猫にも「食欲の秋」はあるのか?愛猫と一緒に食べる秋の食べ物とは

 

こんにちは、りんさく(@sakurarin72)です。

 

早いもので、もう10月ですね。

先日までの暑さがウソだったかのように、めっきりと寒くなった気がします。

暑い夏が終わると、次は過ごしやすい秋ですね。

 

秋は、美味しい食べ物がたくさんあるので、ついつい食べ過ぎちゃって体重が…というのは、僕だけじゃないはず。

 

それでも、秋は日本人が好きな季節の第2位だそうです。

ちなみに、1位は春だとか。

でも、30代以下になると秋が1位なのです。

理由は、食べ物が美味しくて、花粉症がないからなんだって。

 

「芸術の秋」「スポーツの秋」「食欲の秋」などのように、「◯◯の秋」と表現する季節は、秋だけだそうです。

その中でも生きていくうえで、絶対に欠かせないのが、食べることの「食欲の秋」

この、食べること(食欲)は人間だけでなく、命あるすべての生き物にとって大切なことです。

 

ということで今回は、猫も人間と同じように、食欲の秋があるのか、というお話です。

 

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猫にも「食欲の秋」はあるの?

そもそも、なぜ「食欲の秋」と言われるようになったのでしょうか?

それは、僕たちが主食としているお米やその他多くの食材が、秋に旬を迎えるからです。

旬を迎えた美味しそうな食物を見ると、ほとんどの人は食欲が増すと言われています。

そういうことから、「食欲の秋」と言うようになったそうです。

 

じゃあ、「キャットフードには旬がないから、猫には食欲の秋なんて関係ないよね」と思っちゃいますが、そんなことはありません。

実は、猫にも季節によって食欲の変化があるのです。

 

人間は、季節が変わる前に次の季節の身支度をします。

この行為は人間だけでなく、すべての動物に当てはまることなのです。

当然、猫も同じように身支度をします。

 

猫は寒さが苦手なために、夏の終わりから冬を乗り越えられる用意を始めると言われています。

1日の日照時間が短くなると、寒い冬を越すために、被毛を長くしたり、フワフワ(密集)の毛に生え変えて、寒さ対策を始めるのです。

それと同時に、食事をたくさんとって、体脂肪を増加させます。

 

猫の食欲旺盛な時期は、晩秋から冬にかけてです。

猫は4ヶ月周期で、摂取カロリーが変動すると言われています。

  • 春・・・普通
  • 夏・・・食欲ない
  • 秋・・・少し多めに食べる
  • 冬・・・たくさん食べる

というサイクルです。

 

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猫は、1年で1番活発になる時期が、秋だと言われています。

そのため、秋は体を動かす時間が増えるので、お腹も減って食欲旺盛になるのです。

 

しかし、よく食べるからと言って、必要以上にごはんを与えたり、何を与えてもいい、というわけではありません。

食べ過ぎは、肥満や糖尿病などの可能性が高くなるために、十分に気をつけなければいけません。

 

また、飼い主さんが美味しいものを食べていると、愛猫が横に座って、欲しそうに見つめてくる時があると思います。

人間が食べているものは、猫に与えない方がいいのですが、隣で愛おしい愛猫に見つめられると「一緒に食べるか」という気持ちになっちゃいますよね。

 

「与えてはいけない!」

と、わかっていてもなかなかねぇ・・・

 

そこで、今の季節秋の食べ物で、猫に何を与えていいのか、ダメなのかを見ていきたいと思います。

 

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愛猫と一緒に食べる秋の食べ物

秋は、色々な旬の食べ物がありますが、一番人気は「サンマ」だそうです。

僕は、てっきり「栗」かと思っていました(笑)

 

人間は、秋の旬な食べ物を美味しくいただくことができますが、猫にとってはどうでしょうか?

 

秋の代表的な食べ物の「栗」は、猫に与えても大丈夫です。

しかし、甘栗はダメです。

 

栗には、ビタミンB1、ビタミンC、カリウム、アミノ酸など、様々な栄養素が含まれています。

どれも、猫の体に必要な栄養素です。

 

与える時は、中身だけを水でよく煮たてて、柔らかくしてから少しだけ与えましょう。

 

決して味付けはしないようにして下さい。

糖尿病や心臓病のリスクが高まるからです。

それと、栗はカロリーが高いので食べすぎると、肥満や尿路結石の原因になってしまいます。

与えすぎには十分に注意して下さい。

 

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サンマ

秋の味覚の代表的な「サンマ」は、猫に与えても大丈夫です。

ちなみに、サンマの横についている大根おろしも、猫が食べても大丈夫です。

 

サンマには、血液をサラサラにしてくれる栄養素が含まれています。

それと同時に、悪玉コレステロールを減らす栄養素も含まれているので、猫の体にとってはすごく良いのですが、与え過ぎは危険です。

 

青魚を食べ過ぎると、ビタミンEが不足して脂肪が炎症を起こし、黄色脂肪症(イエローファット)という病気になる可能性があります。

与え過ぎには十分に注意して下さい。

 

与える時は、味付けはしないで火を通してから少しだけ与えましょう。

味付けをすると腎臓への負担がかかり、腎臓病へのリスクが高まるため、味付けは必要ありません。

 

それと、サンマには柔らかい細かい骨がたくさんあるので、喉に刺さる危険があります。

骨を取り除くか、細かく刻んでから与えて下さい。

 

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きのこ

猫が、秋の人気食材のきのこを食べている姿は、あまり見ませんが、猫はきのこを食べても大丈夫です。

しかし、猫にはきのこを消化させる機能が備わっていないため、キノコの栄養をあまり摂取できないまま、便として出てしまいます。

そのため、食べさせる必要はありません。

 

愛猫がどうしても欲しがるようなら、水で柔らかくなるまで茹でて、細かく切って与えてあげましょう。

先程も言いましたが、猫にはきのこを消化する機能が備わっていないため、生で与えたり、味付けをして与える事は、しないようにして下さい。

 

それと、日本には4000種類以上のきのこが存在すると言われています。

その中には、毒を持っているきのこも多数存在します。

きのこなら全て猫には大丈夫!というわけではありません。

スーパーに売っているきのこ以外(山や道に生えているきのこ)は、与えないようにしましょうね。

 

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さつまいも

秋は、やっはり焼きいもですね。

ホクホクの焼きいもを、食べている時の幸せ感といったらたまりませんね。

そんな焼きいも(さつまいも)は、猫が食べても大丈夫です。

 

さつまいもには、食物繊維、ビタミン(A、E、B1、B2、B6、C)、ミネラル、カリウムなど、猫に必要な栄養素がたくさん含まれています。

キャットフードにも、さつまいもを使用している商品があるので、無理に与えて栄養を取らせる必要はありません。

 

もし、さつまいもを与えるのであれば、水で柔らかくなるまで茹でるか、蒸すかしてから、細かく刻んで与えるようにしましょう。

さつまいもの皮は、つけたまま茹でてあげるといいかもしれません。

さつまいもの皮には、抗がん作用があるからです。

 

味付けは、しないようにして下さい。

 

さつまいもには、ミネラルが含まれているため、与え過ぎると嘔吐、下痢、高カリウム血症などの病気の原因になる危険性があります。

十分に注意してあげて下さい。

 

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秋の果物と言えば、柿ですよね。

柿を食べると「秋だなぁ」とつくづく実感するのは、僕だけでしょうか。

そんな柿ですが、これも猫に与えても大丈夫です。

 

そもそも肉食の猫に、果物の栄養素って必要なのでしょうか?

僕は、キャットフードだけで十分に栄養を取ることができるので、与える必要はないと思うのですが・・・

 

柿には、ビタミンC、βカロチン、食物繊維などが豊富に含まれているので、免疫力アップや動脈硬化などを防いでくれる、抗酸化作用があります。

与える時は、皮をむいて実だけを少量だけにして下さい。ペースト状にしてあげると食べやすいですね。

食物繊維が豊富に含まれているので、過剰摂取は下痢や嘔吐の危険があります。

 

それと、柿なら何でもいいというわけではありません。渋柿と干し柿は与えないで下さい。

 

渋柿には「タンニン」、干し柿には「カリウム」が含まれています。

下痢や嘔吐、肝臓や腎臓障害の危険があるので、絶対に与えないで下さい。

 

ちなみに「海の牡蠣」も、猫には絶対に与えないで下さい。

食中毒になる危険性が高いです。

 

秋の味覚ベスト5をご紹介しましたが、どれを与えても大丈夫ですが、与え過ぎには十分に注意して下さい。

 

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その他

<与えても大丈夫なもの>

  • ニンジン
  • じゃがいも
  • 山芋
  • ごぼう
  • カボチャ
  • なす
  • 白菜
  • 白米

 

<危険なもの>

  • 玉ねぎ
  • 銀杏
  • パパイヤ
  • イチジク
  • ぶどう
  • アボカド

 

夏の食べ物で、与えて良いもの悪いものが書いてあります。興味がありましたら読んでみて下さい。

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さいごに

人間が食べているものは、猫に与えない方がいいとは思うのですが、可愛い愛猫に見つめられると、与えてしまう時もあるかと思います。

適度な量と与え方を間違わなければ、全然問題はないと思うのですが、今のキャットフードはどれも栄養バランスに優れているので、それだけで十分だと思います。

 

愛猫のために、美味しいものを食べさせてあげたいという気持ちはわかりますが、決して与え過ぎないように下さい。

 

愛猫の健康管理は、飼い主さんの務めです。

いつまでもお互いに健康で、楽しく暮らしたいものですね。

 

おしまい

 

 

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最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。

 

 

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