)をするという事は、恥ずかしいと感じているからじゃないの?」という、反論の意見もあるようです。
それに対して、「いやいや、あれは失敗をした時のストレスを緩和する行動だ」と断言しています。
他にも、
猫の感情は、人間でいうと1歳半程度の感情しかないと考えられています。
その頃は、まだ「恥ずかしい」という感情を持っていない、猫は恥ずかしいと感じないという意見もあるようです。
なんにせよ、「恥ずかしいと感じている確証がない」という事なのでしょう。
実際のところ、明確にはわかっていませんが、猫と暮らしていると「今、絶対に恥ずかしいと思ったよね」という仕草をする時がありますよね。
さいごに
専門家の間で、猫に恥ずかしいという感情は、「ある」「ない」と意見が分かれているようですが、感情が豊かな猫なので、「恥ずかしい」という感情はありそうな気もしますね。
猫と一緒に暮らしている飼い主さんのほとんどの方は、「ある」と言っているようです。
猫は、恥ずかしがる仕草の他にも、様々な仕草や行動で僕たちを癒してくれます。
愛猫の可愛い姿で、日々の疲れを吹き飛ばしましょうね。
おしまい
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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