こんにちは、りんさく(@sakurarin72)です。
愛猫には「いつまでも元気でいてほしい」「ずっと一緒いたい」誰もが思うことです。
2019年ペットフード協会が調査した結果、猫の平均寿命は15.03歳、犬は14.44歳と発表されました。
- 家の外に出ない猫・・・15.95歳
- 家の外に出る猫・・・13.20歳
完全な室内飼いの猫とそうでない猫とでは、2歳程寿命が違うのです。
野良猫に関しては、愛護センターが出した情報によりますと、約3~5年ほどしか寿命がないと言われています。
それだけ外には、危険な事がたくさんあるということなのです。
ちなみに、平均寿命が長い猫上位3位は
- 日本猫、混血猫・・14.3歳
- アメリカンショートヘア、ラグドール・・13.5歳
- スコティッシュフォールド・・13.4歳
という結果です。
「家で飼っているから大丈夫」という事はありません。飼い主さんの行動で、一緒にいる愛猫の寿命も変わってくるのです。
飼い猫の寿命は飼い主で決まる
人間と共に生きる飼い猫は、飼い主さんの影響をもろに受けてしまいます。
それが猫の体にとって、悪いことでも愛猫には拒むことが出来ないので、飼い主さんが気を付けてあげることが大切です。
愛猫の寿命を縮めていませんか?
人間の食べ物を与える
飼い主さんが食事をしていると、一緒に食べたそうに見てきますよね。
「少しぐらいならいいか」と思って、与えたりしていませんか?
人間は平気でも、猫にとっては命にかかわる食べ物だってあるのです。
代表的なのが、
- ネギ類
- チョコレート
- コーヒー、カフェイン入り飲み物
- 牛乳、乳製品
- 生肉、生卵
- ブドウ、レーズン
- お酒、アルコール類
などの食品は何らかの中毒を引き起こしてしまう可能性があります。
この他にも、危険な食材はたくさんあります。防腐剤が入っているもの、食品添加物が入っているものなど、あげればきりがありません。
人間は平気でも、体の小さい猫にとっては病気になったり、死に至る場合がありますので、人間が口にしているから大丈夫という事は、絶対にないので与えないようにしましょう。
「少量なら大丈夫」と書いてある記事もありますが、確かに少量なら大丈夫な食材もあります。
ですが、猫は一度口にすると「これは食べれものだ」と認識してしまい、飼い主さんの目を盗んで勝手に食べてしまう恐れがあります。
「少しなら大丈夫」と思わずに、これは食べたらダメ!と教えてあげましょう。
コーヒーを飲む機会が多いと思いますが、猫にはコーヒーはダメだよ、と言うことを書いてあります。興味がありましたら読んでみて下さい。
喫煙
飼い主さんが吸うタバコの煙は、愛猫の寿命を縮める原因になります。
タバコの煙には、主流煙と副流煙があります。
- 主流煙・・喫煙者さんがタバコから直接吸い込む煙
- 副流煙・・タバコの先から出る煙
この副流煙が猫にとっても、人間にとっても有害な煙なのです。
副流煙は、主流煙のニコチンは2.8倍、タールは3.4倍有害だと言われています。
タバコを吸っている人より、周りの人の方が害があるのです。
他人が吸っているタバコの煙を吸うことを「受動喫煙」と言いますが、愛猫がまさにその状態なのです。
猫がタバコの煙を吸うと、悪性リンパ腫にかかるリスクがグーンと高くなるのです。軽い症状だと、食欲不振になったり、体調を崩してしまう事があります。
タバコの煙は粒子が重い為、下に溜まる傾向があります。人間の足元にいる猫は、知らず知らずのうちに、煙を吸い込んでいるのです。
それとタバコの粒子は、衣服、カーテン、壁紙、カーペット、髪の毛など、どこにでも付着します。
その付着部分を猫が舐めたら、そのまま体内に有害物質を取り入れている事になります。
タバコの煙は、猫の被毛にも付着します。
猫は、一日に何回も毛づくろいをします。という事は、有害物質をそのまま舐めているようなものです。
愛猫と自分の健康の為に、禁煙されるのが一番だと思いますが、できないようであれば、猫のいる場所では吸わないように心掛けてあげましょうね。
ストレスを与える
猫の神経は繊細な為、ちょっとしたことで、ストレスを感じてしまうのです。
そのくせ、ストレスを隠そうとするので、見つけてあげることが困難だと思いますが、よく観察していたら見抜けます。
ストレスになりやすい事
- 同居猫の存在
- トイレが汚い
- 大きな音
- 来客
- 嫌な匂い
など人間では考えられない些細な事でも、猫にとってはストレスに感じる事があります。
特に同居猫との不仲は、強いストレスを感じてしまいます。もし仲が悪い猫が居たら、会わないように工夫してあげて下さい。
ストレスが溜まっている時のサイン
- 食欲不振
- 下痢や嘔吐
- トイレで粗相をしない
- 毛づくろいをしている時間が長い
- 夜中に走り回る
など「いつもと様子が違うな」と思ったら、それはストレスが溜まっているサインかもしれません。
ちょっとした生活環境の違いで、猫はストレスを感じてしまうのです。
ストレスは、愛猫の寿命を縮める原因の一つですので、よく管理してあげましょうね。
ベストセラーになった猫壱さんの玩具です。ストレス解消には、体を動かすのが一番!どんな猫でも夢中になること間違いなしですので、思う存分遊ばせてあげましょう。
アロマオイル
人間にとってアロマセラピーは、抗菌作用があり、気分をリラックスさせてくれる素晴らしいものなのですが、猫にとっては、命にかかわる危険なものなのです。
アロマセラピーとは、アロマオイル(精油)のにおいを嗅いだり、呼吸をして体内に取り入れたり、皮膚から取り入れて効果を得るものです。
猫も同じで、嗅覚、呼吸、皮膚からと精油を吸収したり、タバコの煙同様に被毛に付着したものを毛づくろいによって体内に取り入れてしまう事もあります。
肉食動物の猫には、植物を消化する機能がほとんどありません。
精油は植物由来成分を多く含んでいますので、植物を消化できない猫は、体の中に蓄積されて中毒症状を起こしてしまうのです。
猫に限らず肉食動物は、精油やアロマオイルの植物成分を体内で分解できないと言われています。
ペットだと、猫とフェレットは肉食動物なので要注意が必要です。
ダニやノミの防除用品、ペット用シャンプーにエッセンシャルオイルの「ティートゥリ」を配合した商品がありますが、これも猫にとっては有害だと言われています。
市販の商品を買う時には成分表示を確認してあげて下さいね。
猫に危険なアロマ
モノテルピン炭化水素を含む精油
- オレンジ
- レモン
- ライム
- ベルガモット
- グレープフルーツ など
フェノール類を含む精油
- オレガノ
- シナモン
- タイム
- バジル
- クローブ など
ケトン類を含む精油
- キャラウェイ
- セージ
- スペアミント
- カンファ など
上記にあげた以外にもたくさんあります。
アロマセラピーをする時は、猫が入らない部屋でするようにしましょう。
した後も、体を洗い流すなどをしてから、愛猫に触れてあげた方がいいかもしれませんね。
さいごに
上記に書いた4点以外にも、寿命を縮める事は、他にもあります。
特にストレスを与えることが、猫にとっては一番の負担になると言われています。
飼い主さんのほんの少しの気遣いで、愛猫はいつまでも元気でいられるのです。
家族ですもの、長生きしてほしいですよね。
おしまい
暑い時には、水分補給は十分にしましょうね。外見だけでなく、蓋を開けると肉球型の氷止めが可愛い水筒です。
可愛い猫パックのお茶です。飲むのがもったいない程可愛いです。ぜひ猫好きさんへのプレゼントに、いかがですか。
可愛い猫のトイレットペーパーカバーです。トイレも猫グッズで可愛く飾って癒されましょう。
運動不足、ストレス解消にキャットタワーで遊ばせてあげましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント
ふうちゃんさん、こんばんは!
いつもありがとうございます。
いつでものぞきに来て下さい。
こんばんは!
ブログランキングからきました。
猫に牛乳、乳製品が、有害とは知りませんでした。
とても参考になりました。
りんさくさんの猫に対する深い愛情が感じられます。
また、のぞきにきます