こんにちは! りんさく(@sakurarin72)です。
今日は休みだ~。なにしようかな・・・
買い物にでも行くかぁと、重い腰をあげてみた。
すると、寝ていた猫たちが起きだして
「おい!どこ行くねん?」
と、言わんばかりに冷たい視線を浴びせてきました。
そんな猫たちの威圧にも負けずに、近くのイオンに到着!
買うつもりもないのに、ペット用品売り場に吸い込まれるのは、なぜ?(笑)
猫や犬を飼っている方なら、この気持ちをわかってくれますよね。
売り場は冬に向けてなのか、猫のフワフワもこもこしたベッドがたくさん並んでいました。
「あっ!1人ちびニャンが増えたんやった」と思い、子猫用のフワフワベッドを購入。
結局買ってしまった( ̄▽ ̄;)
帰って早速ベッドを設置したものの、ちびニャンは使う気配なし。
なぜか、お姉ちゃん猫がベッドに興味津々で、出たり入ったりしてフワフワを楽しんでいました。
という事で今回は、なぜ猫がフワフワもこもこしたものを好きなのか?というお話です。
前書きが長くてすみません💦
人間も猫もフワフワが好き
人間は、フワフワした柔らかいものに触れると「心が落ち着き癒される」と言います。
これは赤ちゃんの頃に、母親の胸で抱かれていたぬくもりと、似ているからなのです。
人間は「郷愁を感じさせるものに惹かれる」という心理を持っています。
多くの男性が女性のおっぱいを好きな理由も、幼児期に母親のフワフワしたおっぱいの記憶を覚えているからだそうです。
おっぱいの話が出たので、ちょっとした雑談を。
マクドナルドのシェイクは、飲んだことがあるでしょうか?
飲みにくいというか、吸いにくいですよね。
あれは、赤ちゃんが母乳を吸う時の速度を再現しているから、わざと吸いにくくなっているそうです。
すいません、話を戻します。
そして人間は母親から離れると、フワフワ、もこもこしたぬいぐるみや洋服、アクセサリーやクッションなどで、安心感を得ているそうです。
猫を撫でると、幸せホルモン「オキシトシン」が分泌されて癒されるのは、赤ちゃんの時に触れていた母親のフワフワした感覚と、似ているからなのかもしれませんね。
この人間と同じ感覚を、猫も持っているのです。
なぜ猫はフワフワした物を好むの?
猫は、フワフワしている物で遊んだり、柔らかくてもこもこしている場所で寝ていると、幸福感を得られると言われています。
猫が、フワフワしている所で寝ている姿って、すごく可愛いですよね。
見ているだけで、癒されますね。
猫そのものがフワフワした生き物なので、一緒にいる僕たちが幸せな気持ちになるのは、当然な事なのかもしれません。
なぜ猫は、フワフワした柔らかいものを好むのでしょうか?
先ほども言いましたが、理由は人間と同じです。
母猫に似た感覚だから
母猫の、柔らかくてフワフワしたぬくもりと、似ているからなのです。
人間がフワフワしたものを好むのは、母親の柔らかいぬくもりが、忘れられないからだと言います。
猫もその理由と同じで、母猫のぬくもりが恋しくなっているのです。
愛猫がフワフワした所で、ふみふみをしていたり、手でもみもみしている姿を見たことはありませんか?
あれは、母猫からおっぱいをもらっていた時の感触と似ているために、気持ちが和らぎ安心できるからする行動だそうです。
愛猫がフワフワな場所にいる時は、温かくて柔らかな母猫の愛情を、思い出しているのかもしれませんね。
暖かいから
ただ単に「フワフワしたものは寒さを防げるから」という理由で、好むケースもあります。
寒さが苦手な猫にとっては、フワフワした毛布などが、暖かくて気持ちがいいのでしょう。
特に、これから突入する冬の時期は、愛猫がフワフワした所で寝る機会が、増えるかもしれません。
フワフワした所で寝ている愛猫の姿は、可愛さが倍増する事は間違いなしです。
シャッターチャンスをお見逃しなく!
寂しいから
猫がフワフワした場所を好む時は「寂しさを紛らわすためだ」という説もあります。
これも最初に言った「母猫を思い出して…」という、延長線上になるのかもしれませんが、猫は寂しくなると、安心できる場所、リラックスできる場所を求め出すそうです。
フワフワした場所で悲しそうにしていたり、つまらなそうにしていたら「寂しいなぁ」と思っているのかもしれません。
その時は、優しく名前を呼んで撫でてあげたり、お気に入りのおもちゃで遊んであげて下さい。
愛猫は、飼い主さんの事を母猫のように感じて、喜んでくれるはずです。
安心する
毛布などに包まると、安心ができて心地のいい気分になりませんか?
これは、フワフワしたものは体にフィットしやすいため「包まれている」「守られている」という感覚が安心感に繋がって、気持ちが良くなるのです。
この感覚は人間だけでなく、猫も同じように感じます。
動物は何かに包容されていると、安心感が高まると言われています。
それは赤ちゃんの時に、母親が包容してくれていた感覚や雰囲気と似ているからだそうです。
母猫が子猫に注ぐ愛情は、素晴らしいものがあります。
その母猫の、柔らかくてフワフワした包容力が忘れられずに、求めるのかもしれません。
フワフワした物への注意点
全ての猫が、フワフワ好きとは限りません。
猫は一度でも、怖い思いや嫌な思いをしたことは忘れません。
フワフワしたものに嫌な思い出がある猫は、近づかない傾向にあります。
その他にも、自分の体にフィットしない、居心地が悪い、素材が気に入らない、暑いなどの理由で、フワフワしたものを嫌う猫も居るそうです。
全ての猫がフワフワ好きというわけではありませんので、無理にフワフワした所を与える事はやめましょう。
その猫に合った快適な場所を、作ってあげて下さい。
ウールサッキング
フワフワした素材を食べて、腸閉塞などの病気になる猫が、増えているようです。
猫が、布やクッションなどを食べてしまう病気を「ウールサッキング(異食症)」と言います。
毛布やタオル、その他の柔らかい素材を、嚙んだり吸っているうちに、口の中へ入り飲み込んでしまうのです。
ウールサッキングの原因は、ストレスや欲求不満などが主な原因と言われていますが、明確にはわかっていません。
特に多いのは、早くに母猫から離れた、早期離乳の猫に多いようです。
粗相をする
「布団におしっこをされた」という飼い主さんも、多いのではないでしょうか。
猫は柔らかくて吸水性の良いものの上で、おしっこをする事があります。
これは「トイレが気に入らない」「何かストレスを抱えている」という事が原因だそうです。
粗相をされると怒りたくもなると思いますが、怒らないであげて下さい。
猫は、布団でおしっこをしたことよりも、おしっこをした事自体に怒られていると思い、おしっこをしなくなる可能性があります。
そうなると、膀胱炎や尿路感染症などへの病気になるリスクが高まります。
怒る前に、粗相をする原因を改善してあげて下さい。
さいごに
人間も猫も柔らかいものは、安心ができるから好きなのです。
物だけでなく、言葉でも柔らかく話をされると、温かさを感じて安心できますよね。
「猫は話せないから、話す言葉なんて関係ない」と思われるかもしれしれませんが、聞く能力は猫にもあります。
猫が物腰の柔らかい人を好むのは、その人から母猫のような安心感を、感じれるからではないでしょうか。
最近「母親が子供を虐待した」などのニュースが多いですが、子供にとって母親は、唯一安心できる場所なのです。
それは猫も同じで、愛猫にとって飼い主さんが、一番の安心できる場所でいてあげてほしいと思います。
柔らかくてフワフワした母猫のような気持ちで、愛猫との暮らしを楽しみましょうね。
おしまい
猫のフワフワもこもこベッド です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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