こんにちは、りんさく(@sakurarin72)です。
「愛猫との思い出を写真に残しておきたい」
飼い主さんなら、誰もが思う事ですよね。
僕なんて写真ホルダーは、愛猫のばかり写真です(笑)
しかし愛猫にカメラを向けると、顔を背けたり、走って逃げて行ったりする事がありませんか?
実は猫って、カメラが苦手なのです。
今回は「なぜ猫はカメラが苦手なのか」というお話です。
なぜ猫はカメラが苦手なの?
愛猫の可愛い姿を写真に収めようとして、デジカメや一眼レフカメラを構えた途端に逃げ出したり、こっちを向かなくなった事ってありませんか?
それは、猫がカメラを苦手だからです。
猫が、カメラを苦手とする理由は3つあります。
レンズが怖い
猫はカメラのレンズが、大きな目に見えるそうです。
猫がじっと見つめ合うことは、敵意を示しています。
「なんだよ。やっちゃうぞ!」
という意思表示です。
しかし、猫は平和主義者。
「揉め事は、出来る限り避けたい」という性質を持っています。
カメラのレンズを大きな目と思っている猫は、
「大きな目を持っているヤツに狙われている⁉怖い…」
と感じて、目を背けたり、逃げてしまうのです。
「愛猫の可愛いショットを撮りたい」という気持ちはわかりますが、カメラを持って追いかけ回す事は、猫にとってすごくストレスになります。
「飼い主さんに何かされる」と思い、警戒心が強くなり、嫌われてしまうかもしれません。
カメラを持ってしつこく付け回す事は、やめてあげましょうね。
シャッター音がウザイ
カメラのシャッターを押すと「パシャ」「カシャ」という音が猫にとっては、聞きなれない怖い音に感じてしまうのです。
猫の聴力は、人間の8倍、犬の2倍と言われています。
愛猫の可愛い寝顔を撮ろうと、近くでシャッターを「パシャ、パシャ」すると、猫にしてみれば迷惑な話なのです。
「うるさいニャー、寝れないじゃないか!」
と、起こされた事にイライラしてしまいます。
リラックスしている時に「パシャ、パシャ」されるのも
「寛いでいるのに、なんだこの聞きなれない音は?」
と、不快に感じてしまうのです。
耳の良い猫からすると、カメラのシャッター音は、うるさくて耳障りな音に聞こえてしまうのです。
フラッシュが嫌い
ことわざに「猫の目」という言葉があります。
意味は
猫の目が明暗により、細くなったり丸くなったりすることから、物事がめまぐるしく変化をする、ということのたとえです。
猫の目は、光の量に応じて瞳孔を変化させています。
それがカメラのフラッシュで、急にたくさんの光が目に入ってくると、猫はすごく疲れて強いストレスを受けてしまうのです。
ひどい時には、失明する事もあるといいます。
出来る事ならフラッシュなしで、写真を撮るようにしましょうね。
カメラに慣れさせる方法
要は、「カメラって怖くないのだよ」という事がわかれば、猫だって嫌がる事はないはずです。
あまり見かけない物なので、警戒をしてしまう事もあるのだと思います。
普段からカメラに触れていれば、カメラを見ても怖がらずに、いられるのではないでしょうか。
もしカメラにふれさせるのであれば、安い物でもないので傷をつけられない、壊されない程度に触れさせてあげましょうね。
離れて撮る
「やっぱり愛猫のおもちゃには高すぎるよ」という方が、ほとんどだと思います。
僕は、そんなに高いカメラを持っていませんが、もしその立場だったら絶対に嫌ですね(笑)
猫の力で、カメラが壊れるわけないとわかっていても、なんとなく・・・ね。
愛猫がカメラを嫌がるようなら、少し離れた所からズームや望遠で撮る事をおすすめします。
その時でも、シャッターの音やフラッシュは消してあげて下さいね。
もし気づかれて逃げるようなら、一旦諦めましょう。
嫌われてしまう可能性があるので、深追いは禁物です。
最近は、スマホのカメラ性能が素晴らしいので、デジカメ並みに綺麗に撮れたりもします。
スマホだと猫が苦手とするレンズも小さいので、一瞬のスキをついて撮れるのではないでしょうか。
お手軽ですしね。
さいごに
親御さんが、子供の成長を写真に残しておく気持ちと同じで、飼い主さんなら愛猫の可愛い姿を残しておきたいですよね。
それをSNSなどにアップして、「いいね」がもらえたり、誰かに「可愛い」って言ってもらえたら、飼い主としてこんな嬉しい事はありません。
ですが、「愛猫の可愛い姿を収めたい」という気持ちもわかりますが(僕も同じなので)、嫌がる愛猫の気持ちも、少しだけ考えてあげて下さいね。
猫の機嫌がいい時は、耳としっぽがピンと立っています。
機嫌がいい時が、愛猫の一番可愛い時だと思います。
愛猫に負担がかからない程度に、愛猫との素晴らしい思い出を、たくさん写真に残しましょうね。
おしまい
ストレス解消、運動不足には体を動かすのが一番!楽しく遊ばせてあげましょうね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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