こんにちは、りんさく(@sakurarin72)です。
まだまだ暑い日が続きますが、体調は崩していませんか?
朝、晩は少し涼しくなった気がします。
暑い夏が終わると、次は過ごしやすい秋ですね。
秋は美味しい食べ物が色々あって、ついつい食べ過ぎて体重が気になる、という方も多いはずです。
日本人の好きな季節の2位が秋なのです。ちなみに、1位は春だそうです。
でも、30代以下になると秋が1位なのです。理由は、花粉症がないからだそうです。
「芸術の秋」「スポーツの秋」「食欲の秋」など「○○の秋」という言葉で季節を表現するのは、秋だけなのです。
その中でも生きていくうえで、絶対に欠かせないのが、食べることです。
今回は、猫も人間と同じように、食欲の秋があるのか、旬な秋の食材を猫が食べてもいいのか?というお話です。
猫にも「食欲の秋」はあるのか?
そもそもなぜ「食欲の秋」と言われるようになったのか、ご存知でしょうか?
それは、僕たちが主食としているお米など多くの食材が、旬を迎える季節なので、それで食欲が増すために「食欲の秋」となったそうです。
それじゃあ、猫の食べ物には旬がないから「食欲の秋」はないのでは?
と思いがちですが、猫も季節によって食欲の変化があるのです。
人間は季節が変わる前に身支度をしますが、猫も同じように身支度をするのです。
猫は寒さが苦手な生き物なので、冬を乗り越えるために秋から用意を始めるのです。
1日の日照時間が短くなると、猫は寒い冬を越すために、被毛を長くしたり、フワフワ(密集)の毛に生え変えて、寒さ対策をするのです。
それと同時に、食事をたくさんとって、体脂肪を増加させるのです。
猫の食欲旺盛な時期は、晩秋から冬にかけてです。
猫は4ヶ月周期で、摂取カロリーが変動すると言われています。
- 春・・・普通
- 夏・・・食欲ない
- 秋・・・少し多めに食べる
- 冬・・・たくさん食べる
というサイクルになっているのです。
猫は1年で一番活発になる時期が、秋だと言われています。
そのため、体を動かしている時間が増えるので、お腹も減って食欲旺盛になるのです。
ですが、よく食べるからと言って、必要以上にごはんを与えたり、何でも与えていい、というわけではありません。
食べ過ぎによる肥満や糖尿病などの、病気になる可能性もあるので、十分に気をつけなければなりません。
飼い主さんが美味しいものを食べていると、愛猫が横に座って、欲しそうに見つめてくる時があると思います。
人間が食べているものは、猫に与えない方がいいのですが、隣で愛おしい愛猫に見つめられると「一緒に食べるか」という気持ちになってしまうと思います。
「与えてはいけない!」
わかっていてもなかなかねぇ・・・
そこで、秋の食べ物は何を与えていいのか、悪いのかを見ていきたいと思います。
愛猫と一緒に食べる秋の食べ物
秋は、色々な旬の食べ物がありますが、一番人気は「サンマ」なんですって、知ってましたか?
僕は、てっきり「栗」かと思っていました(笑)
人間は、秋の旬な食べ物を美味しくいただくことができますが、猫はどうでしょうか?
栗
秋の味覚の代表的な「栗」は、猫に与えても大丈夫です。
ですが、甘栗はダメです。
栗には、ビタミンB1、ビタミンC、カリウム、アミノ酸などの様々な栄養素が含まれています。
どれも猫の体に必要な栄養素です。
与える時は、中身だけを水のみでよく煮たてて、柔らかくして少しだけ与えましょう。
決して味付けはしないようにして下さい。糖尿病や心臓病のリスクが高くなる可能性があります。
それと栗は、カロリーが高いので与えすぎると、肥満や尿路結石の原因になってしまいます。
与えすぎには十分に注意して下さい。
サンマ
秋の味覚の代表的な「サンマ」も猫に与えても大丈夫です。
ちなみに、サンマの横についている大根おろしも、猫が食べても大丈夫です。
サンマには、血液をサラサラにしてくれる栄養素が含まれています。
それと同時に悪玉コレステロールを減らす栄養素も含まれているので、猫の体にとってはすごく良いのですが、与え過ぎは危険です。
青魚を食べ過ぎると、ビタミンEが不足して脂肪が炎症を起こす、黄色脂肪症(イエローファット)という病気になる可能性があります。
与え過ぎには十分に注意して下さい。
与える時は、味付けはしないで、火を通してから与えましょう。味付けをすると腎臓への負担がかかり、腎臓病へのリスクが高まります。
それと、サンマには柔らかい細かい骨がたくさんあるので、喉に刺さる危険があります。骨を取り除くか細かく刻んであげて下さい。
きのこ
猫が、秋の人気食材のきのこを食べている姿って、あまり見たことがないと思いますが、猫はきのこを食べても大丈夫なのです。
ですが、猫にはきのこを消化させる機能が備わっていないので、キノコの栄養をあまり取り入れられないまま、便として出てしまうそうなのです。
自分が美味しいからと言って、無理に食べさせる必要はないかと思います。
愛猫がどうしても欲しがるようなら、水で柔らかくなるまで茹でて、細かく切って与えてあげましょう。
先程も言いましたが、猫にはきのこを消化する機能が備わっていないので、生で与えたり、味付けをして与える事は、しないようにして下さい。
それと、日本には4000種類以上のきのこが存在すると言われています。
その中には、毒を持っているきのこも多数存在します。きのこなら全て猫には大丈夫、というわけではありません。
スーパーに売っているきのこ以外(山や道に生えているきのこ)は、与えない方がいいと思います。
さつまいも
秋はやっはり焼きいもですよね。
ホクホクの焼きいもを、食べている時の幸せ感はたまらないです。
そんな焼きいも(さつまいも)は猫も大丈夫なのです。
さつまいもには、食物繊維、ビタミン(A、E、B1、B2、B6、C)、ミネラル、カリウムなどの猫に必要な栄養素がたくさん含まれています。
キャットフードにも、さつまいもを使用している商品があるので、無理に与えて栄養を取らせる必要は、ないと思います。
もし与えるのなら、水で柔らかくなるまで茹でるか、もしくは蒸してから、細かく刻んで与えるようにしましょう。
その時さつまいもの皮は、つけたまま茹でてあげると、いいかもしれません。
さつまいもの皮には、抗がん作用があるからです。
これも味付けはしないようにして下さい。
さつまいもには、ミネラルが含まれているので、与え過ぎると嘔吐、下痢、高カリウム血症などの病気の原因になる危険性があるので、注意してあげて下さい。
柿
秋の果物と言えば、柿ですよね。
柿を食べると「秋だなぁ」とつくづく実感するのは、僕だけでしょうか。
そんな柿ですが、これも猫に与えても大丈夫です。
そもそも肉食の猫に、果物の栄養素って必要なのでしょうか?
僕は、キャットフードだけで十分に栄養を取ることができるので、与える必要はないと思うのですが・・・
柿には、ビタミンC、βカロチン、食物繊維などが豊富に含まれているので、免疫力アップや動脈硬化などを防いでくれる、抗酸化作用があります。
与える時は、皮をむいて実だけを少量だけにして下さい。ペースト状にしてあげると食べやすいですね。
食物繊維が豊富に含まれているので、過剰摂取は下痢や嘔吐の危険があります。
それと、柿なら何でもいいというわけではありません。渋柿と干し柿は与えないで下さい。
渋柿には「タンニン」、干し柿には「カリウム」が含まれています。
下痢や嘔吐、肝臓や腎臓障害の危険があるので、絶対に与えないで下さい。
ちなみに「海の牡蠣」も、猫には絶対に与えないで下さい。
食中毒になる危険性が高いです。
秋の味覚ベスト5をご紹介しましたが、どれを与えても大丈夫ですが、与え過ぎには十分に注意して下さい。
その他
<与えても大丈夫なもの>
- ニンジン
- じゃがいも
- 山芋
- ごぼう
- カボチャ
- なす
- 白菜
- 梨
- 白米
<危険なもの>
- 玉ねぎ
- 銀杏
- パパイヤ
- イチジク
- ぶどう
- アボカド
- 柚
夏の食べ物で、与えて良いもの悪いものが書いてあります。興味がありましたら読んでみて下さい。
さいごに
人間が食べているものは、猫に与えない方がいいとは思うのですが、可愛い愛猫に見つめられると、与えてしまう時もあるかと思います。
適度な量と与え方を間違わなければ、全然問題はないと思うのですが、今のキャットフードはどれも栄養バランスに優れているので、それだけで十分だと思います。
愛猫のために、美味しいものを食べさせてあげたい気持ちもわかりますが、与え過ぎには十分注意して下さい。
愛猫の健康管理は、飼い主さんの務めです。
お互いに、いつまでも健康で一緒に居たいものですね。
おしまい
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最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
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