こんにちは、りんさく(@sakurarin72)です。
「今日はキャットフードが大安売りだ!買い溜めしよう」
たくさん買った愛猫のごはんを、戸棚にしまい忘れていて「賞味期限が切れていた」という事はないですか?
僕はこの前「何で、こんなとこにあるの?」というところから、賞味期限が半年程過ぎたウェットフードが出てきました。
もし、賞味期限切れのキャットフードを見つけたら、捨てますか?それとも大丈夫だろうと思って与えますか?
食べられないことはないのですが、もし与えるのであれば、注意してあげてほしいです。
基本は、食べさせない方がいいので、賞味期限切れのキャットフードは破棄をするのが、愛猫の健康のためにはベストです。
「まあいいか」が、愛猫の健康に悪影響を及ぼす可能性がありますので、十分に注意してあげて下さい。
食べさせると、「どんな危険があるのか」「なぜダメなのか」をお話したいと思います。
賞味期限切れを与えても大丈夫?
誰でもうっかりして、賞味期限を切らしてしまう事はあると思います。
ところで、賞味期限と消費期限の違いはご存知でしょうか。
- 賞味期限・・美味しく食べられる期限の事
- 消費期限・・安全に食べられる事を保証する期限の事
こうやって見ると、消費期限が過ぎているものは、絶対に与えてはダメという事がわかると思いますが、賞味期限なら味が落ちるだけで、与えても大丈夫なのでは?と思ってしまいますよね。
人間ならその考えで大丈夫かもしれませんが、体の小さい猫にとっては、悪影響を及ぼす可能性が十分にあるのです。
なぜ危険か
人間も新鮮な食べ物の方が美味しく感じるように、猫だって新鮮な食べ物の方がいいに決まっています。
猫はかなりのグルメ家なので、味や匂いにはすごく敏感です。
猫にしてみれば、賞味期限が過ぎて、品質が落ちているキャットフードは、美味しい食べ物と思えないのです。
猫は、一度気に入らないと思った食べ物は、二度と口にしないという性質を持っているので、次に同じものを与えても、食べない可能性があります。
それと、賞味期限が過ぎているということは、品質が劣化しているという事です。
ということは、「栄養面や安全面も劣化している」と考えられます。
そう思うと、与えない方が無難ですね。
特に、安いキャットフードは、品質を長持ちさせるために、いくつかの添加物(保存料、着色剤、保湿剤など)が含まれています。
いくら「ペットフード安全法」で、猫の健康に影響のない添加物量が定められているとは言え、劣化が進めば安全と言えなくなってしまいます。
その点、高価なキャットフードは、添加が入っていないため安全なのですが、少し値段が高いのと賞味期限が短いのが難点です。
ただ、賞味期限が過ぎているから、絶対にダメということはありませんが、どのフード会社も「賞味期限の過ぎたキャットフードは、与えないで下さい」と言っています。
愛猫の健康にも大きく影響するので、与えない方が無難なのではないでしょうか。
猫への影響は
ダメと分かっていても、与えてしまう状況だったり、知らないうちに与えてしまっていた、という時があるかもしれません。
もし愛猫が、賞味期限切れのキャットフードを食べたら、どうなるのでしょうか。
栄養が吸収できない
体の小さい猫は、人間のように腸が長くないので、栄養を上手に吸収する事が苦手です。
上手く吸収できないにも関わらず、賞味期限の切れた栄養分の少ないキャットフードを食べていたら、健康でいられるための栄養分が摂取できません。
体調不良の原因になる可能性が、高くなってしまうのです。
カビや腐敗の恐れがある
湿気が多い場所で保管していると、カビが発生している可能性があります。
カビが生えていたら、見た目で分かると思いますが、腐敗をしている時は、見た目でわかりづらいです。
人間も、カビや腐敗しているものを体に取り入れると、下痢や嘔吐やめまいなど、体に悪影響を及ぼすように、猫も同じ症状が出て、体に悪影響を及ぼします。
猫の場合は体が小さいので、最悪の場合は死に至る可能性もありますので、十分に注意して下さい。
ごはんを食べなくなる
今まで普通に食べていたのに「急に食べなくなる」という事が出てくる可能性があります。
前頭でも言いましたが、猫は気に入らない食べ物は、二度と口にすることはありません。
猫はまず匂いを嗅いで、美味しいか不味いか、食べても大丈夫か危険かを判断します。
賞味期限が切れて、嫌な匂いやあまり匂いがしなくなったキャットフードは、美味しいものと認識しません。
そうなると、見た目が同じキャットフードでも、食べなくなるのです。
それと「この器に入っているごはんは美味しくない」と思い、いつもごはんを食べている器では、食べなくなる可能性があります。
病気の危険性がある
下痢や嘔吐だけで済むのならいいのですが(本当は良くないですよ)、命にかかわったり、重大な病気になる可能性だってあるのです。
日本のキャットフードは、法律が完全に整っていないため、製造する基準が甘いのです。
ペットフード安全法が定められているとはいえ、猫の体に悪い成分も、多少なりとも含まれています。
キャットフードが劣化することで、その成分が悪化しないとも限りません。
それを体に取り込んでしまうと、重大な病気になる恐れがあるため、十分な注意が必要です。
もし与えるのであれば、それなりのリスクを伴うことを、覚えておいて下さい。
目安の賞味期限
基本的に、パッケージの裏に記載されていますので、確認してから購入しましょう。
開封前と開封後では、賞味期限が異なりますので、その点も注意が必要かと思います。
開封前
- ドライフード:1年~1年半
- ウェットフード:2~3年
ウェットフードの方が短いように思えますが、ほとんどが缶詰やアルミパウチといった、密閉されている容器に入っているため、空気に触れることがありません。
そのため、劣化はしにくいのですが、一度口を開けてしまうと、見る見るうちに劣化をしてしまうので注意して下さい。
開封後
- ドライフード:1ヵ月
- ウェットフード:1日
開封後は酸化する恐れがあります。
そのため開封後は、高温多湿の場所や直射日光が当たる所には、絶対に保管しないようにしましょう。
あと、空気に触れさせないように、開け口はしっかりと止めて下さい。
密封ができる容器に移し替えるか、フードストッカーなどで開け口をしっかりと密封する事をおすすめします。
ウェットフードの場合は、水分が多く雑菌が繫殖しやすいので、必ず違う容器に入れ替えて、冷蔵庫で保管するようにして下さい。
開封後の賞味期限は1日ですが、なるべく開封したその日に食べさせる方がいいと思います。
無添加のキャットフードです。愛猫の体の事を考えると、無添加の方がいいと思います。
賞味期限は長くはありませんけど…
子猫用の無添加のキャットフードです。
無添加のウェットフードです。
さいごに
誰だって新鮮な美味しいものを食べたいですよね。
それは猫も同じです。
確かに、少しぐらい賞味期限が過ぎているものを、捨てるのはもったいない気もしますが、愛猫の健康の事を考えると、食べさせない方がいいのではないでしょうか。
愛猫に、新鮮で美味しいものを食べさせてあげることは、飼い主さんの愛猫への愛情だと思います。
こまめに賞味期限をチェックするのは面倒ですが、愛猫の健康のためだと思って、気にしてあげて下さい。
愛猫の健康管理は、飼い主さんの務めです。
少し気を使って、いつまでも健康で元気な愛猫でいてもらいましょうね。
おしまい
熱中症対策として、冷却マットで体を冷やしてあげましょう。これがあるのとないのでは大違いです。愛猫の為に用意しておいてあげましょうね。
冷却ベットです。猫の形をしていてデザインも可愛いですね。
携帯用の扇風機です。コンパクトで邪魔にならないので、外出時にいかがですか?猫耳もついて可愛くないですか。
猫を飼っている方なら、いくつか共感できる部分があると思います。人間は猫に育てられているのかもって、思える本です。
暑い時には、水分補給は十分にしましょうね。外見だけでなく、蓋を開けると肉球型の氷止めが可愛い水筒です。
ベストセラーになった猫壱さんの玩具です。ストレス解消には、体を動かすのが一番!どんな猫でも夢中になること間違いなしですので、思う存分遊ばせてあげましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント
ふうちゃんさん、おはようございます!
いつも読んでいただきたいありがとうございます。
いつでも、のぞきに来て下さい。
ありがとうございました。
こんばんは! ブログランキングから来ました。
猫ちゃんにも、もちろん賞味期限内のキャットフードを与えたいと思います。
愛猫に対する愛情がたくさん感じられました。楽しく拝見しました。
また、のぞきに来ます。