猫の柄はこうして決まる!毛色と柄で猫の性格はどう違うの?

 

こんにちは、りんさく(@sakurarin72)です。

 

猫の個性と言えば柄です。

2つとして同じ模様がないと言われている猫の柄は、まるでアートのようで猫自身の個性を象徴しています。

その柄はどの様にして決められるのか、柄によって性格が違うのか、ということをお話したいと思います。

 

スポンサーリンク

猫の柄はこうして決まる

多様多彩な猫の柄は24種類あります。

 

ベースとなる毛色は8種類

  • グレー
  • 三毛
  • サバトラ
  • キジトラ
  • 茶トラ
  • サビ

 

模様となる柄は4種類

  • 全身模様
  • 白混ざり
  • トビ柄
  • 薄模様

 

ベース色8種類に柄の遺伝子4種類が組み合わされて、全部で24種類とされています。

 

ベースとなる毛色(8種類)と柄(4種類)はどの様にして決められるのかと言いますと、父猫の遺伝子と母猫の遺伝子が組み合って決められるのです。

 

スポンサーリンク

 

毛色と柄の組み合わせは24種類

♦全身模様

  • 白(白地×全身模様)
  • 黒(黒地×全身模様)
  • グレー(グレー地×全身模様)
  • キジトラ(キジトラ地×全身模様)
  • サバトラ(サバトラ地×全身模様)
  • 茶トラ(茶トラ地×全身模様)
  • サビ(サビ地×全身模様)

 

♦白混ざり

  • 白黒(黒地×白混ざり)
  • グレー白(グレー地×白混ざり
  • キジ白(キジトラ地×白混ざり)
  • サバ白(サバトラ×白混ざり)
  • 茶白(茶トラ地×白混ざり)
  • ミケ(ミケ地×白混ざり)

 

トビ柄

  • 白黒トビ(黒地×トビ柄)
  • グレートビ(グレー地×トビ柄)
  • トビキジ(キジトラ地×トビ柄)
  • サバ白トビ(サバトラ地×トビ柄)
  • 茶白トビ(茶トラ地×トビ柄)
  • トビミケ(ミケ×トビ柄)

 

薄模様

  • クリーム(茶トラ地×薄模様)
  • グレートラ(キジトラ地×薄模様)
  • グレートラ(サバトラ地×薄模様)
  • パステルミケ(ミケ地×薄模様)
  • グレーサビ(サビ地×薄模様)

スポンサーリンク

 

猫の遺伝子は9種類

毛色を決める遺伝子は9種類あります。

その9種類の遺伝子は2種類ずつあると言われています。

 

つまり、猫の遺伝子は18種類から成り立っているということです。

 

18種類の遺伝子の中から、父猫と母猫から1つずつもらって子猫の毛色が決まります。

毛色と柄で猫の性格は違うの?

「毛色によって性格は異なる」と言われていますが、それを証明できるものがありません。

親猫が黒猫だから、生まれてくる子猫も黒猫とは限りません。

キジトラの親から黒猫が生まれるときもありますし、キジトラの親から茶トラが生まれるときもあるのです。

親猫が甘えん坊だからと言って、子猫も甘えん坊になるとは限らないのです。

 

1種類ずつ紹介していきたいと思いますが、あくまでも目安として見て下さい。

 

白猫の性格

白猫の遺伝子はどの遺伝子よりも強いと言われています。

白猫と黒猫の子供は、全てが白猫になってしまうというぐらい白猫の遺伝子は強いのです。

そのわりには、全身白猫をあまり見かけないですよね。

それは白猫の遺伝子が「生き残りづらいのではないか」と言われています。

 

性格は、プライドが高くて警戒心が強く、神経質で怒りっぽい性格です。

1度心を許すと、甘えん坊になりやすいです。

 

スポンサーリンク

 

黒猫の性格

黒猫と聞いて、「不吉」、「不気味」などのイメージがあると思いますが、それは間違いです。

海外のホラー映画で使われた為、そういうイメージが定着してしまったと言われてます。日本では、家を守ってくれる猫として扱われています。

 

性格は、穏やかで人懐っこくて、甘えん坊です。

飼い主さんの行動や気持ちをよく分かり、その時の状況をよく理解できる頭の良い猫です。

好奇心旺盛で遊ぶことが大好きなので、一緒に遊んであげるとすごく喜びます。

初めて猫を飼う方は、黒猫を飼うことをオススメします。

 

グレー猫の性格

グレー猫は純血種の子がほとんどです。

黒の遺伝子に毛色を薄くする遺伝子が組み込まれると、グレーになります。

元々は、海外にしかいなかったと言われています。

 

性格は、繊細でナーバスな一面、のんびりしたおっとり屋さんです。

人見知りで警戒心が強めです。

 

スポンサーリンク

 

白黒猫の性格

白黒猫と言えば、ハチワレ猫ですよね。

ですが、白黒猫全部がハチワレというわけでもありません。顔の半分だけ黒かったり、耳の回りだけ黒かったりする白黒猫もいます。

ハチワレとは、顔の模様が「八」の字に見えるものをハチワレと言っていて、キジトラでもサバトラでも「八」の字になっていれば、ハチワレと言います。

ハチワレ柄は、日本で2番目に多い柄です。ちなみに1番は、キジトラ柄です。

 

白黒猫の性格は白の部分が多いか、黒の部分が多いかで、異なると言われています。

 

白の部分が多い白黒猫は、怖がりで神経質な子が多いです。

黒の部分が多い白黒猫は、人懐っこくて甘えん坊で我慢強い子が多いです。

 

茶トラ猫の性格

綺麗なオレンジの毛色が特徴ですね。

トラ柄にオレンジ色の遺伝子が入ると茶トラ柄になります。

茶トラ猫は約8割がオスと言われています。(白い部分がある茶トラ猫)

白い部分がなく全身がオレンジの縞模様の茶トラ猫は、約9割がオスです。

茶トラ猫のメスが生まれてくる確率は1/20000と言われています。

もし、見かけたらラッキーです。大切にしてあげて下さい。

 

日本猫で1番の甘えん坊です。

とても人懐っこくて、穏やかな性格です。

抱っこを嫌がる猫も多いと思いますが、茶トラ猫はほとんどの子が嫌がりません。

常に飼い主さんと一緒に居たいと思っています。

とても飼いやすい猫です。

 

スポンサーリンク

 

キジトラ猫の性格

猫の基本の柄は、キジトラ柄です。

茶色い毛色をしていて、そこに黒の縞模様が入っています。

口元だけ白く、おでこ部分に「M」の字があるのが特徴です。

日本で一番多く飼われています。

 

キジトラ猫は、野生の血が強く残っている子が多いです。ですので、警戒心が強くやんちゃな子が多いです。

なかなか抱っこさせてくれません。無理矢理触ったり、抱っこすると嫌われる可能性がありますので、猫から寄ってくるまで気長に待ちましょう。

なかには、ストーカーのように飼い主さんにベッタリという子もいます。特にオスはそういう子がいます。

病気になりにくく、健康で長生きすると言われているので、末永く一緒に居てくれる猫です。

 

サバトラ猫の性格

キジトラ柄にグレーやシルバーの遺伝子が入るとサバトラになります。

キジトラとサバトラってよく似てますよね。

違いは、

キジトラ:茶色ベースに黒の縞模様がある

サバトラ:グレーベースに黒の縞模様がある

 

少しでも茶色が入っていたらキジトラとなるので、サバトラは希少だと言われています。

 

サバトラも野生の血が入っているので、やんちゃな子が多いです。

キジトラほどではないですが、警戒心が強く慎重です。

知らない人が来たら、逃げ出したり隠れたりします。特に白い部分が多いほど警戒心が強いと言われています。

なかには正反対な子もいます。人間が大好きで人懐っこい子もいます。

 

スポンサーリンク

 

三毛猫の性格

三毛猫のほとんどはメスです。

オスが生まれてくる確率は、1/30000と言われています。

オス猫は、遺伝の関係で茶色と黒色の毛が同時に生えてこないからです。

三毛猫のオスと出会えれば奇跡とまで言われていて、すごく縁起の良い猫とされています。一度はお目にかかりたいものです。

 

性格は、、機嫌がいい時と悪い時がはっきりしてる気分屋さんです。

そのくせ、人懐っこくて、誰にでも寄っていく傾向があります。

運動することが大好きで、登れるところがあるとどこまでも登っていってしまいます。

 

サビ猫の性格

サビ猫は三毛猫の一種です。

サビ猫も三毛猫同様ほとんどがメス猫で、オス猫は滅多にいません。

理由は三毛猫と同じで、オス猫は茶色と黒色の毛が同時に生えてこないからです。

サビ猫のオスができる確率も1/30000です。

 

性格は、飼い主の状況をよく理解できる頭の良い猫です。

警戒心が強い為、仲良くなるには時間がかかります。しかし、一度仲良くなると家族のような固い絆で結ばれます。

メス猫が多い為、母性愛が豊かで面倒見が良いです。

 

 

まとめ

代表的な猫をご紹介しましたが、この他にもたくさんの種類の猫がいます。

種類が同じでも、オス猫とメス猫では性格が異なります。

初めて猫を飼うのであれば、「黒猫」か「茶トラ猫」がおすすめです。

病気をしにくく、長生きしてくれるのは、「キジトラ猫」か「サバトラ猫」です。

「この種類は絶対にこの性格」ということはありませんので、参考程度に見て下さい。

 

スポンサーリンク

さいごに

性格がキツイ子もいれば、優しい子もいます。

懐かない子もいれば、すぐ寄ってくる子もいます。

猫の性格なんてあってないようなものだと思います。

 

環境や飼い主さんの愛情でいくらでも変わると思います。

 

愛情を注いだ分、いつでもそばにいてくれる存在になってくれることでしょう。

 

おしまい

 

最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。

 

 






猫との暮らし
スポンサーリンク
りんさくをフォローする

コメント